2018年03月02日

【映画評】15時17分、パリ行き

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15時17分、パリ行き (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)
15時17分、パリ行き (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)

その場に居合わせた人物を登用し実際のテロ事件をなぞった疑似再現ドキュメンタリー作品。毎年恒例のクリント・イーストウッド映画。御年87になりました!
本作の題材となった事件ですが、かなり前かと思いきや、2015年の事件だったんですね。
タリス銃乱射事件 - Wikipedia

映画『15時17分、パリ行き』オフィシャルサイト

アバウトザムービー
無差別テロに直面した、3人の幼なじみ。彼らはなぜテロに立ち向かうことができたのか?
“こんなイーストウッド映画観たことない!”『アメリカン・スナイパー』『ハドソン川の奇跡』とリアルヒーローの真実を描き続けてきた巨匠クリント・イーストウッド監督の最新作にして新境地。

2015年に起きたパリ行きの特急列車内で554人の乗客全員をターゲットにした無差別テロ襲撃事件。極限の恐怖と緊張感の中、武装した犯人に立ち向かったのは、ヨーロッパを旅行中だった3人の心優しき若者たちだった。なぜ、ごく普通の男たちは死の危険に直面しながら、命を捨てる覚悟で立ち向かえたのか!? 本作では、なんと主演は“当事者本人”という極めて大胆なスタイルが採用された。実際の事件に立ち向かった勇敢な3人がそれぞれ自分自身を演じている。さらに乗客として居合わせた人たちが出演し、実際に事件が起こった場所で撮影に挑んだ究極のリアリティーを徹底追求した前代未聞のトライアル。我々はこの映画で“事件”そのものに立ち会うことになる。 まだ誰も踏み入れたことのない新しい映画の可能性。87歳を迎えても尚、新たな挑戦を続けるトップランナーは、いつ、どこでテロに直面してもおかしくない今、我々誰もができること、必要なことを提示する。
当事者の目線から今の時代を生きる私たちすべてに問いかける真実と現実。

「この映画はごく普通の人々に捧げた物語である。」 クリント・イーストウッド

最新情報
『許されざる者』『ミニオンダラー・ベイビー』で2度のアカデミー賞R作品賞と監督賞を受賞、近年は『アメリカン・スナイパー』『ハドソン川の奇跡』とリアルヒーローの真実を巧みに描いてきた巨匠クリント・イーストウッド監督。208秒の決断に迫った『ハドソン川の奇跡』では、実際の現場にいた人々がエキストラとして参加しました。

最新作ではさらに徹底してリアルにこだわり、主演の3人をそれぞれ本人が演じるというハリウッド映画史上前代未聞の試みに挑戦。さらに当時の列車に居合わせた乗客たちも多数出演し、事件が起きた場所で撮影に臨みました。究極のリアリティの追求は、87歳を迎えても尚、トップランナーであり続けるイーストウッド監督だからこそ成しえた新境地。普通の人々が奇跡を起こすストーリーと圧倒的リアリティが新たな真実を照らす。テロに立ち向かった3人の若者たちを描く究極の実話『15時17分、パリ行き』が、2018年3月1日(木)より全国ロードショーとなります。

クリント・イーストウッド監督 コメント
この映画はごく普通の人々に捧げた物語です。

 彼らは旅行中の青年で、テロリストが電車に乗り込んできた時にとっさにアクションを起こしたのです。テロリストは 300 発近くの弾丸と銃を持っていました。悪事を企んでいたことは明白です。

 私は、数多くの素晴らしい俳優たちと出会ってきました。おそらく彼らを起用したとしても素晴らしい仕事をしてくれたでしょう。しかし私は、この 3 人の若者たち自身に演じてもらうことこそ、もしかすると面白い試みなのでは?と思い始めました。私は彼らと共に、事件が起こった全く同じ場所で撮影を行いました。彼らは熱意をもって挑戦し、私たちは彼らを受け入れました。きっと映画を観れば、驚いてくれると思います。

 3 人のどこにでもいる普通の若者たちが、あの事件を体験した他の人々とともに、あの場所を再び訪れるという体験は、彼らにとっても心の浄化になったのではないかと思っています。
※コメント出所:http://ew.com/movies/2017/11/21/clint-eastwood-1517-to-paris-first-look/

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オランド大統領がそっくりな割に、主演もそっくりなぁと感心して観ていましたがエンドロール見てびっくり。本人が主役演じていたとは!普通に役者さんかと思っていました。ということは犯行現場のディテールは三人の記憶に頼った筈でしょうから、まさにそのままなんですね。というセミドキュメンタリー映画。中盤の観光地巡りシーンもよかった。日系人っぽいリサさん(Alisa Allapach)とはエッチしたのでしょうか?



しかし後からロッテン・トマトやIMDB見て知りましたが評価ズタボロなんですね。海外の酷評レビュー拝見しましたが一様に「退屈」だと。クライム・サスペンス映画ファン兼イーストウッドマニア的には非常に堪能〜満足しましたが、皆さん見ている視点が違うんだろうか?思うに、幼少期とか観光地巡りは邪魔なんでしょうね。翁の演出意図は主人公の人生に寄り添うことだったのでしょう。「【映画評】アメリカン・スナイパー」とオーバーラップするような。余命僅かな名監督がお気に入りパーソンの人生をフィルムの形でブックマークするような。

いずれにせよ、フランスを舞台としたイスラム狂信者の凶行はこの事件の後も陰惨さに歯止めは掛かりません。それを考えるとなんか虚無感ありますね。

満足度(5点満点)
☆☆☆☆

15時17分、パリ行き (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)15時17分、パリ行き (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)
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Posted by kingcurtis 固定リンクComments(6)映画 
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コメント
タイトル、1が抜けてますよ
Posted by 名無しのぱよぱよちーん at 2018年03月02日 12:02
oh...
Posted by bob at 2018年03月02日 12:51
イーストウッド作品が冗長なのはいつものこと。
それを、イーストウッド風として愛でるようになればロッテン卒業。
Posted by んんー at 2018年03月02日 13:29
 それで、乗客を見捨てて乗務員室に閉じこもって鍵かけた乗務員はどうなったの?
Posted by 名無しのぱよぱよちーん at 2018年03月03日 18:34
旅行のシーンはホステルのようでハラハラしましたw
Posted by 名無しのぱよぱよちーん at 2018年03月03日 21:07
なんでやねん
Posted by bob at 2018年03月04日 08:59
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