2019年03月11日

【映画評】運び屋

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ここ10数年来、クリント・イーストウッド監督作品は公開初日に鑑賞していまして今回も無事皆勤賞。褒美になんかくれ。

クリント・イーストウッド監督・主演最新作『運び屋』

イントロダクション
イーストウッド、俳優人生の集大成、ここに。演じるのは伝説の運び屋!全米驚愕!前代未聞の実話を映画化!​

ストーリー
アール・ストーン(クリント・イーストウッド)は金もなく、孤独な90歳の男。商売に失敗し、自宅も差し押さえられかけたとき、車の運転さえすればいいという仕事を持ちかけられる。それなら簡単と引き受けたが、それが実はメキシコの麻薬カルテルの「運び屋」だということを彼は知らなかった…。




とりあえず劇中でカーラジオから流れる曲が全然分からんで面白い。あちらではポピュラーらしいけど。
此処のところ実話準拠の作品作りに拘っているようでして、素材が映画的目線で面白ければいいのですが、この数年は実話という枷に抗わない作風から小作品っぽい印象が強いです。本作も同様、地味といえば地味な内容は否めず、まぁ「渋い」と喩えるほうが言い得て妙かも。登場人物ほぼ全員が「善人」というのも年齢的なものなのかなぁ?と思いつつ鑑賞していました。しかし齢90にしてボインボインとセックスシーンというのは愉しい。映画を飛び越えメタ的にも何かに打ち込むという姿勢がイーストウッド翁(88)の若さの秘訣なのでしょう。

満足度(5点満点)
☆☆☆

翻り、アマゾンストゥディオズの新作を撮り終えたキャストのレベッカ・ホール、エル・ファニング、ティモシー・シャラメ等から後頭部をポリコレ棒で殴られ公開発禁処分〜事実上ハリウッドの映画業界より追放宣言を受けたウッディ・アレン翁(83)は生き甲斐失い死ぬのではないかと心配で心配で夜も寝られません。netflixはそういう変態リベラル輩のサルベージはしないの?アマゾンも劇場公開見送ってもいいからオンデマンドで流せよ。変態行為で新作映画発禁処分となったリベラル新井浩文先輩の件といい、芸術を破壊し続けるだけの#metoo文化ってのは絶望を生産するのみで夢も希望もないね。

香山リカとか町山智浩、津田大介ら立憲民主党ゲシュタポの屁理屈を押し通すなら、勝新太郎やジュディー・ガーランド、ケヴィン・スペイシー、津川雅彦の出演作品は全て発禁処分、ウッディ・アレンの全作品原盤フィルムは未来永劫鉛の金庫に封印。ジョージ・オーウェルの1984年を具現化する私たち映画評論家は正義。頑張るマン町山智浩に飯のタネ与える日本の映画業界の本末転倒感。






Posted by kingcurtis 固定リンクComments(5)映画 
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コメント

そうそう、metoo運動対策ヘルメットー…、

イーストウッドも晩年最高の素直に楽しめる

大作でなくて良い、娯楽傑作を撮って欲しいね。

ちなみに、Aロッドと婚約したねーちゃん、

ジェニファー ロペスって、

反日基地外オンナかと思ったら

違うオナゴさんなんだね。

顔の痩せ具合が、ちょい貧相で

アンジョリジョリ…、かと。


Posted by 名無しのぱよぱよちーん at 2019年03月11日 14:41
??「娯楽に何を求めるのさ」
レビューを見て観ることを決心。
bobのレビューネタはこれだから困るぜ(ニチャア
>褒美になんかくれ
運営「じゃ流行りの異世界理不尽転生へ(適当ポチポチ」
Posted by 投了 at 2019年03月11日 18:34
エンディング間際の主人公の言葉が

「なんでも金で買えるんだが、たったひとつだけ買えないものがあった」

それは何なのか?

答えを聞いて腑に落ちました。
Posted by worldwalker's weblog(・∀・)! at 2019年03月11日 19:48
運び屋のトラックを最初に運転していた時カーステレオで流れていたSpiral Staircase の曲「More Today Than Yesterday」のサビの歌詞が、そのままイーストウッドと死にかけの元妻との最後の会話のセリフになっていたことに気が付きましたか?
Posted by 名無しのぱよぱよちーん at 2019年03月13日 17:23
情報ありがとう
Posted by bob at 2019年03月13日 17:30
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