2009年02月12日

【書評】 ラグビー大魂

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ラグビー大魂(DAI HEART)

全国4500人のラグビーファン待望のラグマガコラム集。
アマゾンで頼んで手元に届くまで半月掛かりましたよ。売れてんの?
(調べたらまだ初版だけど)

どういう本なのかアマゾンより引用すると

内容紹介
ラグビーマガジンで好評連載中の『DAI HEART』および、東京新聞で連載中の『スポーツが呼んでいる』の中からラグビーコラムを抜粋。新たに書き下ろしを1本追加し、また過去の記事の中から人気の高かったものをエクストラ編として挿入。ラグビーファン、藤島大ファンにはたまらない一冊。
スポーツライターとして抜群の観察眼と筆力を持つ著者が、ここ10年間に発表した楕円球をめぐる珠玉のコラム集だ。

内容(「BOOK」データベースより)
ラグビーマガジン『DAI HEART』ほか、藤島大「ラ式蹴球」ベスト・セレクション。




藤島大さんといえば、J-SPORTSの解説でラグビーファンならお馴染みの人。

本書は全てが短い章で構成され、どこから読んでもOKな内容。
巻頭がいきなり「特別編」と銘打たれ、なぜか昨年秋の高校ラグビー福岡県大会準決勝の東福岡VS福岡高校戦。
なんで地方予選なんだww
(藤島さん、最初から結論ありきで書いたんじゃないのww)

あの試合、実はおいらも観に行ったんですよ。
試合として面白かったのは次の土砂降りの中の筑紫高校VS小倉高校だったんだけど・・・
どういう試合かというと、次の決勝戦で(今年の正月花園全国3位の)東福岡相手に2点差で惜敗(しかも誰かの唄みたいにノーサイド寸前に貰ったゴールほぼ正面PK外して負け)した事実上九州ナンバー2の筑紫高校を相手に自陣に釘付けにした小倉!
残り1トライ差まで追いついた挙句、押せ押せ状態で小倉側の選手の負傷によるインジュアリータイムを傍目にもデタラメな時間でブチ切ったレフリー(失礼)のお陰で筑紫が命拾いしたゲーム。あれは本当に面白かった。

勝負は「気」だよ。
気を持続すれば果てなく続くボール支配状態が最大の防御にもなり、相手の気に飲まれた方は一歩目が遅れ始める。
圧されている方は、相手の気をどう断ち切るか。だな。
野球でいう「ピンチの後にチャンス」ってのも、そういうロジックじゃないかな。
だからこそ、あの時の小倉の選手は試合を切ったらダメだったんだよ。
残り時間考えて、すぐにリザーブのプレーヤー投入すれば流れは切れなかった。
なんてねw




折角だから、最近のラグビー関係ニュースを。



他は暗いニュース。
本田技研とセコム。





最後に東芝。



スポーツと連帯責任の悩ましい関係については当ブログも何度か書きましたが
また毎日か! 同志社大学ラグビー部?で大麻問題と報道
朝日新聞は紅衛兵育成計画を中止せよ! 夏の甲子園 明徳義塾密告事件

プロスポーツ興行団の「連帯責任」ってのは、あまり記憶にない。
快刀乱麻の藤島大さんなら、今回の東芝辞退をどう評するんだろう?
(まさに乱麻問題だなw)




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