2017年10月31日
【映画評】ゲット・アウト
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「映画の常識を覆したサプライズ・スリラー」と自称していますが予告編が一番面白い。
前評判に釣られ観に行きましたが、よくあるB級スプラッタ・コメディ映画でした。ホステルの4番煎じみたいな。
イントロダクション
映画の常識を覆すサプライズ・スリラー遂に日本に上陸!
製作を手掛けたのは、『インシディアス』『ザ・ギフト』『ヴィジット』のジェイソン・ブラム。
また、監督・脚本を務めたのは、アメリカのお笑いコンビ“キー&ピール”のジョーダン・ピール。
世界的ヒットメーカーと大人気コメディアンが異色のタッグを組み、じわじわ来る“恐怖”とあっと驚く“結末”が待ち受ける、今まで誰も観たことないオリジナリティ溢れる本作を作り上げた!
低予算ながらも全米初登場でNO.1大ヒット※1を記録し、監督デビュー作にも関わらず米映画レビューサイトで99%大絶賛※2された、映画の常識を覆すサプライズ・スリラーが遂に日本に上陸する!
ストーリー
なにかがおかしい
ニューヨークに暮らすアフリカ系アメリカ人の写真家クリスは、ある週末に白人の彼女ローズの実家へ招待される。若干の不安とは裏腹に、過剰なまでの歓迎を受けるものの、黒人の使用人がいることに妙な違和感を覚える。その夜、庭を猛スピードで走り去る管理人と窓ガラスに映る自分の姿をじっと見つめる家政婦を目撃し、動揺するクリス。翌日、亡くなったローズの祖父を讃えるパーティに多くの友人が集まるが、何故か白人ばかりで気が滅入ってしまう。そんななか、どこか古風な黒人の若者を発見し、思わず携帯で撮影すると、フラッシュが焚かれた瞬間、彼は鼻から血を流しながら急に豹変し、「出ていけ!」と襲い掛かってくる。“何かがおかしい”と感じたクリスは、ローズと一緒に実家から出ようするが・・・。
貴重なポルシェ924(だったよね?)がわたし気になります。
設定として「黒人イジメ」なんですが、掴みは優秀ながら日本人もあっち側にいるし、ぶっちゃけ話が全然面白くない。尺の中盤でオチも読めますが分かったところでどうなんだと。(映画セブンも終盤でオチが読めましたが、あれは監督がわざわざ「この先は超ムナクソ展開ですよお客さん!」という悪意のミスリードでホラー作品としては史上最高でした)
話を面白くすると必然的に堺市のちびくろサンボ親子が騒ぎますし、ま、こんなもんでしょう。
して、爺ちゃんと婆ちゃんはなんで黒人のボディを借りたんだろう?本当に黒人大好き♡みたいな。
それよりも華奢で綺麗で頭脳明晰な金髪美女がケダモノの様な低能黒人BBCに身も心も骨抜きにされなんだかメロメロンという展開の方が個人的には超嗜虐的でとってもホラー。例えばこういうヤツ。
「シャブ盛られてヤクザの情婦にされた妻」を軽く纏めてみた
終盤に写真見つけるじゃない。あそこから過去の回想シーンに突入したら作品として重畳的にもっと面白くなったかもしれないけど、ここ最近のB級一発芸映画なら「【映画評】ドント・ブリーズ」「【映画評】ノックノック」「【映画評】イット・フォローズ」の方が面白いです。
満足度(5点満点)
☆☆
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