2005年11月27日

東京新聞 寄生虫キムチが鳥インフルエンザの免疫力向上に有効 【なあに、かえって免疫力がつく】

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プチ朝日の東京新聞ですが、本家に勝るとも劣らない電波記事です。
こりゃ、戒告処分でしょう。

駄文転載ですが、まずはお付き合い下さい。
源平富士川の合戦でもあるまいに、鳥の羽音に驚くような、最近…

源平富士川の合戦でもあるまいに、鳥の羽音に驚くような、最近の鳥インフルエンザ騒ぎを苦々しく思っていた。そこへ今回のタミフル騒動だ。パソコンまでが「民降る」と誤変換するほどの情報パニックから、そろそろ醒(さ)めてはどうか
▼今回の騒ぎは、米食品医薬品局(FDA)が副作用で死亡した十六歳以下の服用者十二人は全員が日本人だったと発表したのがきっかけ。本紙特報面によれば、スイス・ロシュ社の調査で、過去五年間にタミフルの処方を受けた日本人は二千四百万人、世界の77%を占め、子どもへの処方量では日本は米国の十三倍だった
▼医師も患者も、日本人の薬好きにはあきれるが、タミフルは本来インフルエンザ発症後の治療薬。それをこんなに大量に“予防内服”に使えば「免疫力が弱まって耐性タイプの新型ウイルスをつくりかねない。とんでもない話だ」と専門家も指摘している
▼厚生労働省はタミフルの備蓄目標を従来の一・七倍、二千五百万人分に増やしたが、世界各国が必要とする時にこの大量消費は国際批判を招きかねない
▼だいたい日本ではまだ人への感染が確認されていないのに、そんなに怯(おび)える必要があるのか。普通の風邪なら、栄養と睡眠をとって休めば済むのに、高価なインフルエンザ専門薬を予防服用する必要はなかろう
▼かねて風邪気味のときは、ニンニクをこってり利かせた焼き肉を食べるに限ると教わり、以来、風邪対策の特効薬代わりにしてきた。キムチは最近、寄生虫卵騒ぎで不評だが、なあに、かえって免疫力がつく。11/24(日付は当ブログ追記)

これを素直に読むと、

鳥インフルエンザウィルスに有効なタミフルってのが薬害問題起こしてるんだ。
十六歳以下の服用者十二人が死亡し、全員日本人??
んで、日本が市場を独占しているのか。日本って戦前も戦後も世界に迷惑掛けているな。
専門家も呆れてるんだね。当然だ。
これを予防服用してんのか。んで、副作用は重篤だし、突然変異インフルエンザも出現するのか!
恐ろしい!
え?インフルエンザの特効薬って、ニンニクと焼肉??
寄生虫卵がインフルエンザの免疫を強める?
寄生虫卵単体食いはエグイから、キムチで間接摂取するのが流行りなのか。。。。
韓国に感謝しろってこと?
マジかよ?

実際はどうなんでしょう?
ソースは、なんと!同じ東京新聞より。(これも酷い情報操作記事)
壮大な自己矛盾を読んで哂いましょう。
タミフル 日本人消費世界一のなぜ 8割を独り占め『ドリンク剤並み』 11/23より抜粋。

最初の疑問は、国際批判を招きかねない日本の世界市場独占について。

製造元のスイス・ロシュ社の調査では、過去五年間に日本で約二千四百万人がタミフルの処方を受けており、処方量は世界の77%を占めたといわれる。日本の販売元・中外製薬によると、一昨年から今年六月までの全販売額の43%が日本分だという。米食品医薬品局(FDA)の調査では、過去五年の処方分のうち、子どもの処方量は、日本が米国の十三倍に上ったとのデータもある。


過去、5年間平均で処方量の世界シェア77%だったのが、一昨年から今年六月までの販売額は同43%。処方量に対し販売額で対比させているのも情報操作臭いが、結局最近の使用量は下がってるじゃないですか。
問題の記事は、鳥インフルエンザ禍でタミフルの使用量が激増した様な書き方だね。

しかも、世界的に目立つ大量消費の理由まで自分でご丁寧に書いています。


さらに、「各国との保険制度の違いもあるのでは。日本は保険診療の範囲で処方を受けることができる」(医薬品メーカー関係者)。しかも三歳未満の場合は、医療費を無料としている自治体が多いことも、大量消費と無縁ではなさそうだ。
文化的な違いもあるようだ。欧米では、風邪では医療機関にかからず、安静にして治すことが主流だという。


つまり、日本は福祉大国で医療の先進国だと。
偉いじゃないですか。日本って。
で?なんですか?
日本が消費を控えたら、その分、他国が利用するのですか?
欧米は寝て治す(薬不要?)って、ご自身で書いてますが。


次。
タミフルはインフルエンザ治療薬なのに、予防内服という間違えた服用法していると専門家が指摘した件について

「今は検査キットで、すぐにインフルエンザかどうかが分かるが、忙しい病院では、検査せずに患者に症状を聞くだけで、タミフルを出してしまうところも多いと思う。(鳥インフルエンザの影響で)これからは『欲しい』という人が増えるだろう」
山野美容芸術短期大学の中原英臣教授(ウイルス学)は「(タミフルは)一錠三百六十円もする高い薬だが、まるで栄養ドリンク剤を買うような感覚で患者側が手にしている現実がある。もうひとつは日本は医者も患者も薬好きで、効果があるとなると、すぐに飛びつくという習性があり、もともと薬に対するアレルギーがない」と指摘する。


どう読んでも、インフルエンザと看做される患者にまで医師がフライング投薬していると読めます。
という事は、元々「予防内服」ってのは、その指摘した専門家の脳内薬害願望じゃないんですか?
この後に、トドメを刺す記述がありました。

大量消費は別の懸念も呼ぶ。タミフルは発症後四十八時間以内に服用する治療用として使用されるが、予防用にも使用される方向だ。予防内服は保険の対象ではないが、「今後、(予防内服の保険適用が)公式に認められていく可能性もある」(都内の病院関係者)。


やっぱり予防内服って現時点であり得ないじゃん。


そして核心の薬害断定の件。

今月、少年二人がタミフル服用後、トラックに飛び込んだり、マンションから転落するなどの異常行動を起こしていたことが分かった。FDAは日本の十六歳以下の服用者十二人が死亡していたことを発表した。二〇〇三年一月には、服用した二歳児が溶血性貧血を発症した。
 ただ、タミフルの「副作用」情報について、専門家の間からは、「発熱や他の薬の影響などを考える必要がある」などと、否定的な意見がある。FDAも同様の見方だ。
 厚労省安全対策課は「タミフルと死亡などとの関係については、専門家の意見も聞いたが、否定的であることから、現段階でタミフルの安全性に重大な懸念があるとは考えていない」という。


FDAも厚生省も専門家も否定的な意見が現時点で大勢なんですね。
んじゃ、誰が因果関係があるとゆーてるんですか?東京新聞ですか?どっかの発明王ですか?
って答えが次の引用。

だが、少年の事例を公表したNPO法人・医薬ビジランスセンターの浜六郎代表は「そのような考えは間違い。異常行動は、熱が下がってきてから起きた子もいるし、熱がなく、タミフルだけしか服用していなくて起こしている子もいる」と指摘する。


なんですか?このNPO法人のビジネスランチは?
このNPOは厚生省やFDAよりも学識と権威がある医学の重鎮なんですか?
それとも、姉歯のように厚生省やFDAが捏造報告していると告発しているのですか?


ここから記事は東京新聞御用達ビジネスランチ浜ちゃんの独壇場に突入しますが、
この定食屋は無茶苦茶ゆーとります。

日本での大量消費はなぜか。浜氏は、まず「インフルエンザについて、恐怖をあおる情報が意図的に流され、多くの人の脳裏に植え付けられたからだ。二〇〇〇年までは、きつい解熱剤をよく使っていて、そのためにインフルエンザ脳症で死亡例が多発した。インフルエンザは怖い、という宣伝が行き渡ってしまった」と指摘する。


インフルエンザは怖くないと。
だから最初の記事書いた記者は、浜ちゃんからインフルエンザは焼肉で治ると騙された訳ですな。

おいらの先輩はインフルエンザで亡くなりました。
高熱あるのに、仕事優先で飛行機に乗って東京へ。
帰路に浜松町のモノレール駅で行き倒れ。即死だったそうです。
葬儀の日、二次感染したおいらも倒れました。1週間苦しみました。
「インフルエンザは怖い」です。体験者語る。
インフルエンザの恐ろしさを知らない、単なる重い風邪だと思っているおバカな浜ちゃんや東京新聞の記者は、インフルエンザで回虫卵治療して氏ねばいいと思います。

インフルエンザは怖い。
だからといって、きつい解熱剤投与はインフルエンザ脳炎を誘引するよ。
それは医師の金儲け主義なんだよ。患者も盲目的に薬に依存しちゃ駄目だよ。
って、何で発言しないの?浜ちゃん。
はっきり言って、見損ないました。さいなら。

で、この子供新聞の様な記事のみから論点を見出すと、
1)日本での怪死事件はタミフルと因果関係はあるのか?
2)タミフルの予防内服に薬害のリスクはないのか?
この2点だという事です。
寄生虫卵治療とか、インフルエンザ恐怖症なんて、脱線も脱線。
単なる自慰記事です。
オナニーはご自分の部屋でこっそりしごいてください。

話を戻しますと、タミフル副作用疑惑の事例とはこの2つ
14歳の男子:自宅マンションの9階から飛び降り自殺
17歳の男子:素足で家を飛び出してトラックに突っ込み自殺

電波東京新聞では12人が副作用死亡と書いていましたが、讀賣によると厚生労働省が残り8例は別件と断定した模様。
またかよ、東京新聞チャン。
(例の浜ちゃんの電波コメントの後から引用)

インフルエンザ治療が専門の菅谷憲夫けいゆう病院医師は「通常、タミフルが脳に入ることは考えられず、異常行動などの副作用は考えにくい」と話す。
 元々、インフルエンザは、突然死や異常言動、興奮、幻覚などの症状が報告されており、タミフル服用後に症状が出た場合、副作用との区別は難しい。厚生労働省は、タミフル服用後の16歳以下の死亡例を13人と把握し、うち8人について因果関係は否定された例とみている。厚労省は「タミフルとの因果関係が不明な例もあるが、仮に副作用としても、特に多いとは言えない」との立場だ。



そして、最後に他紙へ目を移しましょう。

インフルエンザ治療薬「タミフル」の副作用が上海でも 11/21 Shanghai Explorer
上海市内でもタミフルが原因と見られる副作用の報告が20例ほどあるとして、注意を呼びかけている。副作用の主な症状は、下痢・嘔吐・腹痛などの消化器系の症状が中心。
現在、上海市内では日本で発表されたような幻覚や行動異常というような反応は見られていない。

副作用情報、患者の生死や性別も公表へ 厚労省 11/19 朝日伝聞
インフルエンザ治療薬のタミフルの副作用情報などへの関心の高まりを受けて、厚生労働省は患者の生死や性別など個別症例の詳しい情報をすべて公表する。来年1月から医薬品医療機器総合機構のホームページ(HP)に掲載される。

新型インフルエンザ 対策行動計画を策定 県、来月上旬までに 11/21 大分合同新聞
大分県福祉保健部は、抗ウイルス薬のタミフルを一万二百人分確保する見込みであることを報告。副作用の恐れが指摘されているが、広瀬勝貞知事は「因果関係は解明されてなく、現状では唯一の有効な薬」としている。

薬害エイズの件もありますので厚生省は基本的に全く、全然信用していませんが、
(ここからがこの記事のクライマックスです)

タミフルの副作用による死亡例といわれる事案が「日本だけ」でしか発症例がなく、しかもその「全ての患者の死亡例」を発表したのが「NPO法人・医薬ビジランスセンターの浜六郎氏」だという、恐ろしいまでの偶然の連鎖。

タミフルの成分が日本人の国籍や風土のみに反応するのか、他国の医療機関がぼんくらなのか、ビジネスランチの浜ちゃんが屈指の薬害ハンターなのか、それはおいらには分かりません。

浜ちゃんは異常に世間で評価高いみたいだから、この記事は突込みが入るかもしれんな。。





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1.もっと論ずべきことがあるとは思うんですけど、今日の批判対象はこいつらです。 源平富士川の合戦でもあるまいに、鳥の羽音に驚くような、最近…(11/24 東京新聞「筆洗」) 厚生労働省はタミフルの備蓄目標を従来の一・七倍、二千五百万人分に増やしたが、世界各国....
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コメント
こんばんわ^^ゞ
ワンクリ詐欺でたどり着きました。

updateというexeを落とさせるサイトがあるんですが。
http://www.butterfly1117.com/
です。
やはりSPmextと同じ人間がやっているのでしょうか。
Posted by 浪人 at 2005年11月27日 18:53
http://www.butterfly1117.com/
株式会社ミクストメディア
お電話でのお問い合わせ フリーコール:0070-800-554554
受付時間 13:00-18:00 (平日)
本 社 〒870-0108 大分市三佐3-1-3
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support@mixedmedia.net

実態は幽霊会社。

つか、君、コメントが記事違い。
Posted by king curtis at 2005年11月27日 20:26
すいません、ワンクリ詐欺の記事方にコメント
しようとしたのですがorzなぜか出来ませんでした。

本当ごめんなさい。orz
Posted by 浪人 at 2005年11月28日 06:46
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