2020年07月10日

【映画評】泣きたい私は猫をかぶる

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Netflix配信。劇場クオリティです。

nakineko-movie.com

イントロダクション
『ペンギン・ハイウェイ』のスタジオコロリドが贈る、長編アニメーション映画第2弾。 猫 の世界を通して繰り広げられる、私を見つける青春ファンタジー
第42回日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞受賞作『ペンギン・ハイウェイ』で賞賛の声を浴びたアニメーションスタジオ「スタジオコロリド」。新進気鋭のクリエイターがあつまる注目のスタジオが手掛けた、長編アニメーション映画第2弾作品『泣きたい私は猫をかぶる』。

監督は、「美少女戦士セーラームーン」『おジャ魔女どれみ』など90年代アニメを支えてきた、日本アニメ界の重鎮・佐藤順一と、スタジオジブリを経て現在はスタジオコロリドにて数多くのCMや映像作品に参加、本作で長編監督デビューを飾る柴山智隆。トップクリエイターと新世代の注目すべきクリエイターがダブル監督としてタッグを組んだ。
脚本は、日本中が涙した大ヒット作『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』や、『心が叫びたがってるんだ。』『空の青さを知る人よ』、ほか自身が監督を務めた『さよならの朝に約束の花をかざろう』など確かな描写力で定評のある脚本家・岡田麿里。
声の出演は、実力派女優でありながらアニメファンを公言、声優へのリスペクトも強いことで知られ、これまで『借りぐらしのアリエッティ』『風立ちぬ』などの話題作にも出演している志田未来と、「東京喰種トーキョーグール」「ダイヤのA」「鬼滅の刃」など人気アニメ作品に多数出演、声優界で絶大な人気を誇る花江夏樹が、多感で繊細な中学2年生のムゲと日之出をダブル主演で務める。また主人公・ムゲを「猫」世界へと導く謎のお面屋・猫店主に山寺宏一、ムゲと日之出の担任教師におぎやはぎの小木博明ら豪華キャストがそろった。
そして本作の主題歌はネット発音楽シーンで大注目のヨルシカが担当。メロディアスかつエモーショナルな音楽性と、まるで小説を読んでいるかのように綿密に築き上げられた世界観でリスナーたちを釘付けにしており、先ごろオリコンが発表した『2020年 ネクストブレイクランキング』で世代別10代・20代で2位を記録、「第34回日本ゴールドディスク大賞」でベスト5・ニューアーティストを受賞するなど話題の2人組バンド。
書下ろしとなる主題歌「花に亡霊」は本作の世界観を音楽で表現しており、物語をより深くより鮮やかに紡いでいる。
新時代を切り拓く2020年にふさわしい渾身の長編アニメーション映画『泣きたい私は猫をかぶる』がいま、生み出される―

ストーリー
私はあたなの力になりたい。好きって言われたい―

笹木美代(ささき・みよ)は、いつも明るく陽気な中学二年生の女の子。空気を読まない言動で周囲を驚かせ、クラスメイトからは「ムゲ(無限大謎人間)」というあだ名で呼ばれている。しかし本当は周りに気を使い、「無限大謎人間」とは裏腹に自分の感情を抑えて日々を過ごしていた。
そんなムゲは、熱烈な想いを寄せるクラスメイトの日之出賢人(ひので・けんと)へ毎日果敢にアタックを続けるが全く相手にされない。めげずにアピールし続ける彼女には誰にも言えないとっておきの秘密があった・・・。

それは、猫の姿になって 大好きな日之出に会いにいくこと。

実はムゲは、ある夏祭りの夜お面屋にいた猫の店主から、「かぶると猫へと姿を変えることができる」という不思議なお面をもらって以来、猫・太郎として日之出の家に通っていたのだ。
普段はクールに振舞う日之出だが、太郎にだけは素直な気持ちを打ち明けることができ、いつしか太郎は日之出の支えになっていた。
≪人間≫のときには距離を取られてしまうが、≪猫≫のときには近づけるふたりの関係。ムゲもまた、猫でいれば周囲との関係に悩むことない自由さを知り、次第に心地よさを覚えていく。

猫として長く過ごすほど、いつしか猫と自分の境界があいまいになるムゲ。
ある日、再び現れた猫店主から、猫の“お面”とムゲの“顔”を交換し、≪人間≫を捨て≪猫≫として生きるよう迫られる・・・

このままずっと、彼のそばにいたい。でも、《私》に戻ることができなくなる――
自分が誰に支えられているのか。大切なものに気がつくとき、二人の世界が変わり始める。




そういや「ペンギン・ハイウェイ」って観たことないのですが、なんだNetflixで観れるのか。

さて本作でして、最初は結構だるかったけど、30分過ぎ位から話が動き始めたらあとはずっと面白かったです。

とはいえ嫌らしい言い方すると「千と千尋」とか「けもフレ」とか「平成狸合戦ぽんぽこ」とか、なんか色々掻き集めている感じがアリアリで更に海外タイトルが「A Whisker Away」これパチモノ狙い?(cf:Spirited Away)

脚本は岡田マリーなのでそこまで卑下してマーケティングする必要はないと思うけど、もうちょっと堂々と公開すればいいのにとは思った。全世界同時配信なので錯誤マーケティング狙ってんのかなぁ?

とりあえずNetflixで観る分には普通におもしろいですが、映画館で金払って観るかと問われれば微妙。

満足度(5点満点)
☆☆☆



Posted by kingcurtis 固定リンクComments(2)アニメ | 映画
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コメント
イントロダクションの
「実力派女優でありながらアニメファンを公言…」とか、
「ネット発音楽シーンで大注目のヨルシカが…まるで小説を読んでいるかのように綿密に築き上げられた世界観でリスナーたちを釘付け」とか、
なんかサブカルを下に見ているのが透けて見えるような古臭い持ち上げかたですね。

Posted by    at 2020年07月10日 20:53
 ネトフリも「日本沈没」のアニメ化ですっかりメッキが剥がれたね。
Posted by エネルギー名無し at 2020年07月13日 01:46
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