2008年12月31日
Fw:ネットでビビるな!ネット音痴の業界人へ by 野次馬 - ニュースソース・NewsSource(月額1000円)

リンク先を遷移しまくっていたら、色々な意味で面白いエントリー見つけました。(ちょっと古いけど)
先に当ブログなりの結論書いちゃうと、日本人は情報はタダだと思っていますので、情報そのもので(綺麗に)飯を食うには、ネット以前に紙でも難しいです。
やっぱり脳内情報のみの提供では費用対効果がどうの云われると辛い。
具体的解決策の提示とか成果物がないと。。
その壁を越えるのが「信頼」であり「看板」だったりするのですが、最近のネット界隈からのオールドメディア批判ってのが、上述「信頼」「看板」に驕った業界の姿勢。
食品偽造なんかも根は一緒ですね。
下記ひーちゃんコラムは、有料ネット情報が前提としてベンチマークすべき「有料アナログ情報」への言及が欠落していますので、点数的には80点ですね。
次号に乞期待。
ネット情報以前に広義のEコマース自体が、リアルな世界で食えない(食った事がない)ヤツがデジタルで食える事自体が間違い。
(これがITバブルの正体)
逆説的に、リアルで食える人は、ネットの知識と特性さえ理解できればデジタルでも食える余地はあります。
ひーちゃんもリアルで飯を食う術を知っているから、ブログ運営も上手なのでしょう。
本人は気が付いていないと思うけど。
以下、限定引用フリーだそうですので(それもネットビジネスの必須マーケティングでしょう)適時ご紹介。
ネットでビビるな!ネット音痴の業界人へ
第一回目 「ネットで食えるか?・・・読者10万人、年間10億円稼げるサイトが出てきたとき世の中はかわる」
by 野次馬
ネットで食えるか? という話をしようと思うんだが、まぁ、結論を先に言ってしまえば食えないわけです。
これからは情報提供手段が紙からネットに移行するというのは常識でもあり、実際にそういう形で動いてもいるんだが・・・・。
山岡俊介という人がやっている「アクセスジャーナル」によれば、
有料課金制が機能せず経営破綻した「日刊ベリタ」、ソフトバンクから7億円近い資金提供を受けながらニュースの看板を下ろした「オーマイニュース」、そして事実上の企業支援を受けながら市民メディアを名乗る「JANJAN」。いずれも食えていない・・・どころか、遅かれ早かれ、破たんすると見ている。
というわけで、専業のニュースサイトはどこも苦戦しているわけです。ただ、ここでちょっと注目したいのは、その分析をしている「アクセスジャーナル」という有料サイトなんだけどね。ここは「その記事を読んだ人の数」が表示されるので、銭勘定が判りやすい。
12ヶ月購読(1名) \9,000の費用でどの記事でも読み放題なので、もっとも購読者が多い記事を確かめてみれば、それがほぼイコールで年収になる。
で、当然ながら企業情報というのがカネになるわけだ。
たとえば、2006/07/19付けの記事、当局が注目する上場企業一覧「補強版」79社(上)では、閲覧数 (1725) となっておりまして、ざっと年間売上が1500万円という推測が成り立つ。
もっとも、時期によってこの数字はかなり動くわけで、多いときにはアベレージ2500という時期もある。コレで年間2000万。
そんなわけで、今後の一つの方向性とされるネット・ジャーナリズムは、わが国においては大苦戦しているんだが、一方では、おいらのやっているような弱小サイトでも気にして読んでくれる人はいるようで、招きを受け、以下の日程で講演をすることになったりする。
(中略)
ところで自分の事で恐縮なんだが「ネット潜水艦」と呼ばれてます。正式には
ネットゲリラは潜水艦戦である。
潜水艦に前線はない。
自分に有利な時と場所で
戦闘を開始する
という長〜い名前のサイトをやっておりまして、無料です。
以前はゲバラの写真がタイトルバックだったんだが、今はハリマオです。
それで判る通り、右とか左とか、そういう主義主張はないです。むかし、ノンセクト・ドジカルなんて言葉が流行ったな。で、情報サイトとは言っても、自分で永田町ウロついてネタ集めるとか、そういうやり方ではなく、ひたすらネットを彷徨ってネタを探す、いわば「他人のフンドシ」方式なんだけどね。
他人のフンドシでカネを稼ぐほど悪辣ではないので、無料でやってます。
それでもAmazonのリンクを貼っているので、アフィリエイトで毎月10万円ほど入ります。アフィリエイトというのは結局「広告」なんだが、売れた分だけマージン貰えるわけで、おいらのサイトではAmazonの本やDVDが月に200万円ほど売れ、取次の大阪屋と宅配屋はウハウハで、その分、田舎の小さな本屋さんが一軒くらい潰れているかも知れない。それがネット時代というもんです。
アクセス数は、というと、毎日10万PV(ページビュー)くらい。ユニークアクセスでは3万くらい。つまり、毎日「3万人が10万回クリック」しているという計算になりますね。個人でやっているニュースサイトとしては多い方だが、ゲームとかアニメとかのニュースサイトはもっとアクセス多いです。
おいらのサイトはオッサンがやってるので若向きの話題は苦手です。で、有料サイトと比べると異常にアクセス数が多いように感じられるんだが、人間誰しも無料には弱いわけでね。タダでやっているサイトなら、10万PV出すくらいはそんなに難しい事ではないです。で、社会的影響力としては、有料サイトより明らかに大きいわけで、政治的プロパガンダとしては有効かも知れない。
北京五輪聖火リレーの時には、おいらのサイトだけで反中国・チベット国旗のTシャツを1000枚売りました。Tシャツというのは他人の目に触れるモノなので、1000枚の「反中国」プロパガンダが日本中にバラ撒かれたわけで、ネットの威力というのはこういうところにもあるわけだ。
読者10万人、年間10億円稼げるサイトが出てきたとき世の中はかわる
で、問題は「どうやって10万PV出すか?」というところに尽きるんだが、さあ、お立ち会い。
ここからがカネの取れる部分だ。
(以下、リンク先をご参照ください)
運営については、ひーちゃん曰く、PV10万/日、UU3万/日
うちはざっくり、PV2万/日、UU1万/日って感じですか。
エントリーの数にPVが比例するってのは正論。
あとは細切れ理論ですね。
こういうエントリーで分析した事があります。
アメブロ総PV数急上昇の秘密か? ギネス世界記録の上地雄輔という人のブログをケーススタディにしてみたテスト
うちは以前はトップページに表示エントリーの全部を晒していましたが、トップの表示が異常に重過ぎると苦情が相次ぎw、そういう理由から細切れにしました。
有料情報についてはおいらも昔、別サイトでパクリ屋銘柄とか融手情報とかをネットでちょろちょろ小出しした事あります。
ああいう直截的な情報は金払ってでも欲しい人が多いと思われますが、訴訟リスクやほにゃらら団対策を考えるとションベンちびりますので金輪際やらないw
よって、素人が義憤に駆られてなんちゃってジャーナリストブログ運営するのなら、代わりにリスク背負ってくれる壁探して安牌打つのが定石。
後ろ盾なしに勝負すると、十中八九自分で尻拭く羽目になります。
匿名だから大丈夫??そんなのは幻想です。
小金稼ぎたいなら、上品なアフィリエイトにて。
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コメント
PV2万/日が全員コメント書いてってくれればいいのに。
Posted by んんー at 2008年12月31日 21:20
生アクセス状況と似非地球市民数でだいたいの様子はわかりますが、ひーちゃんが月10万アフィリで稼ぐのは信じられん。
ここ数ヶ月ひーちゃんブログ見てないのですがアマゾンだけですよね?クリックや閲覧だけの広告主のはありましたっけ?
ここ数ヶ月ひーちゃんブログ見てないのですがアマゾンだけですよね?クリックや閲覧だけの広告主のはありましたっけ?
Posted by nanasi at 2009年01月02日 00:44