2007年02月09日

朝日新聞 ファンタゴールデンアップルは都市伝説。実在しなかったそうで。

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「ファンタゴールデンアップル」は実在しなかったというのが定説のようです。

現実か幻か? 都市伝説にもなったあの飲料が登場! ファンタ・ゴールデンアップル - [コンビニグルメ]All About
曰く、
・日本コカ・コーラに問い合わせたが「存在しない」という回答だった。
・『ある』派はゴールデングレープとアップルを混同している。

ですが・・・
俺、小学校の頃飲んだ事あるもん。(福岡市です)
瓶だったよ。
んで、理科の実験でゴールデンコーラとかゴールデンオレンジを作ったwwww
(脱脂綿浸して脱色するだけだがw)
記憶違いなのかなぁ??

安くて量が多いチェリオ。
舌が変色するミリンダ。
ワンシーズンで発売中止になったゴールデンアップル。
この3つはよく覚えている「筈」なんだが・・・・
「犬の散歩」世代の応援乞う。

「都市伝説」またぞろ脚光 真偽よりもつながり求め 朝日新聞
2007年02月08日
 「耳にピアスの穴を開けると白い糸が出てきて、引っ張ると失明する」「誰もいないトイレの個室から返事をするトイレの花子さん」――。70年代後半から80年代、少年少女を中心に広がった「都市伝説」。古くさくて、うさんくさい物語は、情報化社会の現代に一見、似合わない。でも今また、20〜30代の若者を中心に、都市伝説が注目を集めている。  


 「徳川埋蔵金」から米国にあるといわれる「宇宙人カプセル」まで、お笑いコンビ・ハローバイバイの関暁夫さん(31)が語る都市伝説をまとめた単行本『ハローバイバイ・関暁夫の都市伝説』(竹書房)は実売で10万部を突破した。昨年末に初版8000部で発売され、増刷を重ねている。

 好きなことを芸に、と関さんがライブで都市伝説を語り始めたのは3年前。客席から笑いは起きず、みんな息を潜めて聞く。「へえ」「はあ」と時々漏れ聞こえる声のみ。女子高生が多かった客層は20〜30代に変わった。「僕はただの語り部。世の中の人が作ってくれた物語が面白い、世間のおかげです」

 テレビ東京系のバラエティー番組「やりすぎコージー」でも、「芸人都市伝説」は人気企画だ。視聴者はやはり20〜34歳の若い世代が中心。番組DVDも3万本とヒットしている。

 同局プロデューサーの伊藤隆行さん(34)は「『生きていても面白くない、その場が楽しければ良い』と刺激を求めている人は多いと思う。都市伝説にひかれるのは現実からの逃避行動かもしれません」と話す。

 「都市伝説」とは、民俗学者の大月隆寛さん(47)らが、ブルンヴァン著『消えるヒッチハイカー』を翻訳した88年に作られた言葉だ。ここでは「わたしたちの時代の希望、おそれ、不安をうつしだす」とある。

 国学院大名誉教授(口承文芸)の野村純一さん(71)は子供のころ、「町の食堂のバケツからネコの首がはみ出していた」と聞かされたという。大学に入れば「食堂のカレーにネコの肉が使われている」となり、最近ではハンバーガーが伝説の対象になる。都市伝説は時代とともに姿を変えてゆく。

 「どれだけ調べても、最初に語り始めた人にはたどり着かない。でも、物語が生まれた理由や背景に近づく手がかりとなる、それらしい資料は見つかる。だから、僕も信じているところはありますよ」

 かつては口承伝達で広がった都市伝説。今は、インターネットに関連サイトがあふれ、メールで広がるエピソードも数え切れない。

 中央大助教授(コミュニケーション論)の松田美佐さん(38)は、メールやブログの登場で「情報の発信者が増え都市伝説のような小話を語る場は増えている」と話す。

 「現実」になった伝説もある。「炭酸飲料ファンタには70年代、ゴールデンアップル味があった」という伝説は、近年ネットを中心に「あるない論争」に発展。実在しなかったのだが、02年と06年に日本コカ・コーラは商品化し、限定発売した。

 松田さんは「電話で伝えるまでもない小話でも、ふと思いついて送ることができて、いつも一緒にいる感じがする。ウワサや都市伝説は『あなたには伝える、教える』という人間関係を確認する意味がある。だから、真偽は問わないのです」と話す。

 ミクシィなど、若い世代が親しむ、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)も都市伝説を語り、広める場にはぴったりなのだ。

 一方で、マスメディアを巡る状況は変化し、報道や情報の正確さ、倫理性が強く求められるようになっている。

 民俗学者の大月さんは、「マスメディアを介した『タテマエ』が濃密になった分、『それ以外』への欲望がふくらみ、ウワサやゴシップの広まる環境は整っている」という。都市伝説は差別につながりかねない言葉遣いや描写、特定の企業にマイナスとなる話があふれている。公の場では紹介しにくいエピソードの方が多いくらい。

 大月さんはこう続ける。

 「メディアが発達して情報がまんべんなく流通するようになれば、『真実』がより確かになるのではなく、『真実』とされるタテマエが増殖し、それに比例して『それ以外』も肥大する。都市伝説的なものが宿りやすくなっている部分はあるのでしょう」

    ◇

・童謡「さっちゃん」には4番の歌詞があり、それを聴いたら……。

・海辺で足を切ると傷口からフジツボの卵が入り込んで体内で繁殖する。

・切符の端にある4ケタの券番の1ケタ目と4ケタ目が同じ数字だと「両思い切符」、持っていると恋がかなう。

・○○公園の池でボートに乗ったカップルは破局する(各地の有名公園で存在)。

・人の顔をした犬、「人面犬」がいる。

(『ハローバイバイ・関暁夫の都市伝説』などから)

都市伝説といえば、おいらが小学校の頃は「カシマ美人」っていう恐怖話が跋扈していたよ。
後の「口裂け女」です。
ハローバイバイ・関暁夫の都市伝説―信じるか信じないかはあなた次第ハローバイバイ・関暁夫の都市伝説―信じるか信じないかはあなた次第
関 暁夫


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Posted by kingcurtis 固定リンクComments(5)世間話 
Edit







コメント
こんばんは。
おそらくkingcurtisさんとは同世代だと思うのですが、大阪では「ファンタアップル」が発売されてから「ファンタゴールデングレープ」が発売されました。たぶん「グレープ」の着色料のことが問題になってだと思うんですが。
そのあと、「アメリカンヨーヨー」とか「バンバンボール」などのプロモーションに釣られて結構コカコーラ製品は飲んだなぁって記憶があります。「アメリカンヨーヨー」はアメリカンチャンピオンといわれる人が全国行脚して、うちの弟はサインまでもらってましたよ。

>都市伝説といえば、おいらが小学校の頃は「カシマ美人」っていう恐怖話が跋扈していたよ。

ありました!
「私の顔、どっちがキレイ?」ってやつですね。「広島の鹿島」と言うのだったのか言ってはいけないのだったかは忘れましたが(苦笑)
Posted by おーちゃん at 2007年02月10日 02:59
Q州ですが、ワタシも飲んだ記憶がありますよ、
ゴールデンアップル。
今で言う、“クリアタイプ”のアップルジュースの色で
“ゴールデン”という大げさな名前だったから、
結構印象に残っているんですが。
まさか都市伝説化していようとは。記憶違いでは
無いと思うんですがねぇ。
Posted by ひろぽん at 2007年02月10日 09:05
>おーちゃん
大阪も「カシマ美人」あったんですか!
その頃、社会の授業で使っていた地図で、全国のカシマを皆で探しました。
佐賀と茨城にありました。
後の鹿島アントレーズであるww

>ひろぽんさん
あっしも飲んだ記憶はあるのですが、メーカーから「存在しない」といわれると、多少自信もなくなる今日この頃w

Posted by kingcurtis at 2007年02月10日 10:36
出遅れました。

Gグレープが出た当初、「あの紫色がいかにも葡萄の雰囲気をかもし出しているのに、
なんで色を抜くかな」と思った記憶が残っております。
対して、Gアップルについてはまったく記憶がありません。
アップルには色を抜く、もしくは足すことにあまり意味を見出せないのですが。

以下、Gアップルが存在するとして、推察。

1.Gアップルは発売元がコカコーラボトラーズではなく、
  地方のマイナー中小メーカー。いわゆるバッタもん。
2.南九州コカ・コーラボトリングが発売した限定商品。
  なので、大元の日本コカコーラでも把握していない。
3.「なんらか」の理由でコカ・コーラの黒歴史となっている。
  たとえば、当時の開発担当者が不祥事を起こした、とか。
4.日本コカ・コーラの壮大な「釣り」w
Posted by SUSI(東京出身) at 2007年02月10日 12:00
>SUSIさん
2に一票入れますが
×南九州コカ・コーラボトリング
○北九州コカ・コーラボトリング
現コカ・コーラウエストジャパンでございます。
Posted by kingcurtis at 2007年02月10日 22:15
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