2010年09月21日

【映画評】レクイエムフォードリーム

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レクイエム フォー ドリーム [ポスター]
レクイエム フォー ドリーム [ポスター]

ftkstのコピペ拾いから触発。今が旬のテーマだしね。

もう誰も信頼できなくなって、誰かが殺そうとしてる、自分のシャブを奪おうとしてる、隠してる。そういう妄想に取りつかれます。眼に入った奴をメッタ刺しにする。自分の子供でも。ひどいですよ。原型留めてないですから。だから報道出来ないんです。
ある中毒者は、素手で奥さんの腹を裂いてはらわたを引きずり出しました。奥さんが腹の中に隠してると思ったんですね。町に飛び出して30人刺した奴もいます。怖いものが見えるので両目えぐって脳みそ掻き出した奴もいます。
何しろ神経が麻痺してますから。自分の腕がへし折れても、暴れますから。鉛弾くらっても平気です。
悪魔の薬ですよ。東大の偉い先生が作ったんですけどね。
馬鹿な奴らは、最初はみんな平気だと思うんです。気持ちいいだけで何の症状も出ないから。でも薬は必ず耐性が出来ていくものだって知らないんですよ。中毒性があるってことも。全ての薬がそうです。まして覚醒剤なんて、その性能に特化したものなんですから。次々に餌食を増やすために。
悪魔になりたくなければ、あんなものに近づいちゃいけません。
「レクイエム・フォー・ドリームズ」という映画があります。一度ご覧いただければと思います。



結論から申し上げると、そこまでアンチドラッグテーゼな映画ではない。
廃人描写など殆どない。
映画の肝は、処方された痩せ薬の中毒になって脳が鳩山由紀夫化される主人公のお母上と、ダブルディルドアナル我慢大会で優勝しヤクをげっとんするジェニファー・コネリー。





ドラッグに限らない中毒全般を取り上げた映画でして、面白い映画に違いないけど、よくネットで目にする「学校の教材に最適」はちょっと違うような。

そういう動画コンテンツをお探しなら、拙ブログで紹介したアフガンのヘロイン中毒少女やアフガンコネクション、バングラディッシュの女性売春婦動画、世界で最も危険な麻薬の方が啓蒙の役に立つ気がします。

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stars間違えて買ったみたい。
stars見逃すな!!
stars夢へのレクイエムですね。
starsけっこうぐさりと来る
stars絶望という名が相応しい。見所が多い作品。

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starsおしゃれ?
stars雰囲気はよいのだが…
stars黄金比の背景はよいが、作品自体は悪魔憑きのよう
stars数学?
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starsナルシズム。勝手に酔えば?
starsダメな大人っぷりに本当に胸が痛いや
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Posted by kingcurtis 固定リンクComments(8)映画 | ドラッグ
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コメント
「薬物怖い」の話をする時に、
東大のお偉いさんが開発、特攻隊が使用、と書く輩は信用しない。
間違っちゃいないけど、
そのリードの手法を使った場合、残り全てを信用しない。
Posted by んんー at 2010年09月22日 00:40
> 「薬物怖い」の話をする時に、
> 東大のお偉いさんが開発、特攻隊が使用、と書く輩は信用しない。
> 間違っちゃいないけど、
> そのリードの手法を使った場合、残り全てを信用しない。

コピペでも最低限の骨格は必要だね。
(サザエ一家はヒロポン使ったらしいが)
Posted by kingcurtis at 2010年09月22日 01:11
 明治時代に長井長義教授が、伝統的な漢方薬治療で気管支喘息と気管支炎に麻黄(マオウ)が使われているのに着目。麻黄から主要成分であるエフェドリンの単離抽出に成功する。これで気管支喘息患者は呼吸困難から救われ、後年オリンピック選手達のドーピングに乱用され心臓が止まるコトになります。

 抽出されたエフェドリンと偽エフェドリンがアンフェタミンやらメタンフェタミン(覚醒剤)に進化する。武田薬品が製品化したのが「ゼドリン」、大日本製薬が市販し「ヒロポン」です。抹茶の粉末を混ぜたりして飲みやすくしたり工夫、「突撃錠」やら「猫目錠」は軍需工場やら前線の軍人さんに配給されたんですよ。太古より戦争に薬物(興奮剤)を使うのは伝統ですなぁ〜。
Posted by 名は無いでガンス&もりへー at 2010年09月22日 23:54
サザエ一家ではなく、派生作品らしいですよ。

つーか長谷川町子の時代、ヒロポンぐらい普通でしょうね。
この日本で、将来的に強迫神経症達が勝利して、
「ニコチン禁止」「アルコール禁止」
となった後の世界から、
「あの作品は酒を飲んでいる!有害図書!有害映画!」
と叫ぶようなもの。


そんな歴史上の現代との価値観の違いや、
科学的な純粋なる発見という部分を利用して、
”覚醒剤怖い、つまり旧軍怖い、憲法九条!&特攻隊は正気じゃない!”
という風に印象操作する連中を信用しないってだけです。

ところで、
覚醒剤濫用から立ち直った奴ってはたしているんでしょうかね?
Posted by んんー at 2010年09月23日 00:10
世界で最も危険な麻薬

再エントリー希望っす

たとえ動画のリンク切れしてても、あれは啓蒙になったし、見たい人は色々と探すだろうし

それにしてもあのエントリーは衝撃的だったなぁ〜
Posted by 名は無いでガンス at 2010年09月23日 16:27
> 世界で最も危険な麻薬
>
> 再エントリー希望っす
>
> たとえ動画のリンク切れしてても、あれは啓蒙になったし、見たい人は色々と探すだろうし
>
> それにしてもあのエントリーは衝撃的だったなぁ〜

再掲しました。
http://birthofblues.livedoor.biz/archives/50575987.html

ドラッグ系カテゴリーは8割方非公開ですね。
再公開すると問題になりそうなエントリーばっかりで管理画面見て自分でわらた。
Posted by kingcurtis at 2010年09月23日 22:47
>覚醒剤濫用から立ち直った奴ってはたしているんでしょうかね?

あずまひでおがアル中になってホームレスになって
その後、捜索願が出されて保護され病院に入院する事になった
時のエピソードで断酒会で
「一度糠漬けになったキュウリが二度と元に戻らないように
一度アル中になった人は一生元に戻れません。
一生断酒する覚悟が必要です」
と言われてショックだったとかなんとか

>再掲しました

思わず酒井法子のポスターを探しちゃいましたw
Posted by 名は無いでガンス at 2010年09月24日 16:56
>一度アル中になった人は一生元に戻れません
患者にとって摂取してはいけない薬物が街中に禁止されることなく普通に売られてますからね
Posted by ご近所 at 2013年08月19日 19:46
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