2018年05月08日

【映画評】ザ・スクエア 思いやりの聖域

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フレンチアルプスで起きたこと [DVD]
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昨年度のカンヌ・パルムドール作品。「午後ティー女子」類似のネット炎上等、王立美術館のドタバタを描いたブラックコメディ。スウェーデン映画。

映画『ザ・スクエア 思いやりの聖域』公式サイト

イントロダクション
リューベン・オストルンド監督『フレンチアルプスで起きたこと』、最大の野心作 全世界を巻き込んで話題騒然!?あなたはもう、ただの観客ではいられない!

北欧の若き巨匠リューベン・オストルンド監督の最新作『ザ・スクエア 思いやりの聖域』は、第70回カンヌ映画祭にて衝撃のパルムドール受賞を果たし、以降もヨーロッパ映画賞で最多6部門を制覇、そして、第90回アカデミー賞R外国語映画賞にノミネートされるなど、現在各国の映画祭を席巻中! そして日本では、スウェーデンとの国交樹立150周年にあたる、記念すべき2018年に本作が公開となる。

有名美術館のキュレーターが発表した展示作品「ザ・スクエア」が、世間に思わぬ反響を生み、とんでもない大騒動へと発展していく皮肉な運命の悲喜劇だ。主演は本作でブレイクを果たし、ヒット作『ドラゴン・タトゥーの女』の続編に出演決定したクレス・バング。共演にHuluのドラマシリーズ「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」でエミー賞、ゴールデン・グローブ賞などを続々受賞、スターの階段を駆け上がるエリザベス・モス、『シカゴ』などの演技派ドミニク・ウェスト、謎のパフォーマー役に『猿の惑星』のモーションキャプチャーを務めたテリー・ノタリーらが脇を固めている。アート界を舞台に、現代社会を生きる人々が抱える格差や差別といった問題を抉り出し、本当の正義や生きていくことの本質を痛烈な笑いたっぷりに描き出す。主人公が窮地に追い込まれ、人間としての決断を迫られるたびに私たち観客は「自分だったら、どうするだろう…?」と考えずにはいられない。観る者すべての〈心〉が試される究極の問題作だ!

ストーリー
正義という名の落とし穴 理想どおりに生きることの難しさ
クリスティアンは現代美術館のキュレーター。洗練されたファッションに身を包み、バツイチだが2人の愛すべき娘を持ち、そのキャリアは順風満帆のように見えた。彼は次の展覧会で「ザ・スクエア」という地面に正方形を描いた作品を展示すると発表する。その中では「すべての人が平等の権利を持ち、公平に扱われる」という「思いやりの聖域」をテーマにした参加型アートで、現代社会に蔓延るエゴイズムや貧富の格差に一石を投じる狙いがあった。ある日、携帯と財布を盗まれてしまったクリスティアンは、GPS機能を使って犯人の住むマンションを突き止めると、全戸に脅迫めいたビラを配って犯人を炙り出そうとする。その甲斐あって、数日経つと無事に盗まれた物は手元に戻ってきた。彼は深く安堵する。一方、やり手のPR会社は、お披露目間近の「ザ・スクエア」について、画期的なプロモーションを持ちかける。それは、作品のコンセプトと真逆のメッセージを流し、わざと炎上させて、情報を拡散させるという手法だった。その目論見は見事に成功するが、世間の怒りはクリスティアンの予想をはるかに超え、皮肉な事に「ザ・スクエア」は彼の社会的地位を脅かす存在となっていく……。




監督の前作「【映画評】フレンチアルプスで起きたこと」同様、外面ばかり気にして格好付けている人の無様さを嗤う意地悪な映画。「猿の惑星」があまりに衝撃的でしたが結局何なの?
ネット炎上は日本でも列挙に暇ないけど、ポリコレ警察の跋扈は北欧でも一緒なんだなぁ。
例の女性レポーターが職場に押しかけ逐一詰めるシーンはリアル地雷すぎて笑えなかったです。
あと子供のシーンは要らないような。ゴミ漁りはよかったけれど。

総じて日本とスウェーデンの喧噪は全く一緒ですね。

満足度(5点満点)
☆☆☆

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Posted by kingcurtis 固定リンクComments(0)映画 
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