2019年03月05日

【映画評】グリーンブック

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差別主義者の貧困イタリア系移民と貴族然とした名誉白人っぽい黒人アーティストコンビが60年代アメリカ南部で人種トラブルに突っ込んでいくロードムービー。常にロン毛のイメージだったヴィゴ・モーテンセンが別人状態。

映画『グリーンブック』公式サイト

イントロダクション
このおじさん二人の物語が、まさかの本年度賞レース席巻!!
トニーとシャーリーを演じるのは、二度アカデミー賞Rノミネートされたヴィゴ・モーテンセンと同賞を受賞したマハーシャラ・アリ。二人の幸せな奇跡の物語を観る者の心にまっすぐ届けてくれる。監督は『メリーに首ったけ』などコメディで知られるピーター・ファレリー。キャリア初の感動作を傑作に仕上げた。
異なる世界に住む二人の壮大なズレに笑い、ツアーの本当の目的に胸を熱くし、極上のラストにスタンディングオベーションを贈らずにいられない、痛快で爽快、驚きと感動の実話!

ストーリー
時は1962年、ニューヨークの一流ナイトクラブ、コパカバーナで用心棒を務めるトニー・リップは、ガサツで無学だが、腕っぷしとハッタリで家族や周囲に頼りにされていた。ある日、トニーは、黒人ピアニストの運転手としてスカウトされる。彼の名前はドクター・シャーリー、カーネギーホールを住処とし、ホワイトハウスでも演奏したほどの天才は、なぜか差別の色濃い南部での演奏ツアーを目論んでいた。二人は、〈黒人用旅行ガイド=グリーンブック〉を頼りに、出発するのだが─。

グリーンブック:
1936年から1966年までヴィクター・H・グリーンにより毎年出版された黒人が利用可能な施設を記した旅行ガイドブック。ジム・クロウ法の適用が郡や州によって異なる南部で特に重宝された。





ナッキンコールのツアーをトレースしていたのか。
ムーンライトのガチムチ兄貴、アリータのヒール役、スパイダーバースの叔父貴など八面六臂の大活躍中であられるマハーシャラ・アリはスクリーンですっかりお馴染み。「白人の救世主」論争も一通り拝見しましたが、身近に黒人やイタ公がいない日本人目線ではその辺のデリケートゾーン(ケンタのダブルミーニングとか)はよく分からんなぁ。極東アジア界隈でしか理解できない日中韓ヘイトとか、「【映画評】バジュランギおじさんと、小さな迷子」で描かれたようなインド・パキスタン・バングラデシュ辺りの憎悪と同じ温度感なんでしょうから部外者では理解不可能。知ったか不要。ポリコレとかあまり難しいこと考えず、ロードムービーの一形態として楽しんだほうが映画ファン的には面白いよ。原則ほっこりコメディだし。しかしホモ描写は余計。



満足度(5点満点)
☆☆☆


Posted by kingcurtis 固定リンクComments(5)映画 
Edit







コメント

このホモ映画は、USAで、なんか揉めてるそうだね。

白人も黒人も黄人も、日本人とは異なる脳みそ構造の生き物だもんね。

人の物を奪っても、相手を殺してしまえば問題は無い、何も起きない、と。
Posted by 名無しのぱよぱよちーん at 2019年03月05日 12:49
>ポリコレとかあまり難しいこと考えず

映画は見てないけど、Twitter界隈で「スイカとチキン」がアメリカで黒人差別って初めて知りました。
トランプはんは、ケンタ大好物ですやん...
Posted by 名無しのぱよぱよちきん at 2019年03月05日 13:48
日本人ジャズメンが「ウォーターメロン・マン」を演奏すると、ポリコレ的には、黒人シャベツ&文化盗用でダブル役満になるわけねw
Posted by 名無しのぱよぱよちーん at 2019年03月05日 22:19
差別的な意図の有無も確かめずに差別を主張するやつはろくでなし。
人間の屑です。
Posted by 名無しのぱよぱよちーん at 2019年03月07日 10:10
グリーンブックは見てません。
昨日は「運び屋」を見ました。
89歳のクリント・イーストウッド。
エンディング間際の主人公の言葉が心に沁みました。
Posted by worldwalker's weblog(・∀・)! at 2019年03月11日 08:47
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