2018年12月13日

【映画評】若い女

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クソ女が七転八倒する様を淡々と描く典型的なフランス映画。

映画『若い女』公式サイト

イントロダクション
嘘つき、泣き虫、見栄っぱり 何もかも失くした孤独なヒロイン
31歳のポーラは、10年付き合った写真家の恋人に突然別れを告げられる。お金も、家も、仕事も無い彼女は、恋人の飼い猫とともにパリを転々とするはめに。何をやっても裏目に出てしまい、意気消沈する中、ようやく自分の居場所を見つけたかに思えたが……。自由奔放でちょっとくせ者のヒロインが、新たな人生に向かって少しずつ前へと進んでいく。現代に生きるすべての女性に贈る、孤独と自由、そして希望の物語。

卒業制作の脚本をもとにした監督作がカンヌ国際映画祭カメラドールの快挙!フランスの若手女性監督、鮮烈なデビューを飾る
監督のレオノール・セライユは2013年にフランス国立映画学校の卒業制作として書いた脚本をもとに本作を完成させ、見事2017年カンヌ国際映画祭でカメラドール(新人監督賞)を受賞。カンヌを皮切りに数々の映画祭で様々な賞を獲得し、フランスで最も権威のある映画賞・セザール賞にもノミネートを果たした。主演のレティシア・ドッシュは本作での体当たり演技により、リュミエール賞最有望女優賞を獲得。今後が期待される才能溢れる若手女優である。パリ中をエネルギッシュに動き回るポーラを体現したドッシュは、時代にふさわしい、何者にも媚びない新しいヒロイン像を作り出した。

もうひとりの主役は、私たちの住む街となんら変わりない、普段着のパリ
地下鉄、クラブ、映画館、ショッピングモール……物語の舞台は、パリと聞いて誰もが想像する華やかな観光地ではない。どこかで見たことがあるような、親しみが沸くが、時に冷たい街。新進気鋭のフランス人作曲家ジュリー・ルエが紡ぎ出すポップなサウンドにのせて、素顔のパリが映し出される。

ストーリー
ポーラ、31歳。恋人は去り、額の傷と白い猫だけが残った。
フランス、パリ。31歳のポーラは、10年付き合った写真家の恋人に突然別れを告げられる。お金も、家も、仕事もないポーラは、恋人の飼い猫とともにパリを転々とするはめに。ところが、気ままな性格が災いし、居候先の友人宅からも、安宿からも追い出され、疎遠だった母親にも拒絶されてしまう。パリにはポーラの居場所などなかったのだ。なんとか住み込みのベビーシッターのバイトを探し出し、ショッピングモールの下着屋でも働き始める。ようやく自分の居場所を見つけたかに思えたが……。




トイレットペーパーの芯で「エイミー・ワインハウス」笑った。

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しかし3秒ルールがパリにあるのかどうかは知らんけど、土足で歩き回る床に落ちたの食べるか普通?調理具も床に直置きだし。

グレタ・ガーウィグ「フランシス・ハ」、松岡茉優「勝手にふるえてろ」姉妹作みたいな作品でした。作り手の狙い目通りクソ女に観客が段々感情移入するのが面白い。綱渡りしているようでいて結局選択肢が複数残っているのはズルいわな。

事実上の単民族社会で生活しているのでパリの事情はよく分かりませんが、身近に警備員氏みたいな友達が出来ればそりゃセックスもするよな。個人的には一生涯黒人女性とリレーションシップする機会はない感じなので正直羨ましいぞ。

満足度(5点満点)
☆☆☆



Posted by kingcurtis 固定リンクComments(0)映画 
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