2008年08月17日

霧の火−樺太・真岡郵便局に散った9人の乙女たち <日本テレビ 2008年8月25日夜9:00〜11:18 放送>

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所謂「北のひめゆり」です。
めったに触れられないテーマですので、夏休み中の子供達に見せようぜと。

唯、一抹の不安がオリジナル脚本という事で、史実を歪める点が仮にあれば視聴者を大きくミスリードする虞が。。
自決というデリケートなテーマだけに、キモの部分は忠実に再現して欲しいが。
(誤解を恐れず推測半分で書くと、慶良間と同じく集団パニックによる自殺連鎖かと思います)

因みに当初の慰霊碑は軍令による服毒自殺と、慰霊どころか御霊を冒涜する様な記述だったそうです。(その後書き直した由)

沖縄の様に、「真岡郵便局」も反政府ゲリラによる利敵行為に転用されると困りますね。。
あいつら阿呆やから、反戦素材にまだ気付いていないんだろうな。

イントロダクション

昭和20年、北の大地・樺太で、未来を信じ、懸命に生きた電話交換手たちの青春、恋愛、そして家族の物語。

第二次世界大戦末期、―――昭和20年8月8日、ソ連が日本に宣戦布告。
当時、日本の領土だった樺太(現サハリン)南部は戦火につつまれました。
南樺太西海岸の街・真岡(現ホルムスク)は樺太有数の都市として栄えていました。
その真岡郵便局ではソ連との開戦後も、電話回線を守り通信を確保すべく十数人の電話交換手たちが職場を守り続けていました。

そして8月15日―――終戦。
戦争は終ったはずでした。しかしソ連軍は南下を続け、真岡に迫っていました。
刻一刻と迫る恐怖の中でも彼女ら交換手たちは交換台に残りました
8月20日朝―――真岡沖にソ連軍艦が現れ、ソ連軍が上陸を始めます。
最後の瞬間まで職務と交換台を守り続けた交換手たちは服毒し、自ら死を選びます。



その日から63年後の平成20年、派遣社員の愛子が元・真岡の電話交換手である瑞枝の語る体験記を文章にまとめてくれ、という奇妙な依頼を受けるところから、この物語は始まります。
そして瑞枝は意外な事を、愛子に打ち明けます。
「私は…九人の仲間を…殺しました」と。
彼女の語る、霧の中の記憶
昭和20年8月20日、真岡の郵便局で、青春時代の瑞枝に何が起こったのか?
瑞枝の残した謎の言葉を追ううち、愛子は驚くべき事実にたどり着きます。

「利家とまつ」、「点と線」など現代を代表する脚本家・竹山洋の書き下ろしオリジナル脚本で、過去と現代、二つの時代を生きる女性たちを通して、人を変えてしまう戦争の恐ろしさを、そして懸命に生きる事の素晴しさをリアルに、そしてせつなく、日本テレビ開局55年記念特別ドラマに相応しい壮大なスケールで描き出します。


霧の火−樺太・真岡郵便局に散った9人の乙女たち− 日本テレビ
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【関連エントリー】
nanami 専用
nanamiさん 死亡のお知らせ
左翼の総本山「東京新聞」 僅か数人しか死ななかった樺太・真岡事件を恐れ多くも「北のひめゆり」と歪曲報道
日本テレビ 「霧の火−樺太・真岡郵便局に散った9人の乙女たち」 終了








コメント
>所謂「北のひめゆり」です。
>沖縄の様に、「真岡郵便局」も反政府ゲリラによる利敵行為に転用
何か勘違いしているようなのでコメントしておきます。

Birth of Bluesさんは1953年の映画「ひめゆりの塔」を見たことがないようですね。あれがどういう意味を持つか誤解しているのでしょう。確かに一部のメディアではあれを殉国美談(天皇の支配する日本国の為に死ぬ尊い行為)として受け取り、自殺した女性を日本国防衛に自分の死さえ捧げた英雄としました。しかしひめゆりの実態は非情な日本国家による死の強制です。最も有名な1953年の「ひめゆりの塔」でもこの辺りは<映画的表現>でしっかり描かれています。また近年では1996年の「GAMA」といった映画で、はっきり日本兵に死を強要されて自殺せざるを得なかったことが描かれています。Birth of Bluesさんはこれらをご存知ないようですね。
Posted by nanami at 2008年08月19日 14:09
 さて今回の「霧の火」は1974年の「氷雪の門」の焼き直しだと思われますが、「氷雪の門」では実はこの辺が曖昧で、交換手の女性たちの死は殉国美談に見えたし、それ以上にソ連批判だと受け取られたようですね。その為靖国神社も関係したようですね。しかし2007年の沖縄戦の議論を経て、日本テレビもそうそう曖昧でおかしなドラマを作ることはないだろうと私は思っています。

 結論としてBirth of Bluesさんはお子さんに、こんな風に死んだらいけないよ、まず戦争はいけないことだし、次に天皇のに死ぬなんてもってのほか、国の為に死になんていうけどそもそもなんで死なねばいけないのか考えて御覧、と教育することになると思いますよ。
Posted by nanami at 2008年08月19日 14:10
63年前の戦争で多くの日本人が戦争で死んだけど、なぜそんなに死んだのかBirth of Bluesさんはご存じないでしょう。欧米ではまず有り得ない民間人の死がなぜ容易に起きるのか?、なぜ8月15日過ぎに死ぬ羽目になるのか?、といった辺り知識のないBirth of Bluesさんには今回のドラマは勉強するよい機会だと思います。
Posted by nanami at 2008年08月19日 14:10
nanamiさんあんたバカだろう、日本の民間人を殺したのは「アメリカ兵」だよ、樺太や満州で日本の民間人を大量に殺したのも「ソビエト兵」だよ、終戦後に宣戦布告して領土侵略した連中が何をしてきたか知らないのはあんたのほうだ!
Posted by 杉本一男 at 2008年08月19日 23:33
凄い知識?がある割りに映画を事実みたいに受け取る人っているんですね
Posted by 123 at 2008年08月20日 03:03
典型的パターンじゃん
よくまあ、Birthさんのコメに書けるもんだ
恥を知れえっと、わたくしは言い逃げますが
Posted by takkyu at 2008年08月20日 08:48
さっそく馬鹿が出てきたの書いておきますが、沖縄戦「集団自決」で民間人を殺したのは実質的に日本兵です。それが教科書に書かれた「強いられた」という言葉の意味です。また映画「ひめゆりの塔」でも<映画的表現>でそのように描いています。
 
 「霧の火」は「ひめゆりの塔」と同じくドラマであり、戦争で実際に何があったかという問題と同時にそれをどう描くかという2つ事が常に問題になります。沖縄戦でも樺太でも、民間人は日本国家とその軍により、死を強制され死ぬよう迫られました、それを映画は<映画的表現>を使って描いてきました。
Posted by nanami at 2008年08月20日 11:13
 映画やドラマは事実ではない、という言葉は物を知らない子供(大抵は戦争は知らず兵器にしか関心のないただのミリオタ)が映画などの感想によく書く<言い訳>ですが、日本で太平洋戦争を題材にしたものには実際にはあてはまりません。戦争映画が盛んに作られた60年代では体験者が多く存在し嘘を描けばすぐに問題になったからです。今でもそれは基本的には変わっていません。


Birth of Bluesさんはこのドラマで日本国の犯した戦争の残酷な真実(=天皇制国家が民間人を死に追いやったということ)をお子さんと一緒に学ぶものと期待しています。
Posted by nanami at 2008年08月20日 11:16
無知なBirth of Bluesさんのブログに集まった投稿者は高校生程度と推測されますが、わかったことはまあまあ推測可能なことですね。

1「霧の火」などの戦争ドラマへの若年視聴者の反応は、出演者や派手な演出よりも、題材となった戦争の事実への関心が高い

2しかし、ほとんどの視聴者はその事実についてほとんどまったく無知であると思われる

3また、視聴者は過去の映画やドラマを見ていない。戦争を題材とした映画やドラマは、そうした題材を何回も伝えてきたが、こうした視聴者は過去のドラマ・映画を有名なものでさえ見ていない

4こうした無知な観客の感想は、過去の例では割合素直なものであり、ドラマの制作意図をそのまま受け入れる傾向にある
Posted by nanami at 2008年08月22日 13:30
(続き)
5結果として、視聴後の感想は多くは、「過去の出来事を知って驚いた、悲しかった、感動した」と同じ感想が繰り返されるのは、上記の経緯から当然の結果であり好ましい。

6製作者側もそうした過去の経験から同じ製作態度で臨んでおり、同じような題材と演出、製作方針でのドラマを繰り返すことになると思われる。

7投稿者は若年であまりに知識がないため自己の右翼的言動を「右翼的」であると理解できないと思われる。60年前の過去の歴史・出来事・当時の人の考え方への知識が、ひどく不足していると思われる。また右翼は「忌避すべきもの」とは考えておらず、逆に「左翼」へは根拠はないが批判したがる。全体として何も知らないまま発言している。
Posted by nanami at 2008年08月22日 13:31
(続き)
7投稿者は若年であまりに知識がないため自己の右翼的言動を「右翼的」であると理解できないと思われる。60年前の過去の歴史・出来事・当時の人の考え方への知識が、ひどく不足していると思われる。また右翼は「忌避すべきもの」とは考えておらず、逆に「左翼」へは根拠はないが批判したがる。全体として何も知らないまま発言している。

8知識がないため議論もできない、反論があれば黙るだけで、自分の知りたい事を得るための質問さえする能力はない。その結果十分納得することもない。

9こうした投稿者は、日本の犯した過去の戦争について発言するのに、自分がなんの知識がないまま発言している事を自分で不思議だと思っていない。そこにあるのは漠然とした戦争のイメージであると思われ、それがなぜ、どのような経緯で起きたかは説明者の解説を容易に取り込むと思われる。
Posted by nanami at 2008年08月22日 13:32
さっそくnanamiという馬鹿が出てきてるw
Posted by . at 2008年08月27日 00:48
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