2017年02月10日

【映画評】ANTIPORNO アンチポルノ

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「裸身_初号」冨手麻妙
「裸身_初号」冨手麻妙

【映画評】淵に立つ」の艶演で複数映画祭で主演女優賞を受賞された筒井真理子さん(56)おセックスシーンを観に行ったつもりが、カットバックにシールズの国会前デモ。

映画『ANTIPORNO アンチポルノ』作品詳細

イントロダクション
極彩色のファンタジックな世界で、少女の妄想と現実が入り乱れる─ 鬼才・園子温監督が贈るアナーキーで過激な美しき問題作。
園子温監督が脚本を書きおろした完全オリジナルの最新作は、『ANTIPORNO』。主演を務めるのは、本作が長編映画の単独初主演となる女優・冨手麻妙。2015年に公開された園作品のほぼ全てに出演し、園が今もっとも成長を期待する若手女優。見出した俳優が次々とブレイクしている鬼才・園が見初めた新しいミューズとして、冨手麻妙は「園監督の作品のためなら脱ぐ」と 裸上等で難しい役所に挑戦している。冨手麻妙の相手役には、実力派女優・筒井真理子。京子のサディスティックな振る舞いを受け止めるマネージャー・典子を演じ、カメレオン女優と評される幅の広い演技力で、映画に堂々たる存在感を残し、物語中盤の<ある仕掛け>に最大限の効果をもたらしている。極彩色に彩られたファンタジックな世界観で展開する物語には、女性に対する深淵なテーマが秘められている。園子温が表現の壁をぶち壊す、アナーキーで過激な美しき問題作。開幕。

ストーリー
小説家兼アーティストとして時代の寵児となった京子(冨手麻妙)。極彩色の部屋に籠もり、マネージャー典子(筒井真理子)が伝えるスケジュールを分刻みでこなす毎日。寝ても覚めても終わらない悪夢。私は京子なのか?京子を演じているのか?虚構と現実の狭間で、京子の過去の秘密が暴かれていく―。






映画評価SNSでは意識高い系が絶賛していますが正直無理。まじダサい。芸大学生の卒業作品じゃないんだから。本作と同じタイミングで獣姦愛を描いたドイツ映画「【映画評】ワイルド わたしの中の獣」、人体改造監禁変態小児愛を描いたフランス映画「【映画評】エヴォリューション」を立て続けに観た腑の悪さもあり作品自体、物凄く幼稚に感じました。尖ってるのはいいのだけれど、刺さるモノがまるでない。当方の感受性に問題があるのでしょうか?

ロマンポルノを「アンチ」したい意気込みは買いますが、なんでシールズの国会前デモ?折角お金払ったんだから上映時間中は園子温を暖かく見守りたい気持ちはあっても、なんかマスコミや俳優陣から「よ!園子温大先生!」と崇められ本人小躍りし、その空回り感がスクリーン上で痛々しく再現されているのでは?というドキュメンタリー感。そういう意味では園子温の上位互換=トリアーの「【映画評】ニンフォマニアック Vol.1/Vol.2」はメチャ面白かったよね。ああいうのが私が想像するアンチポルノ。

尚、本来の目的である筒井真理子さんの綺麗な身体、ぼわぼわ陰毛は長く拝めましたし、バイブオナニーや絡みレズシーンも堪能出来ました。その点は激しく感謝。主役を演じられた元AKB研究生さんはきちんとした作品で再評価させて下さいね。本作ではよく分かりません。筒井さん共々、今後のご活躍を期待します。

何度も書いていますが、なんで貴重な園子温は「【映画評】地獄でなぜ悪い」以降、急失速したんだろう?家庭内トラブル?あの作品の前迄と後からはクオリティ格差が別人なんだよな。沢尻目当てで観に行って轟沈した「【映画評】新宿スワン」の続編は当然観に行きませんでしたが、みんなの映画評容赦ないね。客から金取るレベルじゃない。
「新宿スワンII」に関する感想・評価 / coco 映画レビュー

満足度(5点満点)
☆☆

以下、長文インタビューより一部引用。全文はリンク先参照。

『アンチポルノ』で筒井真理子が女優としての覚悟を問われた台詞とは? | 【es】エンタメステーション

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筒井さんは園監督とはすでに『希望の国』『みんなエスパーだよ!』でお仕事されてますよね。その流れで、監督から指名があったのでしょうか?

初めは日活さんから、事務所宛てに連絡があり、園さんが「ぜひに」と仰っていると聞きました。台本を読ませていただき、園さんの叫びのようなものを感じ、是非演じたいと思いました。ただ、「私が?」。園さんチャレンジャーだなとびっくりしました。「本当に私で大丈夫なんですか?」って事務所から確認してもらっちゃいましたね(笑)。

いえいえ、大丈夫どころじゃない美しさで、同性ながら見惚れてしまいました。ただ、筒井さんのキャリアを思うと、今回が初めての本格ヌードというのは意外でもありましたが、ご本人としては特に避けていたわけではなく?

たまたまですね。ただ、肌を晒すというのは自分の中でやはり覚悟がいることでした。作品として見てもらえることは嬉しいけど、その部分だけがクローズアップされることもあるでしょうし、そういう時に、凛としていられるだろうか? その自信がなければ役を受けてはいけないと思うし、その役を演じる資格もないと、女優としての覚悟を問われているように感じました。
それに、やはり家族の顔も浮かびました。今はスクリーンで裸を晒すことは、昔ほど社会的なリスクはないとは思うんですが、姉には話しましたね。すると姉は、「人間は細胞分裂で生まれてくるわけではないし、性的なものを避けて人間なんて描けないのだから、いいんじゃない?」と言ってくれて。どちらかといえば、姉は堅い人なんですけど、さっぱりと言い放ってくれたので、ホッとしました。

筒井さんが演じられた典子は当初、京子に虐げられていたのが、一転して、荒っぽい口調で京子を責めたてる。あの豹変ぶりは、恐ろしくも痛快なカタルシスがありました。

現実には経験がないので、虫歯が痛いときにあえて自分で突くような感じ…… とか、自分の知る感覚の中から近いものを見つけて、イマジネーションを広げていきました。『縄と肌』(1979年日活製作 原作:団鬼六 監督:西村昭五郎)の谷ナオミさんのいたぶられながらも恍惚とする様をみたりして……。でも、いざ役に入っていくと辱めを受けているのに楽しいんですよね。お芝居に入っていくってそういうものだと思うんですけど、新たな体験をさせてもらいました。

あの主従関係の逆転は、ジェンダーとか、いろんな規範や常識をひっくり返してみせる行為の象徴のようにも感じられたのですが、筒井さんはどう思われましたか?

この作品の中で「本当に自分の人生を生きられているのか?」 と問いかけられているような気がしました。社会のルールとか常識とか規範の中で生活していて、誰もが社会的な顔を持っている。普段は忘れているぐらい自然にその顔を演じてるんだけど、それをはぎ取ったらどうなるのか……? 典子と京子の主従関係が逆転したからといって「それが自分なの!? 」といえばどちらも違うのではないか、と。

なるほど。今回の現場の雰囲気はいかがでしたか? これまでの園作品との違いはありましたか?

どんな現場も毎回違うといえば違うんですが、今回は、商業映画の中ではかなり小さいバジェットで、しかも一週間で撮るということもあって、監督もスタッフもいい意味で張り詰めてたし、熱気に満ちた現場でした。
私自身は台本を読んだときに、典子のラストシーンの台詞をどうしても言いたくて役を引き受けたので、この台詞をちゃんと届けたいという思いに賭けていたようなところはありました。それなのに、リハーサルで園さんが「この台詞、前にも同じような台詞があるからカットするか!」と言われたときは、降ろされるのを覚悟で「すみません、私この台詞があるから引き受けたんです」って直訴し、戻してもらいました(笑)。
基本、作品は監督のもので、女優はあくまで歯車だと思っているんですが、言わずにはいられないぐらいの思い入れがありました。このシーンの撮影の前の晩は、気持ちが高ぶってなかなか眠れず、何度も台詞を口にしては、「言えてない! 足りない!」と、なかなか納得できず。当日も、撮影所のお稲荷さんに「どうか私に力をかしてください」ってお祈りしたぐらい。本当に思い入れのあるラストシーンなので、ぜひ見てもらいたいです。

確かに、あの長台詞は作品の象徴ともいえるシーンですよね。「この国の女はみんな自由に苦しめられてる」などという、ストレートな怒りの言葉が連ねられているんですが、どこか詩の朗読を聞くようなリリカルな抒情性もあって……。特に「売女」という言葉が象徴的だと感じたんですが、筒井さんはこの言葉をどのように解釈されましたか?

「売女」は考えました。本当にいろんな意味にとれるし、いろんなものに置き換えられると思うんです。女性だけでなく、みんな何かを売って収入を得て、生きているんですよね。例えば時間もそうだし。一方でなにか神々しさも感じる。時々によっていろんな意味に変化する、深いメタファーですよね。
「お前は売女か!?」って、園さんの自分の現状に対する怒りや叫びのようにも思えるし、世の中の常識や、“自分はこうあるべき”みたいな固定観念にアンチを突きつける言葉にも感じる。
だから、この映画を観るときは、自分の“こうあるべき”みたいなものをいったん置いて、まっさらな気持ちで浴びるように感じてもらえたら嬉しいです。そんな風にみてもらえたら、少し違う自分に出会えるんじゃないかと。

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Posted by kingcurtis 固定リンクComments(1)映画 | セクシャル
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コメント
所詮、園子温です。

この改造顔面のせいで、
余計に全てがペラくなるんですよ。
Posted by んんー at 2017年02月10日 12:29
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