2020年07月21日

【映画評】ライド・ライク・ア・ガール

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オーストラリアのウマ娘映画。

映画『ライド・ライク・ア・ガール』公式

イントロダクション
オーストラリア競馬最高の栄誉・メルボルンカップ。強豪が集う3200メートルの難関に挑むのは女性騎手ミシェル・ペイン。ミシェル役には『ハクソー・リッジ』のテリーサ・パーマー、ミシェルの父役にベテラン俳優サム・ニールが熱演!監督には女優としても活躍しているレイチェル・グリフィス。

ストーリー
10人兄弟の末娘としてこの世に生を受けたミシェル・ペイン。生後半年の頃に交通事故で母を亡くすが、父や多くの兄弟に囲まれ健やかに成長する。ペイン家は調教師の父をはじめ兄弟のほとんどが騎手という競馬一家。ミシェルも思春期にあたる頃には騎手になることを強く願うようになる。やがて華々しいデビューを飾るミシェルだが、落馬によって騎手生命を左右するような大怪我に見舞われてしまう…。女性騎手では勝てないとされてきた競馬界の“聖杯”にミシェルは亡き母と家族の想いを胸に挑む。






ベタベタのスポ根展開ですが、王道展開に勝るものはなし。クライマックスの「メルボルンカップ」はまんまと手に汗握る送り手側の策略に乗せられました。ダウン症のスティービー・ペイン役は本人だって!後から知ってびっくり。

業界の男女差別描写は事実を淡々と。最近蔓延している変なLGBT仕草はなく、落馬による高次脳機能障害を懸命のリハビリで乗り越え、奇を衒わずとも実力で男どもを叩きのめすヒロインに性別を超え溜飲が下がります。良作。実話はやっぱり面白い。

満足度(5点満点)
☆☆☆



Posted by kingcurtis 固定リンクComments(1)映画 
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コメント
騎手の能力に性差はあまりなさそうな気がするけど、筋力はあんまり関係ないのかな?

一方で、筋力は全然必要ないのにはっきり性差がありそうに見えるのが将棋やチェス。

不思議なもんですねぇ。
Posted by LGBTQXYZ at 2020年07月21日 16:57
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