2020年06月08日

【映画評】デッド・ドント・ダイ

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コロナ緊急事態宣言解除後、初の劇場鑑賞となりました。

映画『デッド・ドント・ダイ』公式サイト|6月5日(金)公開

イントロダクション
カンヌ映画祭を破格のサプライズで騒然とさせた巨匠ジム・ジャームッシュ最新作は、 愛すべきオンリーワンのゾンビ映画

カンヌ国際映画祭は世界中の名匠や鬼才の最新作が一堂に会する華やかなビッグイベントだが、2019年/第72回の幕開けは、墓場から蘇った死者たちが我が物顔でスクリーンを跋扈するという異例のサプライズで騒然となった。『ストレンジャー・ザン・パラダイス』でカメラドール、『ミステリー・トレイン』で芸術貢献賞、『ブロークン・フラワーズ』でグランプリを受賞したカンヌの常連であり、米インディペンデント映画の巨匠たるジム・ジャームッシュが出品したオープニング作品は、何と“まさか”のゾンビ映画だったのだ!

オールスター超豪華<ジャームッシュ・ファミリー>集結!
ホラー映画の枠を突き破り、ゲーム、コミックなどあらゆるポップカルチャーで扱われてきたゾンビは、今や社会学や哲学といった学問のテーマにもなっており、その増殖の勢いはとどまるところを知らない。かつて『オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ』でヴァンパイア映画への偏愛を示したジャームッシュは、気心の知れた熟練スタッフと豪華キャストのファミリーを招集し、本格的なゾンビ映画の創造に挑戦。その“超”がつく話題作『デッド・ドント・ダイ』は、奇想天外なまでにユーモラスな生ける屍たちがうようよと現れ、血しぶきならぬ人間のおかしみがあふれ出す一作となった。日本でも大ヒットした『パターソン』でジャームッシュ組に加わったアダム・ドライバーが、「頭を殺れ!(KILL THE HEAD!)」を合言葉に、ライトセーバーならぬナタでばったばったと群がるゾンビを斬り捨てる驚愕シーンも炸裂。まさしく誰も観たことのない、愛すべきオンリーワンのゾンビ・コメディ・ムービーが完成した。

ストーリー
警察官が3人しかいないアメリカの田舎町センターヴィルで、前代未聞の怪事件が発生した。無残に内臓を食いちぎられた女性ふたりの変死体がダイナーで発見されたのだ。困惑しながら出動した警察署長クリフ(ビル・マーレイ)と巡査ロニー(アダム・ドライバー)は、レイシストの農夫、森で野宿する世捨て人、雑貨店のホラーオタク青年、葬儀場のミステリアスな女主人らの奇妙な住民が暮らす町をパトロールするうちに、墓地で何かが地中から這い出したような穴ぼこを発見。折しも、センターヴィルでは夜になっても太陽がなかなか沈まず、スマホや時計が壊れ、動物たちが失踪する異常現象が続発していた。

やがてロニーの不吉な予感が的中し、無数の死者たちがむくむくと蘇って、唖然とする地元民に噛みつき始める。銃やナタを手にしたクリフとロニーは「頭を殺れ!」を合言葉に、いくら倒してもわき出てくるゾンビとの激闘に身を投じるが、彼らの行く手にはさらなる衝撃の光景が待ち受けていた……。




ティルダ・スウィントンの「オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ」は大好きで、アダム・ドライバーの「パターソン」も大好きなので、両作がミックスされたらどんなに素晴らしい作品になるんだろうと胸が高鳴りましたが、事前に拝見したIMDBがまさかの5点台で、いやいや君たち映画のことが全然分かっとらんだろう。俺だけはこの作品の良さは分かると確信を得て鑑賞しましたが、全然面白くなかった。忠告を無視して観に行って正直すまんかった。

満足度(5点満点)
☆☆

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Posted by kingcurtis 固定リンクComments(0)映画 
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