2018年04月27日

【映画評】ホースソルジャー

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ホース・ソルジャー(上) (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)
ホース・ソルジャー(上) (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)

永年隠蔽されたと称される、911直後のアフガニスタンでの騎兵隊グリーンベレー工作活動を描いた史実再現映画。
グラウンド・ゼロ、「馬に跨る特殊作戦部隊」の銅像が公開 - ミリブロNews

映画『ホース・ソルジャー』公式サイト

イントロダクション・ストーリー
 全世界を震撼させたアメリカ同時多発テロから17年、これまで明かされなかった〈9.11直後の最初の戦い〉の全貌が、遂に映画化された。
 2001年9月11日のその翌日、ミッチ・ネルソン大尉は、最も危険な対テロ戦争の最前線部隊に志願し、特殊作戦の隊長に任命される。わずか12人でアフガニスタンへ乗り込み、反タリバンの地元勢力を率いるドスタム将軍と手を結び、テロ集団の拠点マザーリシャリーフを制圧するのだ。だが、現地に着いた彼らに、次々と予期せぬ危機が襲いかかる。敵の数はまさかの5万人、しかも彼らは米兵の命に高額の懸賞金をかけていた。さらに、将軍から険しい山岳地帯で勝利を収めるための最大の武器は、ほとんどの隊員が1度も乗ったことのない“馬”だと言い渡される──。

『ブラックホーク・ダウン』の製作者ジェリー・ブラッカイマーが、デンマークCM界の鬼才でコソボ紛争を追った報道写真家でもあるニコライ・フルシーを監督に抜擢。ネルソン大尉には『アベンジャーズ』シリーズのクリス・ヘムズワース、腹心の部下にオスカーに2度ノミネートされ、『シェイプ・オブ・ウォーター』でも注目されるマイケル・シャノン、『フューリー』のマイケル・ペーニャ、『ムーンライト』のトレバンテ・ローズ等、実力派俳優が演じる。
タイムリミットは3週間、最新鋭の兵器を駆使するタリバン相手に、前時代の遺物のはずの“騎馬隊”で反撃する12人。あの日散った何の罪もない人たちとその遺族、そして未来のために、壮絶な戦いに挑む者たちの誇り高き魂の実話。

プロダクションノート
機密作戦を初めて明かしたノンフィクション小説を映画化
2001年9月11日の直後、アフガニスタンでの危険な秘密任務へと向かった12人の勇敢な米陸軍特殊部隊の隊員(グリーンベレー)の驚くべき実話は、作家ダグ・スタントンが2009年に出版したベストセラー「ホース・ソルジャー」(ハヤカワ・ノンフィクション文庫)によって初めて世に知られた。出版前に読んで既に映画化を決めていたプロデューサーのジェリー・ブラッカイマーは、「陸軍特殊部隊の任務は機密で、功績を公表することもまれなので、貴重な映画になると思った」と振り返る。
 脚本はテッド・タリーとピーター・クレイグに依頼された。タリーは、「アメリカ人兵士とアフガニスタンの協力者たちの勇気と工夫に驚かされた。さらに興味をそそるのは、アメリカで最新の訓練を受けた兵士が、前時代の騎馬兵になることだった」と語る。
 ブラッカイマーは、長編映画の経験のないニコライ・フルシーを監督に起用した理由を説明する。「ニコライはとても視覚的なアーティストで、CMの仕事で何度も賞を獲得している。それにドキュメンタリー作家としてのキャリアも持ち、コソボ紛争を取材した報道写真家でもあるんだ。」フルシーは自身のキャリアを活かし、この作戦に関する政府のレポートまで入手した。

主人公の二人のモデルになった兵士たちの協力
 製作総指揮に加わった原作者のスタントンは、クリス・ヘムズワースとマイケル・シャノンが演じた人物のモデルとなった、マーク・ヌッチェ大尉と副指揮官のボブ・ペニントン准尉をスタッフとキャストに紹介した。
 ペニントンは当時の気持ちを、「戦いの先頭に立ったことは今も誇りに思う。最高の瞬間だったね。最も重要な任務を与えられて、“さあ、行こう!”となったんだ」と思い起こす。ヌッチェは、「私たちの任務が映画化されたことは、とても光栄だ。アフガニスタンの人々の働きも描いているので、彼らにとっても大きな意味を持つと思うね」と語る。
 ヌッチェの言葉を受けて、フルシーはこう説明する。「これは、ただの戦争映画ではない。アメリカ人とアフガニスタン人の両方にエールを送る作品だ。互いの文化の違いに敬意を払うだけでなく、一致団結することを学ぶ物語なんだ。」
 ヌッチェとペニントンがセットを訪れた時、彼らはツインタワービルの欠片を持っていった。マイロ隊員を演じたトレバンテ・ローズは、「僕たちは皆でその欠片を回した。実際に触れて、全身にショックが走った。あの当時の感情が呼び起こされ、とても意義深かった」と振り返る。

本物の兵士に見えるための軍事訓練と乗馬特訓
 撮影前に、俳優陣はベテラン軍隊アドバイザー、ハリー・ハンフリーズの指導を受けた。元米海軍特殊部隊Navy SEALsのハンフリーズは、『ブラックホーク・ダウン』など10本以上の作品に携わり、ブラッカイマーとは旧知の仲だ。
 ブラッカイマーは、こう強調する。「特殊部隊にとって欠かせないのは、チームの仲間意識と信頼関係だ。キャストたちが軍事訓練を受けて築いた絆が、映画の根底に流れているはずだ。」
 訓練について、ハンフリーズが説明する。「教室でのセッションでは、まず軍隊用語を教えた。そして、特殊部隊の構造、安全に武器を扱うための基本、特にここではM4について詳しく説明した。弾倉の交換、武器の操作、故障時の対処など繰り返し訓練したね。それから実地訓練に移った。」完成した作品を観たペニントンが、「全員がグリーンベレーの一員に見えた。僕らを完璧に描写してくれたね」と保証する。
 さらに、乗馬の習得も必要だった。カウボーイのクレイ・M・リリーとそのチームが、馬の手配や世話を担当し、俳優陣に乗馬を教えた。馬に乗れるようになってからも、今度は馬の上で銃を構え、本物の兵士に見えるための特訓が続いた。

プロデューサーと監督の決意とメッセージ
 最後にブラッカイマーはこう語る。「グラウンド・ゼロには特殊部隊の偉業を称える像が立っている。でも、なぜその像が立てられたのか、特殊部隊が何を行ったのかを知る人はあまりいない。これからも実際に偉業を成し遂げた人々のことを語っていきたい。私たちの自由を守るために、この12人の勇者瓩危険も苦労も厭わずに自らの任務を全うしたことを、決して忘れてはならない。
 フルシーがこう結ぶ。「この12人の勇敢なアメリカ人兵士の物語が、観客一人一人の心に何かを訴えることを願っている。兵士たちは地球の裏側に飛び、全く違う文化的背景を持つ人々と力を合わせ、得体の知れない敵と戦った。何が起こるか全く予測もつかない中、国を守るために彼らは家族を残し、自ら進んで戦地へ赴いた。彼らこそ真のヒーローであり、彼らの物語こそ語られるべきなのだ。」




史実をベースに血湧き肉躍る展開である筈なのに、単調で単調で完全熟睡映画。
「ブラックホークダウン」や「ゼロ・ダーク・サーティ」的なモノを期待したのですが、原題「12 STRONG」なのに全然キャラ立っていない。脚本がダメなのか監督の経験不足なのか分からんけど悪い意味でのマーベル映画っぽくて個人的に全然ダメでした。口直しに愛すべき個性派揃いの「プライベート・ライアン」とか「プラトーン」でも観たい気分。

満足度(5点満点)


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Posted by kingcurtis 固定リンクComments(2)映画 
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コメント
マザシャリフタリバン義勇兵捕虜虐殺事件の前景ですね。
映画化しちゃう度胸が凄い
Posted by ぬま at 2018年04月27日 11:50
3CデザートBDUが好きだから許しますwww
Posted by 名無しのぱよぱよちーん at 2018年04月28日 17:50
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