2019年09月13日

【映画評】フリーソロ

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まさにキチガイ。お馴染みの超人中国人も登場。「メルー」スタッフによるドキュメンタリー。オスカー受賞作品。

映画「フリーソロ」公式サイト 2019年9 6公開

イントロダクション
米アカデミー賞R、英国アカデミー賞(BAFTA)受賞!人類史上最大の挑戦と呼ばれる前人未踏のクライミング、その驚異の全貌に世界中が息をのんだ傑作ドキュメンタリー!

 地面から垂直に切り立った数百メートルもの高さの岩壁を、非常時の命綱となるロープや安全装置を一切使用することなく、おのれの手と足だけを頼りに登っていく。そんな最もシンプルゆえに美しく、最も危険でもある究極のクライミング・スタイル“フリーソロ”。その驚くべき魅力を、余すところなくカメラに収めたドキュメンタリー映画が誕生した。ナショナル ジオグラフィック ドキュメンタリー フィルムズ製作による映画『フリーソロ』は世界各国で大反響を巻き起こし、アメリカ、イギリス、オーストラリアなどでドキュメンタリーとしては異例の爆発的ヒットを記録。さらに全世界で45の賞にノミネートされ、本年度アカデミー賞R 長編ドキュメンタリー賞受賞をはじめ、2018トロント国際映画祭観客賞、2019英国アカデミー賞を受賞(共にドキュメンタリー部門)など、 20賞受賞の快挙を成し遂げた。冒頭から目を疑うような光景が続出し、誰もが手に汗を握り、息をのまずにいられない驚異の傑作、その全貌がついに明らかになる。

 『フリーソロ』が描くのは、フリーソロ・クライミング界の若きスーパースター、アレックス・オノルドの途方もなく壮大な夢への挑戦である。世界中を駆けめぐって幾多のビッグウォールを攻略してきた彼が新たなターゲットに定めたのは、カリフォルニア州のヨセミテ国立公園にそびえ立つ約975メートルの断崖絶壁エル・キャピタン。見るからに雄大にして恐ろしいこの巨岩は、東京スカイツリー(634メートル)や世界一の超高層ビルとして名高いドバイのブルジュ・ハリファ(828メートル)以上の高さを誇るうえに、頂上へ向かう途中にいくつもの難所が待ち受け、プロクライマーや登山ファンの間ではロープなしの登攀は絶対不可能と囁かれていた。はたしてアレックスは、いかにしてその難攻不落の絶壁に立ち向かうのか……。

世界屈指の美しくも危険な断崖絶壁に挑む若きクライマーの姿をダイナミックに捉え、興奮と目眩を誘う“生きるか、死ぬか”の極限映像

 地面から垂直に切り立った数百メートルもの高さの岩壁を、非常時の命綱となるロープや安全装置を一切使用することなく、おのれの手と足だけを頼りに登っていく。そんな最もシンプルゆえに美しく、最も危険でもある究極のクライミング・スタイル“フリーソロ”。その驚くべき魅力を、余すところなくカメラに収めたドキュメンタリー映画が誕生した。ナショナル ジオグラフィック ドキュメンタリー フィルムズ製作による映画『フリーソロ』は世界各国で大反響を巻き起こし、アメリカ、イギリス、オーストラリアなどでドキュメンタリーとしては異例の爆発的ヒットを記録。さらに全世界で45の賞にノミネートされ、本年度アカデミー賞R 長編ドキュメンタリー賞受賞をはじめ、2018トロント国際映画祭観客賞、2019英国アカデミー賞を受賞(共にドキュメンタリー部門)など、 20賞受賞の快挙を成し遂げた。冒頭から目を疑うような光景が続出し、誰もが手に汗を握り、息をのまずにいられない驚異の傑作、その全貌がついに明らかになる。

 『フリーソロ』が描くのは、フリーソロ・クライミング界の若きスーパースター、アレックス・オノルドの途方もなく壮大な夢への挑戦である。世界中を駆けめぐって幾多のビッグウォールを攻略してきた彼が新たなターゲットに定めたのは、カリフォルニア州のヨセミテ国立公園にそびえ立つ約975メートルの断崖絶壁エル・キャピタン。見るからに雄大にして恐ろしいこの巨岩は、東京スカイツリー(634メートル)や世界一の超高層ビルとして名高いドバイのブルジュ・ハリファ(828メートル)以上の高さを誇るうえに、頂上へ向かう途中にいくつもの難所が待ち受け、プロクライマーや登山ファンの間ではロープなしの登攀は絶対不可能と囁かれていた。はたしてアレックスは、いかにしてその難攻不落の絶壁に立ち向かうのか……。

ストーリー
身体を支えるロープや安全装置を一切使わずに山や絶壁を登るフリーソロ・クライミングの若きスーパースター、アレックス・オノルドには、途方もなく壮大な夢があった。それはカリフォルニア州中央部のヨセミテ国立公園にそびえる巨岩エル・キャピタンに挑むこと。この世界屈指の危険な断崖絶壁をフリーソロで登りきった者は、かつてひとりもいない。「いつ死ぬかわからないのは皆同じ。登ることで“生”を実感できる」と言い放つアレックスは、その前人未踏の偉業を成し遂げるための準備に取りかかる。

2016年、春
 伝説的な絶壁エル・キャピタンには、あらゆるクライマーが怖じ気づくほどの難所がいくつもあった。アレックスはフリーライダーと呼ばれる約975メートルのルートを攻略するには“正確な地図”が必要だと考え、憧れの存在であるベテランのプロクライマー、トミー・コールドウェルとともに現地でのトレーニングを開始する。実際にそのルートを登ってみると何が起こるのか。どのポイントが最も恐ろしいのか。その具体的なイメージを掴むため、ロープを使って登攀を試みるアレックスだったが、途中で「足を痛めた。パンパンに張って、手も痛い」と手強い感触を打ち明ける。
 プロクライマーとして成功を収めた後も家を持たず、移動手段でもある愛車のバンで寝泊まりしているアレックスには、サンニ・マッカンドレスという恋人がいる。「一世一代の大きな挑戦を前にしたら、恋人よりそちらを優先させる」と考えるアレックスにとっても、明るい性格のサンニは「彼女は僕の人生を豊かにしてくれる」というかけがえのない存在だった。

2016年、夏
 エル・キャピタンへの挑戦に備え、アレックスはモロッコのタギアでの練習に励んでいた。彼に同行するジミー・チンは『MERU/メルー』などの山岳ドキュメンタリーで知られる映像作家で、彼が率いる撮影チームは全員が熟練のクライマーだ。2009年からアレックスと交流を深めてきたジミーは、究極の夢に向かって突き進むこの友人の勇姿をカメラに収めようとしていた。  
 ジミーが語る。「フリーソロの撮影には葛藤が付きものだ。ソロは非常に危険だし、撮ることでプレッシャーを与えてしまう。滑落の瞬間を捉えてしまうかもしれない。最悪のシナリオを想定し、葛藤を抱えながら撮影に臨まなければならないんだ。」

2016年、秋
 エル・キャピタンに戻り、練習に明け暮れるアレックス。そんなある日、序盤の難所フリーブラストから9メートル下に滑落した彼は、足首に捻挫を負ってしまう。これがサンニと付き合い始めてから2度目のケガだった。
 常人には理解しがたい危険を冒し、完全なる達成感を追い求めるアレックスと、穏やかで幸福な生活を望むサンニは、お互いの考え方を尊重しているが、人生の価値観がまったく異なっている。ふたりをよく知るトミーは、「彼らの関係は本当に素晴らしい。しかし危険なフリーソロには、感情に“鎧”がいる。恋愛感情はその鎧に悪影響を及ぼす。両立はできない」と懸念を抱いていた。
 それでも入念に準備を重ねたアレックスは、いよいよエル・キャピタンでのフリーソロ実行を決意する。ジミー率いる撮影隊も細心の注意を払い、アレックスの邪魔にならないようカメラポジションを決定していく。ところが夜明け前に始まったそのフリーソロは、呆気なく中止された。以前滑落したフリーブラストに差しかかったところで、アレックスが突然引き返してしまったのだ。ケガの影響なのか、精神的な問題によるものか、それとも大勢の撮影クルーの存在が気になったのか、理由は判然としない。かくして偉業への挑戦は翌年に持ち越された。

2017年、春
 極限の恐怖にも動じない平常心を手に入れるために、アレックスはエル・キャピタンへの再挑戦に向けて黙々とリハーサルを重ねていく。アレックス、ジミー、サンニは、撮影がフリーソロに及ぼす影響について率直に意見をぶつけ合う。「周囲に人がいるなら、さらなる準備と自信がいる。自分が万全なら平然としていられるはずだ」と語るアレックス。

     そして6月3日の早朝、アレックスはひとり無言でエル・キャピタンへと歩を進めていく。それは人類史上最大とも呼ばれる歴史的な挑戦の始まりだった……。

DIRECTOR'S MESSAGE
Elizabeth Chai Vasarhelyi
エリザベス・チャイ・ヴァサルヘリィ | 監督・プロデューサー
『フリーソロ』は、極めて私的な物語です。私自身も伴侶(ジミー・チン)がクライマーということで、クライミングを取り巻く人間の感情というものに興味がありました。この映画では、アレックスの内的な対話だけでなく、後に恋人となるサンニ・マッカンドレスとの間に芽生える恋愛関係を含め、家族や友達など、アレックスの個人的な人間関係をカメラに捕らえることが重要でした。サンニが、アレックスが冒す危険にどう対処するのか、アレックスが私生活と登山への野心のバランスをどうとるのかを描きたかったのです。アレックスとサンニの2人の驚くほど率直なシーンは、いつまでも私の心に残り続けると思います。

映画の製作途中の会話を入れるかどうか悩みましたが、最終的に、映画の製作過程そのものも、物語の中の重要な要素であるということが明らかになりました。毎日、リスクと映画製作における道徳的な問題と向き合う日々でしたから。主役のアレックスと、映画を撮る側のジミーと私との間のやり取りが常に繰り広げられていました。

でも、アレックスという人間は、決して異端児ではないと思います。彼は非常に整然としていて、彼のフリーソロ・クライミングが成功したのは、あの着実さがあったからこそだと思います。アレックスの物語は、向上心に溢れ、私に深く影響を与えました。私は、アレックスと関わる中で私の心に浮かんだ問いかけを、今度は観客に投げかけたかったのです。その問いかけとは、「もし、アレックスが恐れに直面しながらも、これを達成できるのであれば、私は自分自身の恐れを抱えながらも一体何ができるだろうか。人間の精神の限界とは、どこにあるのだろうか?」というものです。この映画では、こういった大きなテーマを扱いたかったのです。この映画は、私たちが日々、下している決断に意図的に目を向けさせ、私たちに「意味ある人生とはなんだろう?またそれはなぜだろう?」という問いを投げかけるのです。

Jimmy Chin
ジミー・チン | 監督・プロデューサー・撮影監督
フリーソロ・クライミングは、凄まじい集中力を要するスポーツです。自分をキャッチしてくれるような安全装置が全くないわけですから。簡単に言うと、完璧にこなさなければ、死を意味する。最もシンプルで、最も危険なクライミングスタイルなのです。あるのは、自分と岩のみ、ミスの余地は一切ないのです。アレックス・オノルドは、フリーソロに向けて綿密に計画を練るタイプで、彼には特別な才能があります。それは、「自分の恐怖を完璧に操ることができる」才能です。偉大なるアスリートたちは、プレッシャーの中でいかに能力を発揮できるか、という点で評価されます。常に「生きるか死ぬか」というリスクにさらされながら、一度に数時間もの間、完全なる平静さを保ちながら、完璧にやり遂げなければならない。これはとても凄いことだと思います。フリーソロイストになる人は、非常に難しい決断を迫られます。それはある意味、人が人生の中で下さなければいけない決断の中で最も苦しい決断かもしれません。自分の野心か家族/恋人か、リスクか報酬か――。
この映画を作るにあたって、僕はアレックスが、100%準備が整った時にだけ、エル・キャピタンのフリーソロを実行すると最初から信じるしかありませんでした。実際、「エル・キャピタンのフリーソロの準備が100%整った」と思える人間がいたということ自体、いまだに信じられません。プロの登山家が絶好調の日にロープを使って登っても落ちる可能性があるくらい難易度が高いからです。フリーライダーのクライミングは、非常に不安定で複雑で、超人的な力と忍耐力以上のものが必要になってきます。非常に洗練された技術を使い、微妙な体位を保たなければならない。完全に摩擦の力だけで身体を支えなければならないこともあります。つまり、足を引っかける場所もなければ、手で捕まる場所もないということです。「完璧」でなければならない。そして、彼は完璧だったのです。




きれい事や上澄みだけでなく楽屋裏まで描写しているので居眠りする暇もなし。単なる無鉄砲かと思いきや緻密にトライ・アンド・エラーを繰り返しているんだ。とはいえこれって結果オーライだよねぇ。喩えたらどういう状況であれペナントレース全試合100%成功はあり得ない野球の一塁手が野手からの捕球ミスったら必ず死刑みたいな。

中盤、脇から接写する撮影隊に対するネガティブな感情が発露されますが、撮影設備の最終形態が素晴らしい。まさに文明の利器。対するドローンはやっぱりリスクがあるのでしょうね。万が一でも登攀者に衝突したら即死亡事故だし。

数日前よりSNSで流れていた剱岳軽装登山で行方不明になった19歳のお嬢さん(昨晩報道で滑落死)もそうですが、本作主人公も「死も厭わぬ得難い恍惚感」に魅入られいるのでしょう。彼女さんからしたら大迷惑。

いずれにせよドキュメンタリー映画でフルマークは「エイミー」以来です。あれもオスカー受賞作品だったかな。

満足度(5点満点)
☆☆☆☆☆

参考動画:奥多摩

















コメント
無理ぽ。きんたまが縮み上がる。ブルブル・・・
Posted by 名無しのぱよぱよちーん at 2019年09月13日 12:39
ロッククライミングが趣味のアメリカ人に聞いたら、やっぱり死ぬか生きるかの
スリルが楽しいらしい。理解できないけど、そういう人もいるんだ、と思った。
Posted by 名無しのぱよぱよちーん at 2019年09月13日 20:10
命が危険に晒されるくらいじゃないと生きている実感がないというのは分からないではない
Posted by   at 2019年09月14日 20:58
単車降りちゃったから最近そういう思いしてなくて
毎日退屈だなあ
Posted by 名も無き友愛伝道師 at 2019年09月18日 12:44
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