2017年01月10日

【映画評】MILES AHEAD マイルス・デイヴィス 空白の5年間

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「マイルス・アヘッド」オリジナル・サウンドトラック
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先のチェット・ベイカー自伝映画(【映画評】ブルーに生まれついて BORN TO BE BLUE)と違い、劇伴はホンモノのマイルスの曲が映画館のサラウンドモニターから延々と流れるので楽しかったです(ご遺族全面協力)。ジミヘン映画はご遺族がコピー演奏ですら許さなかったそうで、だったら制作するなと。

映画『MILES AHEAD/マイルス・デイヴィス 空白の5年間』

イントロダクション
トランペットを手放し創作活動を休止した犇白の5年間″
マイルス・デイヴィスはトランペット奏者にとどまらず、「ジャズ界の革命児」「ジャズの帝王」とも称されている。しかし彼には、半世紀のキャリアにおいて、創作活動を休止した“空白の5年間”があった。なぜ、彼は活動を休止したのか?そして彼に何があったのか?最愛の妻との別れ、ドラック、襲い来る現実と幻想、そして天才であるがゆえの創作の苦しみや隠遁願望…。マイルス・デイヴィスの実像を映画化するのは、極めて厳しいとされてきた。しかし、この作品は史実とフィクションを織り交ぜ、彼の真実に迫り“マイルス・デイヴィス”を描き切った意欲作だ。

珠玉の名曲と共に受け継がれたスピリット
オスカーに手をかける実力派名優ドン・チードル渾身の一作!
この念願の企画で監督デビューを飾り、トランペットの特訓を積んでマイルスの外見、性格、仕種を完璧なまでに体現したのは、『ホテル・ルワンダ』や『アベンジャーズ』シリーズで知られる俳優ドン・チードル。マイルスが遺した珠玉の名曲を全編にフィーチャーし、エンディングでは彼の音楽性を今に受け継ぐ豪華ミュージシャン競演によるライヴ・シーンを実現。まるで一瞬のひらめきのように偉大なるカリスマの魅力の“すべて”を凝縮し、あらゆる観客に驚きに満ちた発見と刺激をもたらす野心的な快作がここに完成した!

ストーリー
 1970年代後半のニューヨーク。長らく音楽活動を休止中のマイルス・デイヴィスの自宅に、彼のカムバック記事を書こうとしている音楽記者デイヴが押しかけてくる。しかし体調不良に苦しみ、ドラッグと酒に溺れるマイルスは、創作上のミューズでもあった元妻フランシスとの苦い思い出にも囚われ、キャリア終焉の危機に瀕していた。やがてデイヴと行動を共にするうちに、悪辣な音楽プロデューサーに大切なマスターテープを盗まれたマイルスは、怒りに駆られて危険なチェイスに身を投じていく。その行く手に待ち受けるのは破滅か、それとも再起への希望の光なのか……。




冒頭いきなり「歓迎!マイルス・デイヴィス」という謎の日本語から始まりまして、大阪公演だって。
どこまでが史実なのか存じませんが仮にフィクションドラマだとしても活劇として面白かったですよ。シリアス版ブルース・ブラザーズみたいな感じ。クリソツ度でいうと冒頭記した「チェット・ベイカー」映画での役者さんの方がマイルス似ていたけど、大泉洋似のドン・チードルも(似てないけど)悪くはなかったです。劇中活躍するJAGUARXJはマイルス愛車と同一車種だそうで。

四の五の言わずエンディングの演奏がよかったです。ホンモノのハービー・ハンコック、ウェイン・ショーター。
(マジエンジェルな中世古香織役のドン・チードルは勿論アテフリ)



満足度(5点満点)
☆☆☆

もはやマイルス・デイヴィスとは関係ないベースのお姉ちゃん(エスペランサ・スポルディング)に興味が湧いたので二枚目のアルバムを買いました。巨乳ベーシストのタル・ウィルケンフェルドちゃんは元気なのでしょうか?



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Posted by kingcurtis 固定リンクComments(5)映画 | 音楽
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コメント

大阪での、最後のコンサート。

ただ、登場するだけで感動し、

そして静まり返る観客たち。

ほんの僅かだけの演奏時間、

下を向いて力が入らない様な

文字通り吹くだけのような、

ミュートの掛かった音。

すぐ近くには、看護士役か

ボディーガードの人。


あの、扇町プールも今は無い。

Posted by 名無しさんはデマに苦しんでいます at 2017年01月10日 14:38
未見ですがドン・チードルの怪演ちうかなりきりマイルスぶりが笑えるそうで^^;
バークリー教員でもあられるエスペランサはまさに才女ですなあ。
最新盤はちょっととっ散らかってましたがR&B色濃い三枚目も良いですよ。
タルちゃんは昨冬来日してたような。ベック爺さんとは袂を分けてTOTOとやったりしてるみたいですけど。
Posted by 名無しさんはデマに苦しんでいます at 2017年01月10日 14:52
>どこまでが史実なのか存じませんが

大阪公演 フェスティバルホール
1973年2月1日
昼の公演ライブ盤「アガルタ(Agharta)」
夜の公演ライブ盤「パンゲア(Pangaea)」
共にレコードとCDになりました。
CDは現在もCBSソニーから出ています。

私は1月25日 京都公演 旧京都会館第一ホール(現ロームシアター京都)と大阪夜の部を聞きました。

旧京都会館はマイルスの音響に耐えれず残響でまともに聞けずでした。

当時のギター担当のピート・コージはマイルスにジミヘンの様に弾けとしつこく言われていたようです。
Posted by 名無しさんはデマに苦しんでいます at 2017年01月10日 18:49
連投ご容赦です。
この映画はマイルス・デイビスの晩年はソニー・ミュージック(CBSソニー)に縛られていたという話だったのか?
空白の5年というのはソニーミュージックUSAの営業方針の中で音楽的に苦しんで居たんでしょう。
CBS時代より、プレスティジ・ブルーノートや駆け出しのキャピタル時代の録音には余裕があると思えます。


Posted by 名無しさんはデマに苦しんでいます at 2017年01月10日 19:06
必ず見マース。エスペランサ・スポルディングもいいですよねー。
Posted by すしさしみんはデマに苦しんでいます at 2017年01月11日 16:19
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