2010年03月17日
【未来ないお】過払い金回収訴訟ビジネスでトラブル続々の件

検証過払い―多重債務問題の解決にならない過払金返還請求の実態

テレビCMは「パチンコ」→「消費者金融」→「弁護士事務所」のマッチポンプ・ループな昨今ですが、子ども手当が楔を入れそうですね。
こんな感じですか。
「子ども手当」→「パチンコ」→「消費者金融」→「子ども手当」→「パチンコ」→「弁護士事務所」
この前、旧知の司法書士=福岡県司法書士会の役員さんと雑談しましたが、会として、ヤンチャな司法書士のコントロールが出来ないとボヤいていました。
法として縛り様がなく、司法書士会としての強制も出来ないジレンマだそうで。
憲法で保障された経済的自由権や独禁法、それに対峙する消費者保護や業界倫理規定との兼ね合いを法の番人たる彼らがどう裁くか高みの見物です。
そういや数日前に上場サラ金の元取締役と茶飲んでたら本人曰く、周りから巨額の退職金貰ってひどいヤツ呼ばわりされていると憤慨していましたが、いいタイミングで辞めたんじゃないの。
今年の3月11日にOAされたクローズアップ現代「過払い金が狙われる〜相次ぐ弁護士トラブル〜」です。
見逃した方はどうぞ。
過払いの成功報酬が何%だったら妥当なのか判断難しいとこですが、回収金額に応じ低額なら定額制とか、多額ならパーセンテージ上限キャップ制などどうでしょうかね。
日弁連のガイドラインはあるらしいけど実効性はないらしい。
(不動産仲介手数料は片手で3%です)
ま、無責任な物言いになりますが、過払い請求程度なら本読んで自分でやったらいいよ。
業者へ取引内容の照会やって、引き直しの金額計算して、請求書送って、相手によっては提訴されないと社内決裁降りない場合もあるらしいのでそういうケースだったら140万円以下は簡裁、以上は地裁へ本人訴訟で不当利得返還請求する。
訴状や準備書面はネットで調べても色々雛形あるし、本買って丸写しでも宜しいみたいで。
法として縛り様がなく、司法書士会としての強制も出来ないジレンマだそうで。
憲法で保障された経済的自由権や独禁法、それに対峙する消費者保護や業界倫理規定との兼ね合いを法の番人たる彼らがどう裁くか高みの見物です。
そういや数日前に上場サラ金の元取締役と茶飲んでたら本人曰く、周りから巨額の退職金貰ってひどいヤツ呼ばわりされていると憤慨していましたが、いいタイミングで辞めたんじゃないの。
今年の3月11日にOAされたクローズアップ現代「過払い金が狙われる〜相次ぐ弁護士トラブル〜」です。
見逃した方はどうぞ。
過払いの成功報酬が何%だったら妥当なのか判断難しいとこですが、回収金額に応じ低額なら定額制とか、多額ならパーセンテージ上限キャップ制などどうでしょうかね。
日弁連のガイドラインはあるらしいけど実効性はないらしい。
(不動産仲介手数料は片手で3%です)
ま、無責任な物言いになりますが、過払い請求程度なら本読んで自分でやったらいいよ。
業者へ取引内容の照会やって、引き直しの金額計算して、請求書送って、相手によっては提訴されないと社内決裁降りない場合もあるらしいのでそういうケースだったら140万円以下は簡裁、以上は地裁へ本人訴訟で不当利得返還請求する。
訴状や準備書面はネットで調べても色々雛形あるし、本買って丸写しでも宜しいみたいで。
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コメント
>過払い金回収訴訟ビジネスでトラブル続々の件
大体、つるんでテレアポ掛けて、どんどん過払い金取り返してるのが、
昔は英会話教材、レジャー会員権、内職商法、最近ではオレオレや未公開株、投資ファンドetc…
と悪徳の枝の奴らですから、根こそぎ行って問題になるのは当たり前でしょ(爆www
大体、つるんでテレアポ掛けて、どんどん過払い金取り返してるのが、
昔は英会話教材、レジャー会員権、内職商法、最近ではオレオレや未公開株、投資ファンドetc…
と悪徳の枝の奴らですから、根こそぎ行って問題になるのは当たり前でしょ(爆www
Posted by 名もなき友愛市民 at 2010年03月17日 20:44
そんなに借金ばかりで運営しようとなってる段階で以下略
Posted by 名もなき友愛市民 at 2010年03月17日 22:15
>自分でやったらいいよ。
できないんですよ。
こういうのを人に頼む人って、調べる能力も無いし、文も読めないんですよ。
数式にXやらYやらが入っただけでアウトになる人と同じで、甲やら乙やら言われたらアウトなんですよ。
ほぼ100%成功&取りっぱぐれのリスクの少ない案件のビジネスって昔から色々あるんですけど、
最近は不景気も手伝ってるのか、「過払い請求」とか「生活保護申請」とか「助成金・奨励金請求」みたいなのが流行ってますね。
借金まみれとか、無職とか、仕事しか知らない中小企業の経営者とか、そういうとこに金を回そうとしても、やっぱり2割とか3割は誰かが掠め取っちゃうんですよ。
そうやって自らの権利を簡単に譲渡してしまうところが、彼らが彼らである所以でもあると思いますけどね。
かと言って、全部止めちゃう訳にはいかないし、
「単純にこれをこうしたら解決できる」的な考え方では難しいですね。
できないんですよ。
こういうのを人に頼む人って、調べる能力も無いし、文も読めないんですよ。
数式にXやらYやらが入っただけでアウトになる人と同じで、甲やら乙やら言われたらアウトなんですよ。
ほぼ100%成功&取りっぱぐれのリスクの少ない案件のビジネスって昔から色々あるんですけど、
最近は不景気も手伝ってるのか、「過払い請求」とか「生活保護申請」とか「助成金・奨励金請求」みたいなのが流行ってますね。
借金まみれとか、無職とか、仕事しか知らない中小企業の経営者とか、そういうとこに金を回そうとしても、やっぱり2割とか3割は誰かが掠め取っちゃうんですよ。
そうやって自らの権利を簡単に譲渡してしまうところが、彼らが彼らである所以でもあると思いますけどね。
かと言って、全部止めちゃう訳にはいかないし、
「単純にこれをこうしたら解決できる」的な考え方では難しいですね。
Posted by バランスの問題 at 2010年03月18日 06:21
ミライオの代表の西田研志氏は弁護士が広告を出せないのは独占禁止法違反と公正取引委員会に申し立てて認めさせた張本人ですから宇都宮氏との対決が見ものですね。
Posted by 名もなき友愛市民 at 2010年03月18日 07:51
私は昨年まで貸金業に身を置き、現在は不動産業界に転職しました。
最近の弁護士・司法書士の下品なCMを見ていると、その彼らが過去に批判した貸金業者のCMの劣化版を見ているようで妙な気分になります。
数年前の貸金業界への全国的なパッシングで、貸金業法は過去に遡って覆されるというユニークな法律となりました。
不動産でいうと現在の仲介手数料は物件価格の3%が上限ですが、たとえば数年後に3%から2%に法律の改正があったとします。
ある消費者が10年前の手数料が高過ぎたので損をした気がする。当時に支払った仲介手数料の現在の法律との差額分を返してくれと裁判して、それを最高裁が認める判例を出したようなものです。
ご自分の業界にあてはめるとゾッとする判例だと思います。
また、過払いを専門に扱う士業者は経験もコネも少ない若い人たちが食い詰めてやり始めたと記憶しています。
この問題は、士業界の閉鎖性や資格者の増加、そして法律自体の不安定さに起因するのかなぁと今では思う次第です。
あと弁護士は司法書士をバカにし、司法書士は弁護士の仕事を奪うので、こいつら仲が悪いです。
最近の弁護士・司法書士の下品なCMを見ていると、その彼らが過去に批判した貸金業者のCMの劣化版を見ているようで妙な気分になります。
数年前の貸金業界への全国的なパッシングで、貸金業法は過去に遡って覆されるというユニークな法律となりました。
不動産でいうと現在の仲介手数料は物件価格の3%が上限ですが、たとえば数年後に3%から2%に法律の改正があったとします。
ある消費者が10年前の手数料が高過ぎたので損をした気がする。当時に支払った仲介手数料の現在の法律との差額分を返してくれと裁判して、それを最高裁が認める判例を出したようなものです。
ご自分の業界にあてはめるとゾッとする判例だと思います。
また、過払いを専門に扱う士業者は経験もコネも少ない若い人たちが食い詰めてやり始めたと記憶しています。
この問題は、士業界の閉鎖性や資格者の増加、そして法律自体の不安定さに起因するのかなぁと今では思う次第です。
あと弁護士は司法書士をバカにし、司法書士は弁護士の仕事を奪うので、こいつら仲が悪いです。
Posted by 名もなき友愛市民 at 2010年03月18日 23:27