2017年09月14日

【映画評】三度目の殺人

このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック


 

三度目の殺人【映画ノベライズ】 (宝島社文庫)
三度目の殺人【映画ノベライズ】 (宝島社文庫)

今が旬の斉藤由貴が不倫疑惑〜週刊誌報道されるメタフィクションクライム・サスペンス。
【斉藤由貴(51)不倫騒動】斉藤由貴パンティを被る変態仮面あらわる

以下、最後の方で核心部分のネタバレ邪推書いていますので、映画未読の方は要注意。

映画『三度目の殺人』公式サイト

イントロダクション
カンヌ国際映画祭・審査員賞受賞から全世界へと広がった『そして父になる』の熱狂から4年─。是枝裕和監督×福山雅治主演というタッグに加え、名優・役所広司が是枝組に初参加。さらに、『海街diary』に続き是枝組2度目の出演となる広瀬すずを迎え、日本を代表する豪華キャストの競演が実現した。

福山が演じるのは、裁判で勝つためには、真実は二の次と割りきる弁護士の重盛。役所演じる、得体の知れない不気味な容疑者と、広瀬演じる被害者の娘との接点が明らかになるにつれ、一線を超えた領域に踏み込んでしまう男を演じた。

さらに、吉田鋼太郎、斉藤由貴、満島真之介、市川実日子、橋爪功ら実力派俳優たちが、スクリーンの端々にまで緊張感をもたらした。撮影は、映画2作目にして、『海街diary』で日本アカデミー賞最優秀撮影賞に輝いた瀧本幹也。タランティーノやジョン・ウーなどの名立たる監督たちに愛される美術監督・種田陽平、さらには『最強のふたり』(11)を手掛けたイタリアの巨匠ルドヴィコ・エイナウディによる音楽と、最高のスタッフが集結した。

弁護士が覗いた容疑者の深い闇。その先に浮かび上がる、慟哭の〈真実〉とは─。心震える心理サスペンスが完成した。

ストーリー
それは、ありふれた裁判のはずだった。殺人の前科がある三隅(役所広司)が、解雇された工場の社長を殺し、火をつけた容疑で起訴された。犯行も自供し死刑はほぼ確実。しかし、弁護を担当することになった重盛(福山雅治)は、なんとか無期懲役に持ちこむため調査を始める。
何かが、おかしい。調査を進めるにつれ、重盛の中で違和感が生まれていく。三隅の供述が、会うたびに変わるのだ。金目当ての私欲な殺人のはずが、週刊誌の取材では被害者の妻・美津江(斉藤由貴)に頼まれたと答え、動機さえも二転三転していく。さらには、被害者の娘・咲江(広瀬すず)と三隅の接点が浮かび上がる。重盛がふたりの関係を探っていくうちに、ある秘密に辿り着く。
なぜ殺したのか? 本当に彼が殺したのか? 得体の知れない三隅の闇に呑みこまれていく重盛。弁護に必ずしも真実は必要ない。そう信じていた弁護士が、初めて心の底から知りたいと願う。その先に待ち受ける慟哭の真実とは?




冒頭にも書きましたが、のっけから斉藤由貴で失笑。不倫を週刊誌スクープって、まんまやん。

青春モノと違ってシリアス系の広瀬すず(19)はいいですね。なんか毎回犯され役と違う?顔も頬がシュッとした感じ。吉田鋼太郎と役所広司はいつもの安定運転。福山雅治も悪くない。ダメなのが脚本。

様々なインタビューで一様に監督は「法廷は真実を明らかにする場所ではない」をモチーフに映画化と仰っていますがなんか散漫な印象拭えず。もっと色々削ぎ落として(北海道とか福山雅治娘とか福山雅治妄想シーンとか)、拘置所・河川敷・法廷のトライアングルに絞った方が明快だったのでは?この程度のシンプルな展開で観客ぶん投げはよくない。↓ネタバレ始まります










以下、冒頭に書いたネタバレです。当ブログが思うに脳内妄想シーンを除く作品内で描写されたものが現実だと思います。「人の命を奪える人間とそうでない人間は生まれた時に決まっている」ので、命を奪える立場にある稀有な自分が広瀬すずの役に立ちたい。つまり殺人実行犯は2人。ガソリン準備し、娘が父を和姦目的で河川敷へ呼び出し(自宅やホテル、河川敷というセリフがありましたよね)、あとは共同作業。タクシーのドライブレコーダもそのままでしょう。財布は盗んだ。広瀬すずは自由を手に入れウィン。近親相姦を傍観して来た斉藤由貴は生命保険ゲットでウィン。役所広司は広瀬すずのお役に立ててウィン。殺意を否定すれば死刑にはなるまいという算段。

1回目の殺人も他人のため、2回目の殺人はすずのため、3回目の殺人はすずに類が及ばぬよう福山雅治を騙った間接自殺。元から減刑を乞うていたのに、すずの証人出廷で考え方を変えた。この辺の描写箇所も映画のまんま。と邪推します。

「器」ってのはiPhoneみたいなもので、iTunes(母艦)にすずの憎しみとかをインポートし同期する。という意味なのでしょうか。であれば弁護士(訴訟代理人)も全く同じでして、吉田鋼太郎が苛立つ豹変した福山雅治=福山雅治が苛立つ豹変した役所広司という合わせ鏡なんですよね。

しかし食品偽装エピソードとか映画の尺考えたらいらんのにね。話広げすぎ。あと前半眠すぎ。
この展開なら福山雅治の娘もいらんと思うけど、嘘泣きとすずの「足」をリンケージしていたの?

満足度(5点満点)
☆☆☆

三度目の殺人【映画ノベライズ】 (宝島社文庫)三度目の殺人【映画ノベライズ】 (宝島社文庫)
是枝 裕和 佐野 晶

宝島社 2017-09-06
売り上げランキング : 44

Amazonで詳しく見る
by G-Tools
広瀬すず 2018年 カレンダー 壁掛け B2 CL-177広瀬すず 2018年 カレンダー 壁掛け B2 CL-177

ハゴロモ 2017-10-28
売り上げランキング : 621

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

Posted by kingcurtis 固定リンクComments(1)映画 
Edit








コメント
冒頭から役所広司が夜の河原で誰かをスパナで殴り殺し、死体に火を放つシーンで驚きました。
タクシーのドライブレコーダーや埋められたカナリアのシーンなど印象深かったです。
黒澤明監督の映画「羅生門」と比較する映画評を見ました。
福山雅治がラストシーンで交差点に立つシーンは十字架を比喩したんだと言われているようですが、自分は気づきませんでした。
Posted by worldwalker's weblog(・∀・)! at 2017年09月14日 17:25
  ※ コメント認証制です。船井総研を誹謗中傷するコメント不可。自演、連投、電波、犯罪、差別、スパム、オカルト、船井幸雄、URL記述も不可。
※ 全角換算400文字超を入力するとコメント飛びます。要分割投稿。