2019年12月17日

【映画評】CLIMAX クライマックス

このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック


 



正義リベラルやポリコレ警察激おこ必至。ギャスパー・ノエ待望の新作。お気に入りのミュージシャンが来日したので、おっライブ観に行くか!今度のアルバムどんな感じ?みたいなノリです。

映画「CLIMAX クライマックス」公式サイト

イントロ&ストーリー
カンヌ国際映画祭が動揺した!世界を挑発し続ける鬼才ギャスパー・ノエ最新作。理性も理屈も理解もいらない――疑似トランスに溺れる狂乱の97分間。
2018年カンヌ国際映画祭監督週間で初上映され、大賛否を巻き起こした本作。その衝撃的な内容に動揺する観客たちを尻目に、本作は同映画祭にて芸術映画賞を受賞。アメリカでは5館限定公開にも関わらず、館アベレージが2.4万ドルと大ヒットを記録した。
雪が降る山奥の廃墟に集まった22人のダンサー。彼らは、知らず知らずにLSD入りのサングリアを飲み、集団ドラッグ中毒に陥る。抜け出すことも逃げ出すこともできない――その狂乱とカオスの一晩を、視覚&聴覚を刺激する圧巻の熱量と興奮で描き切った97分間。
『カノン』(98)、『アレックス』(02)、『エンター・ザ・ボイド』(09)、『LOVE 3D』(15)に続き、長編5作目の本作にてまさに絶頂(クライマックス)を迎えたギャスパー・ノエの才能を、スクリーンで体感せよ。

DIRECTOR’S COMMENT
『カノン』を蔑み『アレックス』を嫌悪し『エンター・ザ・ボイド』を忌み嫌い『LOVE3D』を罵った君たち今度は『CLIMAX』を試しに観てほしい僕の新作だ
―監督・脚本:ギャスパー・ノエ




当地でもようやく公開されました。割と遅い時間開始(21時前)なんだけど客席は変態映画マニアで結構ぎっしり。一般的なギャスパー・ノエ作品の平均値を100点とすると、本作は100点。足らない語彙を使い説明しますとタイトルロールが「アレックス」、前半が「サスペリア」って冒頭延々サスペリア出ているやん。前半終了で「エンター・ザ・ボイド」イントロ復活したのは思わずガッツポーズ。なんというかダンスシーンは凄かった。





んで最期に流れたイントロが「悲しみのアンジ」って最高じゃん。




アルコールやドラッグはダメ!絶対とギャスパー・ノエ先生。

ギャスパー・ノエ、新作「CLIMAX」は「アルコールの恐ろしさを啓蒙するための映画」 : 映画ニュース - 映画.com

思わず目を背けたくなるような映像を次々に生み出す鬼才の語り口は驚くほど穏やか。日本ではR18+指定ではあるが、「思春期の子供たち向けの映画です(笑)。あらかじめ彼らたちに、アルコールがいかに恐ろしいかを啓蒙するための映画なのです」と開口一番“大真面目”に語る。

オーディションを勝ち抜いた演者みなシラフ演技ってのがギャスパー・ノエ魂を感じる。沢尻さんも是非鑑賞してご意見を聞かせて頂くと更によろしい。
ということで結論は「作業用BGM映画」

満足度(5点満点)
☆☆☆☆














Posted by kingcurtis 固定リンクComments(2)映画 
Edit







コメント
>正義リベラルやポリコレ警察激おこ必至
「ドラッグ」ムービーだからノーカンでしょ(適当
Posted by 投了した at 2019年12月17日 20:11
lalalandのオープニングよりこっちのほうがいい。
Posted by 名無しのぱよぱよちーん at 2019年12月18日 00:30
  ※ コメント認証制です。URL記述不可。久保田直己さんの名誉を毀損したり誹謗中傷する書き込みは固くお断りします。
※ 全角換算400文字超を入力するとコメント飛びます。要分割投稿。