2017年02月02日

【映画評】沈黙 -サイレンス-

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沈黙 (新潮文庫)
沈黙 (新潮文庫)

ググったらスコセッシ74歳だって。俺の嫁マーゴット・ロビーをブレイクさせたエロ映画「【映画評】ウルフ・オブ・ウォールストリート」の次が本作というレンジの広さが面白い。

当方の知識では想像すらちょい無理なのですが、当時の日本を現在のムスリムにレイヤーするとどうなんだろう?とか。

映画『沈黙‐サイレンス‐』公式サイト

イントロダクション
アカデミー賞R最有力の歴史的大作がついに日本上陸

原作 遠藤周作 × 監督 マーティン・スコセッシ
戦後日本文学の金字塔が、アカデミー賞R監督の手で完全映画化

刊行から50年、遠藤周作没後20年の2016年。世界の映画人たちに最も尊敬され、アカデミー賞Rにも輝く巨匠マーティン・スコセッシ監督が、戦後日本文学の金字塔にして、世界20カ国以上で翻訳され、今も読み継がれている遠藤周作「沈黙」をついに映画化した。

1988年、スコセッシが原作と出会ってから28年、いくつもの困難を乗り越えて実現した一大プロジェクトだ。キャストは主演のアンドリュー・ガーフィールドを筆頭に、アダム・ドライバー、リーアム・ニーソン、日本からは窪塚洋介、浅野忠信、イッセー尾形、塚本晋也、小松菜奈、加瀬亮、笈田ヨシら、各世代の実力派が名を連ねる。

さらに、全員でアカデミー賞R受賞6回、アカデミー賞Rノミネート23回のスコセッシゆかりの最高のスタッフと、時代考証や美術で日本人チームが参加し、舞台となる江戸初期の長崎を再現した。

人間の強さ、弱さとは?信じることとは?そして、生きることの意味とは?貧困や格差、異文化の衝突など、この混迷を極める現代において、人類の永遠のテーマをあまりに深く、あまりに尊く描いた、マーティン・スコセッシの最高傑作にして本年度 アカデミーR賞最有力作品がいよいよ上陸する。

ストーリー
17世紀、江戸初期。幕府による激しいキリシタン弾圧下の長崎。日本で捕えられ棄教 (信仰を捨てる事)したとされる高名な宣教師フェレイラを追い、弟子のロドリゴとガルペは 日本人キチジローの手引きでマカオから長崎へと潜入する。

日本にたどりついた彼らは想像を絶する光景に驚愕しつつも、その中で弾圧を逃れた“隠れキリシタン”と呼ばれる日本人らと出会う。それも束の間、幕府の取締りは厳しさを増し、キチジローの裏切りにより遂にロドリゴらも囚われの身に。頑ななロドリゴに対し、長崎奉行の 井上筑後守は「お前のせいでキリシタンどもが苦しむのだ」と棄教を迫る。そして次々と犠牲になる人々―

守るべきは大いなる信念か、目の前の弱々しい命か。心に迷いが生じた事でわかった、強いと疑わなかった自分自身の弱さ。追い詰められた彼の決断とは―

マーチン・スコセッシ メッセージ
このプロジェクトは私が長年に渡りあたためてきたもので、その発端は初めてこの傑作と出会った1988年まで遡ります。読んだ瞬間にこの作品を映画化したいと思いました。物語の舞台は17世紀、江戸時代初期の長崎。アンドリュー・ガーフィールドとアダム・ドライバーが演じる二人の若いポルトガル宣教師の話です。彼らは政府によるキリスト教弾圧に屈して棄教したと噂されるリーアム・ニーソン演じる司祭を探すため、日本に送られてきました。そして、信仰を貫くのか、それとも棄教を宣言して信徒の命を救うのか、という厳しい選択を迫られるのです。

制作にあたって、様々な分野の日本人スタッフによる多大なサポートを受けました。そして素晴らしい日本人キャスト─浅野忠信、窪塚洋介、イッセー尾形、塚本晋也、笈田ヨシ、小松菜奈、その他にも多数が出演してくれました。

本当に恵まれた環境でした。なぜ「沈黙」を映画にしたのか。それは私にとって、この作品が人間にとって本当に大切なものは何かを描いた作品だからです。

プロダクション・ノート

企画のなりたち
 1988年、ニューヨーク市で行われた『最後の誘惑』特別試写会で、監督のマーティン・スコセッシは大司教のポール・ムーアと知り合った。そのイベントでムーアは、監督に遠藤周作の小説「沈黙」をプレゼントした。

 初めて「沈黙」を読んだスコセッシは大きな衝撃を受け、まるで彼個人に話しかけられたような気がした。「遠藤が本で提示したテーマは、私がとても若い時からずっと考えていたものです。私はこの年になっても、信仰や人間のありようについて考え、疑問を感じていますが、これらは遠藤の本が直接的に触れているテーマなんです」

 それ以来、スコセッシは映画化を固く決心していた。脚本家のジェイ・コックスと映画化に取り組み始めた彼は、自身の次回作として計画していた。しかしながら、運命は別のシナリオを用意していた。まず初めに、スコセッシは「二人で書いたドラフトが気に入らなかった」と言う。彼はまた別の問題にも直面した。とりわけ、出資者を見つけることが問題だったのだと言う。製作は中座するが、その後何年も、監督は本のテーマや登場人物について深く考え、コックスと共に、断続的に脚本のドラフトを何回も書き直した。二人が原作の奥深い意義を取り入れて息づかせた脚本に満足がいくまで、トータルで15年以上もかかった。

 スコセッシは、2007年の小説の英語版の序文に次のように書いている。「キリスト教は信仰に基づいていますが、その歴史を研究していくと、信仰が栄えるためには、常に大きな困難を伴いながら、何度も繰り返し順応しなければならなかったことが分かります。これはパラドックスであり、信仰と懐疑は著しく対照なうえ、ひどく痛みを伴うものでもあります。それでも、この2つは関連して起こると思います。一方がもう一方を育てるからです。懐疑は大いなる孤独につながるかもしれないが、本物の信仰、永続的な信仰と共存した場合、最も喜ばしい意味の連帯で終わることが可能です。確信から懐疑へ、孤独へ、そして連帯へというこの困難で逆説的な推移こそ、遠藤がとても良く理解していることです」

 実際、スコセッシがキリスト教最大の悪役と呼ぶユダは、監督がキリスト教神学の中で一番切迫したジレンマの一つとするものを具現化している。

 「ユダの役割とは何か?」とスコセッシは言う。「キリストは彼に何を期待しているのか? 現在の我々は彼に何を期待するか――。遠藤は私が知っているどのアーティストよりも直接的に、ユダの問題に目を向けています」。この問題は「沈黙」に注ぎこまれ、ロドリゴ神父の運命を決定する。

 スコセッシは書いている。「――ゆっくりと、巧みに、遠藤はロドリゴへの形勢を一変させます。『沈黙』は、次のことを大いなる苦しみと共に学ぶ男の話です。つまり、神の愛は彼が知っている以上に謎に包まれ、神は人が思う以上に多くの道を残し、たとえ沈黙をしている時でも常に存在するということです」

ロケハン
 製作の前段階として、資金確保のためにさまざまな道が模索されていた2008年と09年に、マーティン・スコセッシと製作総指揮のエマ・ティリンジャー・コスコフら主なメンバーは、ロケハンを始めた。彼らは、経済的に可能な形で本作を撮影できる場所を探し、ニュージーランド、カナダなどさまざまな場所を見て回り、台湾でついに完璧なロケ地を見つけた。

 台湾での撮影の可能性を探るうえで、スコセッシとコスコフは、台湾での撮影に幅広い経験を持つアン・リー監督(『ライフ・オブ・パイ』など)に連絡を取った。リー氏と彼の協力者たちは、台湾で映画を製作するうえで必要不可欠な助けとなった。

 コスコフは、台湾を数回訪れ、撮影に向けて、国中を旅してまわった。「台湾には何度も行ったので、ロケハンをして都市や地方、国の隅から隅まで行ったと言っても嘘じゃないわ。それに大勢の人たちとも会いました」とコスコフが語る。「風景や地形が多様にわたり、人々の才能や台北にある映画製作の施設があったおかげで、『沈黙 ‒サイレンス‒』を撮影する場所をついに見つけられたと思っています。『沈黙 ‒サイレンス‒』は、17世紀の日本を再現できるぴったりの場所を見つけたと納得したの」

 スコセッシも同意する。「台湾は、(舞台となる長崎に)地形的に似ていたし、天候も似ていました。山や海のそばの景色は我々が求めていたものでした」

キャスティング
 製作の開始日が近づく中、役者を探していたマーティン・スコセッシは、数人の若手俳優をオーディションし、アンドリュー・ガーフィールドを見て衝撃を受けた。『アメイジング・スパイダーマン』を終えたばかりのガーフィールドは、スコセッシにとってロドリゴ神父の生まれ変わりのように見えた。

 ガーフィールドはこの抜擢を喜びながらも、チャレンジの重みを理解した。「ロドリゴが格闘する大きくて一番重要な疑問は誰もが抱くものですよ。意義のある人生を、信仰を持った人生をどう生きるか、そうすることで疑いを持つことにもなるのか」

 ロドリゴの同僚のガルペ神父に、スコセッシはもう一人のカリスマ性のある新進の若手俳優、アダム・ドライヴァーを起用した。「普通、聖職者というのは冷静で理性があると思いますよね。でも、当時の状態は過酷でした。彼らは荒っぽく、洗練されてはいませんでした。僕は彼らのことを探検家だと思っています」とドライヴァーは言う。

 フェレイラ神父を演じるリーアム・ニーソンは、15年前のスコセッシの『ギャング・オブ・ニューヨーク』ではヴァロン神父を演じた。彼は監督と再び協力するチャンスを喜んだ。「(原作や映画で)描かれていることの中には、今の世界で実際に起こっていることでもあるんです。『沈黙 ‒サイレンス‒』はあらゆる人が見たい映画になったと思いますよ」

 2007年にはすでに、スコセッシとキャスティング・ディレクターのエレン・ルイスは日本に行き、日本で有名な数人の役者に会っていた。彼らの多くが日本のスターだ。「私は日本には3回行ったわ」とルイスが語る。「とても刺激的でした。私たちはこれなら大丈夫だとすぐに分かったの。なぜなら、どの役者もとても優れた人たちばかりだったから。彼らの話す英語は完璧ではないにしても、彼らがシーンの意図を理解していることはよく分かりました。とても感動したし、興奮したわ」

 重要な通辞役に、スコセッシは浅野忠信を起用した。監督は、浅野を、チンギスハーン役を演じた映画の『モンゴル』でよく知っていた。アレクサンドル・ソクーロフ監督の『太陽』で昭和天皇を演じた多才な俳優イッセー尾形は井上筑後守役を手にした。日本の優秀な若手俳優の一人、窪塚洋介は、キチジローの役を、また、フランス在住で、舞台演出家の笈田ヨシは、トモギ村の年長者イチゾウ役に起用された。モキチ役の塚本晋也は「スコセッシ監督のためだったらエキストラでもやります」と感激を口にした。

 スコセッシは、日本人キャストについての褒め言葉が尽きることがない。「日本人の役者はすばらしい。彼らと会い、一緒に協力することは思いがけない発見の連続でした。彼らの才能の幅の広さや奥深さは驚異的ですよ」




まず申し上げたいのが、良作でしたが尺長過ぎ。拿捕される前までは眠くて仕方なかったです。

内容についてはなんちゃって日本映画でなく掛け値なしの一流布陣。大好きな小松菜奈ちゃんに期待しましたが役柄上、特筆すべき演技は少なくその点残念でした。乞食メイクは後にも先にもこれが最後でしょう。

cast-nanakomatsu

とはいえ他の主要日本人キャストは好演技。とくにイッセー尾形さん。浅野さんも窪塚くんもよかった。最後の演者は黒沢あすかさんだったのか。冷たい熱帯魚の性獣印象しかないのでびっくり。
「沈黙〜サイレンス〜」私的エピソード|黒沢あすかオフィシャルブログ「Asukamera」Powered by Ameba
「沈黙〜サイレンス〜」私的エピソード◆湛沢あすかオフィシャルブログ「Asukamera」Powered by Ameba
「沈黙〜サイレンス〜」私的エピソード|黒沢あすかオフィシャルブログ「Asukamera」Powered by Ameba

日本アカデミー賞を総なめしたドヤ顔「実写No1」糞映画のアニメ以下三流芝居が可憐に感じるレベル。反面、外国人キャストは日本人キャストと比べるとちょっと印象薄いような。当方が日本人だからとはではなく冷静に観て。特にリーアム・ニーソン。

とはいえ良作。拷問シーンもソフト描写なのでグロ苦手な方も是非劇場へどうぞ。

満足度(5点満点)
☆☆☆☆

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Posted by kingcurtis 固定リンクComments(4)映画 
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コメント
日本侵略のための布教活動にだまされたかわいそうな日本的一神教徒。
一神教徒は偶像崇拝しているわけではないだろうから、
割り切って笑って踏み絵を踏めよ。

一神教徒が、一神教徒以外の他者を人間扱いせずに大虐殺してきた歴史を教えるべきだね。
沈黙のフェイスブックコメント欄が面白いよ。
Posted by 名無しさんはデマに苦しんでいます at 2017年02月02日 13:45
小松菜奈さんのこの写真には妄想がかきたてられました。
「これがお前の本当の姿なんだよ!!」と反撃を試みるも
あっさりと返り討ちにあい、執拗なお仕置きに耽溺...
Posted by すしさしみんはデマに苦しんでいます at 2017年02月02日 15:28
先日、「隠れキリシタン」って、未だにいることを知って驚きました。
長年隠れすぎちゃって、本家と違った宗教になりすぎて
もう元に戻れないとか。
かわいそうというのか、それもまた歴史というのか
Posted by 名無しさんはデマに苦しんでいます at 2017年02月02日 20:30
周作はもう少しだけ長生きしてれば、
オーケンがノーベル文学賞獲ることもなかったと思うんですけどね。
Posted by んんー at 2017年02月02日 23:21
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