2017年02月01日

【映画評】未来を花束にして

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映画史に残るトンデモ邦題&キービジュアルで昨年夏大炎上したヘンテコ映画。

映画『未来を花束にして』公式サイト

イントロダクション
ひとりの平凡な母親が参政権運動の中に見い出したもの  -それは未来への"希望"だった
1912年のイギリス。ロンドンでは、当時の政権に対して女性の選挙権を要求する運動が先鋭化していた。50年に及ぶ平和的な抗議が黙殺され続け、カリスマ的リーダーであるエメリン・パンクハーストが率いるWSPU(女性社会政治同盟)は、"言葉より行動を"と過激な抗争を呼びかけていた。その一方で人を傷つけないことを方針のひとつとする穏健派も存在した。現代社会の深刻な問題となっているテロ行為とは一線を画す、理性に拠る活動だったことが知られている。階級を超えて連帯した女性たちの願いはやがて大きなムーブメントとなり社会を変えていった ― 。
実話に基づく本作は、そんな女性たちの勇気ある行動を描出した感動作だ。

ストーリー
1912年、ロンドン。劣悪な環境の洗濯工場で働くモードは、同じ職場の夫サニーと幼い息子ジョージの3人で暮らしている。
ある日、洗濯物を届ける途中でモードが洋品店のショーウィンドウをのぞき込んでいると、いきなりガラスに石が投げ込まれる。女性参政権運動を展開するWSPU(女性社会政治同盟)の"行動"の現場にぶつかったのだ。それが彼女と"サフラジェット"との出会いだった。
同じ頃、女性参政権運動への取り締まりが強化され、アイルランドでテロ対策に辣腕をふるったスティード警部が赴任してくる。彼は歴史上初となるカメラによる市民監視システムを導入し、無関係だったモードもターゲットの1人として認識されてしまう。
やがてモードに大きな転機が訪れる。下院の公聴会で証言をすることになったのだ。工場での待遇や身の上を語る経験を通して、初めて彼女は"違う生き方を望んでいる自分"を発見する。けれども法律改正の願いは届かず、デモに参加した大勢の女性が警官に殴打され、逮捕された。そんな彼女たちを励ましたのが、WSPUのカリスマ的リーダーであるエメリン・パンクハーストの演説だった ― 。






一言で言うとしばき隊やシールズ、オウム真理教、パナウェーブ研究所、香山リカ、高江在日特派員武闘派と同じ類型の暴力集団=火病の人を描いた映画。申し訳ないけど全然共感できず。「【映画評】ヒステリア」と併せて観るとじわじわ来るかも。











エンドロールの婦人参政権で日本の表記がありませんでしたが(だよね?)、市川房枝さんら「大正デモクラシー」より胎動した我が国の女性参政権運動が結実したのは1945年だそうで、同級生がフランス、ハンガリー、イタリア。本作の舞台となった英国が1928年だったそうです。とはいえ婦人参政権付与順=先進国かと問われるとソビエト連邦が1917年、スイスが1993年だそうで、中東では進歩的なレバノン及びサウジでは未だ認められていない由。ソ連がいち早く。日本やフランスが遅参。スイスが大幅に遅れた理由は「徴兵制」つまり権利と義務の問題かもね。女性を戦火の最前線へ投じていたソ連のアリバイ作りが婦人参政権だったんじゃないかな?よく知らんけど。

とまれ古今東西、権利を果たさず義務ばかり主張する奴は忌み嫌われるのが世の常。お互い気をつけましょう。

満足度(5点満点)
☆☆

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Posted by kingcurtis 固定リンクComments(3)映画 
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コメント
てっきりDavid BowieのSuffragette Cityが貼ってあると思ったんですけど...

嫌いな映画と連動させたくなかったのかな?
Posted by 名無しさんはデマに苦しんでいます at 2017年02月01日 11:42
過大評価女優が出ておりますな。
Posted by 名無しさんはデマに苦しんでいます at 2017年02月01日 13:28
>権利を果たさず義務ばかり主張する奴は忌み嫌われるのが世の常

確かにそんなお人好しの内側にだけ厳しいような親に育てられたら辛いかな…。
Posted by 名無しさんはデマに苦しんでいます at 2017年02月01日 16:55
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