2018年07月30日

【映画評】ウインド・リバー

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「なぜ、この土地では少女ばかりが殺されるのか」「実話」というキャッチから、昨今話題となっているアメリカの少数民族女性大量行方不明事件の組織的背景を抉る骨太映画かと一方的に勘違いしていました。いきなり冒頭から「 inspired by true events」と出まして、また配給会社に騙された...
例の映画評論家も提灯記事書いているそうですし、なんでこういういい加減なプロモーションするの?下手なミスリードで折角のいい映画が台無し。
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映画「ウインド・リバー」公式サイト 2018年7 27公開

イントロダクション
『ボーダーライン』のテイラー・シェリダンがメガホンを執った圧倒的な緊迫感と衝撃がみなぎるクライム・サスペンス

 荒涼としたメキシコ国境地帯におけるアメリカの麻薬戦争の知られざる実態に迫った『ボーダーライン』(15)。銀行強盗を繰り返す兄弟とそれを追うテキサス・レンジャーの攻防を通して、アメリカンドリームの衰退をあぶり出した『最後の追跡』(16)。共に批評家筋の絶賛を博し、それぞれ第88回アカデミー賞Rで3部門、第89回アカデミー賞Rで4部門にノミネートされたこの2本の骨太な快作は、物語の舞台となった場所も監督&キャストもまったく異なるが、同じシナリオライターが手がけたオリジナル脚本に基づいており、一貫した奥深いテーマが息づいている。その脚本家の名前はテイラー・シェリダン。ハリウッドで今最も注目を集めるクリエイターのひとりと言っても過言ではない新進気鋭の才能が自らメガホンを執り、圧倒的な緊迫感がみなぎるクライム・サスペンスを完成させた。それが“Rotten tomatoes”で満足度87%(04/10時点)と世界中の批評家に絶賛され、第70回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門にて監督賞に輝いた『ウインド・リバー』である。

雪深いネイティブアメリカンの保留地で、なぜ18歳の少女は殺されたのか?その残酷な真実は現代のアメリカの闇に隠されている
 わずか全米4館の限定公開でスタートした本作は、作品のクオリティの高さがSNSや口コミで広まり公開4週目には2095館へと拡大。興収チャート3位にまで昇りつめ、6週連続トップテン入りのロングラン・ヒットを記録した。

多くの観客の関心を引きつけた大きな要因は、『ボーダーライン』『最後の追跡』に続き、現代社会の潮流から“忘れ去られた人々”に光をあてたテイラー・シェリダン監督の視点にある。今回の舞台となるウインド・リバーは全米各地に点在するネイティブアメリカンの保留地のひとつで、荒れ果てた大地での生活を強いられた人々は貧困やドラッグなどの慢性的な問題に苦しんでいる。保留地で頻発する女性たちの失踪や性犯罪被害にインスパイアされ、その信じがたい現状を告発した本作は、まさに今のアメリカに渦巻く闇を衝撃的なストーリー展開でえぐり出していくのだ。

 さらに、ミステリー仕立てのクライム・サスペンスとしての充実ぶりも目覚ましい。心に傷を抱えた孤高のハンターとFBIから派遣された新人女性捜査官という対照的なコンビが、幾多の苦難に見舞われながらも心を通わせ、理不尽な殺人事件の真相ににじり寄っていく様をスリリングに描出。不意に炸裂するアクション・シーンを織り交ぜながら、主人公たちが必死の思いで貫こうとする“正義”の重みをひしひしと伝えるエモーショナルなドラマは、観る者の心を揺さぶってやまない。

孤高のハンターと新人捜査官の共闘を力強く演じるジェレミー・レナー×エリザベス・オルセン
 ウインド・リバーの大地に根ざして生きる凄腕のハンターで、殺人事件の捜査に協力する主人公コリーを演じるのはジェレミー・レナー。『ハート・ロッカー』でアカデミー賞R賞主演男優賞にノミネートされ、『メッセージ』での好演も記憶に新しい実力派スターが、ストイックでありながら豊かな人間味を内に秘めたキャラクターをこのうえなく魅力的に体現し、キャリア最高の名演技を披露する。

 殺人捜査の経験をほとんど持たず、厳寒の山岳地帯に初めて足を踏み入れるジェーンに扮するのはエリザベス・オルセン。いかにも頼りなげに登場する新人捜査官が、いたいけな少女が犠牲となった悲劇的な事件に心を痛め、過酷な試練を乗り越えて成長していく姿が深い共感を誘う。くしくもレナーとオルセンは“マーベル・シネマティック・ユニバース”のホークアイ、スカーレット・ウィッチ役で共演経験があり、両者の新たな“共闘”が実現したことも大きな話題である。

 また、雪に閉ざされた大自然の風景をダイナミックに捉えた映像世界に荘厳な神秘性を吹き込む音楽を創出したのは、『ジェシー・ジェームズの暗殺』『最後の追跡』などのニック・ケイヴとウォーレン・エリス。『ハッシュパピー 〜バスタブ島の少女〜』のベン・リチャードソン(撮影監督)、『アメリカン・スナイパー』でアカデミー賞Rにノミネートされたゲイリー・D・ローチ(編集)らの一流スタッフの見事な仕事ぶりも見逃せない。

ストーリー
なぜ、この土地(ウインド・リバー)では少女ばかりが殺されるのかーー
 アメリカ中西部・ワイオミング州のネイティブアメリカンの保留地ウインド・リバー。その深い雪に閉ざされた山岳地帯で、ネイティブアメリカンの少女の死体が見つかった。第一発見者となった野生生物局の白人ハンター、コリー・ランバート(ジェレミー・レナー)は、血を吐いた状態で凍りついたその少女が、自らの娘エミリーの親友であるナタリー(ケルシー・アスビル)だと知って胸を締めつけられる。

 コリーは、部族警察長ベン(グラハム・グリーン)とともにFBIの到着を待つが、視界不良の猛吹雪に見舞われ、予定より大幅に遅れてやってきたのは新米の女性捜査官ジェーン・バナー(エリザベス・オルセン)ひとりだけだった。
 死体発見現場に案内されたジェーンは、あまりにも不可解な状況に驚く。現場から5キロ圏内には民家がひとつもなく、ナタリーはなぜか薄着で裸足だった。前夜の気温は約マイナス30度。肺が凍って破裂するほどの極限の冷気を吸い込みながら、なぜナタリーは雪原を走って息絶えたのかーー

 監察医の検死結果により、生前のナタリーが何者かから暴行を受けていたことが判明する。彼女が犯人からの逃走中に死亡したことは明白で、殺人事件としての立件は十分可能なケースだ。しかし直接的な死因はあくまで肺出血であり、法医学的には他殺と認定できない。そのためルールの壁にぶち当たり、FBIの専門チームを呼ぶことができなくなったジェーンは、経験の乏しい自分一人で捜査を続行することを余儀なくされ、ウインド・リバー特有の地理や事情に精通したコリーに捜査への協力を求める。

コリーとジェーンはナタリーの父親マーティンのもとを訪ね、事件発生の夜にナタリーが恋人に会いに行っていたことを聞き出す。心を病んだ妻とドラッグ中毒の息子を抱えるマーティンは、かけがえのない存在である愛娘の命を奪われて憔悴しきっていた。

 捜査を進めるコリーとジェーンは、鬱蒼とした森の中で白人男性の遺体を発見。彼の身元はナタリーの恋人のマット・レイバーン(ジョン・バーンサル)だった。

その夜、自宅にジェーンを泊めてやったコリーは、つらい過去を打ち明けた。3年前に娘のエミリーを亡くしたコリーは、それが原因でネイティブアメリカンの妻と離婚し、幼い息子とも離れ離れに暮らしている。コリーの留守中に失踪を遂げたエミリーは、ナタリーと同じように自宅から遠く離れた場所で変わり果てた姿となって発見され、事件の全容は未だ不明のまま。コリーはそれ以来ずっと、娘を守ってやれなかった罪悪感に苛まれ続けていた。コリーの心の傷に触れたジェーンは、部外者の彼が献身的に捜査に協力してくれている理由を察するのだった。

コリーとジェーンはベンが応援に駆り出した若い保安官4人を引き連れ、マットの同僚たちが寝起きする山奥のトレーラーハウスに乗り込んでいく。

やがて不自然な言動を連発する警備員たちとジェーンらとの間に一触即発の緊張が走り、両者が一斉に拳銃を抜いて対峙する非常事態が勃発する。はたして事件当夜、この人里離れたトレーラーハウスで何が起こったのか。ウインド・リバーの静寂を切り裂く凄まじい銃声が鳴り響くなか、ついに明らかになる衝撃の真実とは……。

監督インタビュー
この作品は成功しようが失敗しようが、作らなければならない映画だった。

—この映画を撮ろうと思ったきっかけは何だったのでしょうか。
  ネイティブアメリカンの保留地には固有の問題があるのに、それがほとんど無視されている。それで僕がようやくそうした話に声を与えることのできる立場になったから、映画化を実行したんだ。

—“フロンティア3部作”と呼ばれる『ボーダーライン』『最後の追跡』『ウインド・リバー』を通して、現在の西部開拓地域を模索しようと決めたのはなぜでしょうか。
  現代の西部開拓地域は、人としての僕たちアメリカ人が何者なのかを雄弁に語ってくれる。アメリカは新しい国だ。ごく最近になって入植した地域であり、その入植と同化の結果が今日でもはっきりと存在していることがわかる。これまで映画では直視されてこなかったことだ。だからこそ僕はそれを模索したいと思ったんだ。

—3部作の最終作となる『ウインド・リバー』で監督の役割も担おうと考えたのはなぜでしょうか。
この作品は成功しようが失敗しようが、作らなければならない映画だった。そして、苦しみを背負ったネイティブアメリカンの友人たちに対する敬意という点から、何を語り、どう語るべきか、僕が完全な責任を負わなければならない映画だった。他の監督が同じ展望を持って取り組んでくれるかどうか確信がなかったら、僕が監督を務めたんだ。

—撮影のためにどのようなリサーチを行いましたか。
保留地の人々と仲良くなって、彼らを訪ね、話を聞くことだった。先住民ネイティブアメリカンの人たちとたくさんの時間を過ごし、彼らの話が世間に無視されているのを目撃した。つまり彼らの世界で暮らすということが、僕のリサーチの方法だったんだ。

—ネイティブアメリカンのコミュニティもこの映画に関わったのでしょうか。
撮影を開始する前に、ウインド・リバー保留地に住むアラパホ族とショショーニ族に脚本を送ったんだ。とても協力してくれたよ。現場にもサンダンス映画祭にも来てくれた。この話を語るうえで、彼らの信頼は他の何よりも優先されることだ。

—プロダクション・ノートでアラパホ族とショショーニ族に感謝を捧げていますね。本作にとっての彼らの重要性、あるいは貢献について説明してください。
彼らはこの映画を受け入れてくれた。彼らの部族の旗や紋章を、無償で使わせてくれたんだ。本作の世界に命を吹き込むために、とても協力的だった。だから、せめてプロダクション・ノートで彼らに感謝を捧げたかった。

—ルイジアナのチュニカ‐ビロクシ族との仕事はどうでしたか。
とても実りあるものだったよ。この映画を支えてくれて、出資もしてくれた。彼らの援助を得たことは、製作者たちにも僕にとっても、とても重要なことだった。チュニカ‐ビロクシ族は創作について僕を信頼してくれて、出資で僕を支えてくれたんだ。

—主人公コリーのキャラクターは、どこから着想を得ましたか。ジェレミー・レナーをキャスティングした理由も聞かせてください。
僕は狭い視野に陥るのではなく、悲劇から前に進むという考えにとても引かれたんだ。そのことをキャラクターを通して模索したかった。また、保留地での女性に対する圧力や暴力を、リアルに見る方法を観客に与えたいと思った。ジェレミーの役については、力強さと傷つきやすさが実にユニークに混在している。この役にふさわしく、激しい怒りと繊細さを持つ俳優が必要だった。ジェレミーは見事にそこを捉えているよ。

—ネイティブアメリカンのキャスティングについては、どのようなアプローチを取ったのでしょう。俳優ではない人や保留地に実際暮らす人と仕事をしたのですか。
数名はそうだね。マーティンの妻でナタリーの母、アニーを演じた女性はこの映画のエキストラだった。僕はロケ地で彼女に出会い、話をしてみて、彼女と身内がこの映画と似たような経験をしていることを聞いた。それで僕はこう尋ねたんだ。「ねえ、この役を演じてくれないか。ものすごく難しいとは思うけれど」。すると彼女はやると答えた。当時の彼女は俳優ではなかったが、今では俳優なんだ。見事な仕事をしてくれた。彼女の演技はとにかく素晴らしい。

—ナタリー役のケルシー・アスビルなど、一般的にあまり知られていない俳優の起用について語ってください。
映画のキャスティングとなると、自分が作ったキャラクターの本質を捉えてくれる俳優を見つけたいと思うものだ。ナタリー役については、強い精神の持ち主がどうしても必要だった。戦う心を持っていて、しかも希望と若さと愛を表現できる女優だ。ケルシーはそのすべてを持っていた。他の一部の役についても同じだよ。サムを演じたトカラ・クリフォードは実際に保留地で育ち、チップを演じたマーティン・センスマイヤーもそうだ。彼らがよく知る世界で、正確にその役に命を吹き込める人たちだ。

—ご自身の監督としてのアプローチをどのように表現しますか。
僕は自分を本当の自然主義の監督だと考えたい。リアリズムがとても重要なんだ。世界を正確に捉え、世界そのものをキャラクターのように感じさせたいと努力している。リアリズムは僕たちの生活の中にあるものだから。映画における風景も、僕たちの生活の中にあるものと同じように表現しようとしているんだ。

—あなたは本作を次のようなテロップで締め括りました。「数ある失踪者の統計にネイティブ・アメリカンの女性のデータは存在しない。実際の失踪者の人数は不明である」。この問題を知ったきっかけは何でしたか。
保留地で過ごしていた時にこの問題を知り、事情を知る数名に話を聞いたんだ。統計については何ひとつない。僕は統計を見つけられなかったし、他の者も何も見つけられなかった。僕は司法省に問い合わせたし、疾病予防管理センターにも問い合わせた。考えつく関係者と片っ端から話をしたんだ。こうした統計を取るのは国の仕事だが、国は自治権のある保留地については権限がない。だから統計を取る人が誰もいないんだ。

テイラー・シェリダンからのメッセージ
 『ウインド・リバー』は、現代アメリカの辺境を探求するひとつのテーマに沿った3部作の最終章です。第1作『ボーダーライン』では、アメリカとメキシコ間の国境で横行している暴力を描き、第2作『最後の追跡』ではテキサス州西部で莫大な富と貧困がぶつかり合う模様を描いています。そのシリーズのカタルシスとなるのが『ウインド・リバー』です。

 本作では、アメリカの辺境と言われる地の中で最も明白なものであり、アメリカの最大の失敗であるネイティブアメリカンの保留地が舞台になっています。登場人物のパーソナルな視点からは、人が悲劇を体験した後に心の整理がつかないながらも前に進んでいく姿を追い、より大きな視点では、人が住むべきではない地に人を強制的に住まわせるとどのようなことが起こるかを追っています。

 そこは地形自体が敵のように向かってくる冷酷な地です。ガンよりも殺人による死亡率が高く、強姦は大人の女性になろうとしている少女にとって通過儀礼であると見なされているような場所なのです。またそこでは、法の支配が自然の支配に屈します。北米の中でこの100年間に最も変化が少なかった場所であり、その少ないながらも起こった変化のために最も苦しんできた場所なのです。

 我々はコリー・ランバートという主人公を通して、この世界に入って行きます。彼は合衆国魚類野生生物局で働くプロのハンターで、3年前に娘を殺されるという悲劇を体験しています。そしてコリーは自分の娘と同じように殺された、十代の少女の殺人事件の犯人を追うFBIの新人捜査官のガイドをするように依頼されます。我々はコリーを通して悲劇の結末について考えさせられます。またコリーを通して、正義と復讐のどちらを選択するかという倫理観のジレンマを体験します。この役を演じるには、威圧的な体つきと今日の俳優には稀な感情的なもろさを体現する俳優が求められます。コリーこそがこの映画の魂なのです。私はコリー役にジェレミー・レナーを選びました。それは、この役柄が持つ力を完全に捉えることができる強さ、深み、迫力を兼ね備えた数少ない俳優のひとりがジェレミーだからです。

 コリーがこの物語の魂であるなら、FBI捜査官であるジェーン・バナーは背骨です。フロリダ出身であるジェーンは、映画の観客同様この厳しい世界をよく知っておらず、観客はジェーンの目を通してこの世界を見ます。この地の広大さを見てください。また、この地の激しさを見てください。我々はジェーンを通して生きるという意志を探求し、生きるための闘いに伴う恐怖を彼女を通して体験します。私はジェーンを、この世界をうまく進んでいくスキルがないけれども、今は精神力のみでなんとか進んでいく人物として描いています。この役には、認識が甘いとか弱いなどといった印象を与えずに経験が浅い人物像を演じることができるような、膨大な知性と強さを兼ね備えた女優が求められます。私はジェーン役にエリザベス・オルセンを選びました。エリザベスにはそれらの資質すべてと、同年代の女優にはない才能とスキルがあるからです。

 今回、これまで私が脚本を手がけたすべての作品でやってきたように、親密な人間関係とドラマが予期しない形で展開される緊張感とアクションで、観客の目を釘付けにすることを目指しました。風景の美しさと厳しさを感じることができる現実味を持たせる撮影の仕方で、この作品にはひとつの動力が生まれました。その視覚効果を最大限にするために、撮影監督としてベン・リチャードソン(『きっと、星のせいじゃない。』『ハッシュパピー 〜バスタブ島の少女〜』)を選びました。ベンが手がけた一連の作品は、風景がもたらす効果を高める自然主義を維持しながら、風景の感情を捉えるという奥深い能力を証明しています。この手法は、脚本に内在するもの以上に緊張感を高めます。

 そのようなアーティストたちをチームに迎えた本作は、この地の美しさで観客の目を釘付けにするとともに、この地の激しさで観客に衝撃を与え、映画の終局で待ち構えているカタルシスへと導いていきます。『ウインド・リバー』は我々がどれだけ進化し、またどれだけ進化を遂げていないかについて考えさせます。また人間の精神の強さを探求し、人間が住むはずではない地で人間がどのように生き残るのかという問いを投げかけます。そして勇敢さと感情でその問いに答えるのです。




結論からいうと良質な西部劇映画。とはいえ「なぜ、この土地(ウインド・リバー)では少女ばかりが殺されるのか」とか映画と全然関係ないやん。バカなの?劇中で登場した二人の少女の死因の何が共通している?気になったので海外サイトで確認したけど、「なぜ少女ばかりが殺されるのか?」なるキャッチは確認できず。
「in the most remote territory in the u.s(アメリカ最果ての地では)」「most murders are never solved(大半の殺人事件は決して解決されず)」「most criminals are never found(大半の犯罪者も決して見つからない)」はあり。
Wind River (film) - Wikipedia
Wind River (2017) - Rotten Tomatoes
Wind River Reviews - Metacritic
Wind River (2017) - IMDb

観客へ訴求すべきは「広大な先住民族居留地に対し警察官の数は僅か6人。捜査機関毎の管轄も複雑で縦割り(殺人はFBI、強姦はBIA等)。教育も受けず仕事もない先住民族の若者はドラッグで荒み、外部から派遣された労働者は辺境の地で殺気立ち、私企業が雇った武装警備員は地元警察と対立、環境は氷点下30度。そういう外界から閉ざされた僻地で犯罪が起きても調べようもない」事であり、論点は「なぜ、この土地(ウインド・リバー)では少女ばかりが殺されるのか」ではないんだよ。例の映画評論家の「万引き家族は必要最低限の食料しか万引きしない優しい人なんですよ」「パチンコは遊びではなく景品か換金目当てで玉を盗んだ」並にへんちくりん。日本の映画業界は文字は読めるが文が読めない人が多すぎるような気が。
町山智浩さんのツイート: "「万引きしてなければ、働いて得た金が食費やその他で消えているわけだし」だから、万引きでやっと食べていると言ったんですが。… "

そうそう。気になったのが氷点下30度での肺の破裂ですが、氷点下70度の屋外で裸で馬鹿騒ぎしていた「南極料理人」は医学的にあり得ないって事?

満足度(5点満点)
☆☆☆

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Posted by kingcurtis 固定リンクComments(1)映画 
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コメント
実話に基づく話とか言われると、むしろマイナス要因でしかないんだよね。そういうのいらないから。

でも、「実話に基づく」と言いながら実は完全なフィクションという、「Fargo」みたいなドラマもあるからあなどれない。
Posted by 名無しのぱよぱよちーん at 2018年07月30日 16:46
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