2018年03月22日

【映画評】聖なる鹿殺し

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籠の中の乙女」「ロブスター」でお馴染みのランティモス監督最新作。不条理系作品。アイルランド/イギリス映画ですが舞台はオハイオ州シンシナティ。

映画『聖なる鹿殺し』公式サイト
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イントロダクション
第89回アカデミー賞脚本賞ノミネート『ロブスター』の監督、最新作!
カンヌ映画祭で「ある視点」グランプリ受賞『籠の中の乙女』、審査員賞『ロブスター』、そして『聖なる鹿殺し』で脚本賞と見事 カンヌで3度の受賞を果たした、いま世界から最高に注目が集まる奇才ランティモス監督の最新作。 『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』のコリン・ファレル、オスカー女優ニコール・キッドマンら豪華キャストを迎えた本作は、身勝手な主人公のセリフ、神の目のような見下ろす映像、心理的に追いつめていく音楽、すべてが絡みあい見事なランティモス・ワールドが作り上げられている。はたして『聖なる鹿殺し』が意味するものとは?! この世界観を形作るのに欠かせないのが、登場した瞬間から只者でない雰囲気をまとう謎の少年マーティン。演じるバリー・コーガンは『ダンケルク』で注目を集めた新進気鋭の俳優。彼は本作で第33回インディペンデント・スピリット賞*助演男優賞を初め、アカデミー賞を賑わす俳優らと共に各賞に名を連ねている。(*発表は2018年3月3日)

ストーリー
心臓外科医スティーブンは、美しい妻と健康な二人の子供に恵まれ郊外の豪邸に暮らしていた。スティーブンには、もう一人、時どき会っている少年マーティンがいた。マーティンの父はすでに亡くなっており、スティーブンは彼に腕時計をプレゼントしたりと何かと気にかけてやっていた。しかし、マーティンを家に招き入れ家族に紹介したときから、奇妙なことが起こり始める。子供たちは突然歩けなくなり、這って移動するようになる。家族に一体何が起こったのか?そしてスティーブンはついに容赦ない究極の選択を迫られる・・・。




荒っぽく言うと「ソフィーの選択」+「ファニーゲーム」
正直、何が何だか分からない。音楽がダンケルク並に来る。
クライマックスのライフルぐるぐるシーンですが、ツイン・ピークスの小人ダンスとか、ブルーベルベットの銃口咥えシーンに匹敵する不愉快さ。事実上リタイア状態のデビッド・リンチ世界観を正統的に継承している監督さんだよなぁと感じました。比較しちゃいかんけどね。

主役のバリー・コーガンは「【映画評】ベルファスト71」「【映画評】ダンケルク」そして本作で鑑賞しましたが、世界的俳優演じるならこれくらい個性がないとダメですね。

核心部分、個人的には「嫁だろ」と思いましたが、手コキ妻ニコール・キッドマンが素で「子供」と吐いたセリフと、三者三様命乞いし媚びるシーンが印象的。という当ブログ年間ベスト級の作品でした。全然怖くはないけれど、真綿で首を絞めらるのが好きな人にはオススメするよ。

素地となったのはこちらの神話。別に見なくても充分楽しめるよ!訳分かんないけど。
アウリスのイピゲネイア - Wikipedia



満足度(5点満点)
☆☆☆☆

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Posted by kingcurtis 固定リンクComments(0)映画 
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