2016年10月27日
【映画評】すれ違いのダイアリーズ
mixiチェックイントロダクション
タイNo.1の感動作が待望の公開! 最高の“すれ違い”が、最高の“しあわせ”をくれる。
スマホやネットが全盛の現代に──〈日記〉!? 日記を読んで会ったことのない彼女に恋をした。
スポーツしか取り柄のない青年ソーンが、ようやく見つけた仕事は、誰もが行きたがらない山奥の湖に浮かぶ水上小学校の先生。そこは電気なし・水道なし・携帯電話もつながらない場所。生徒の子供たちとも打ち解けられず、孤独なソーンは、ある日、誰かの日記を見つける。それは前任の女性教師エーンの日記だった……。
彼女の日記と子供達に教えられ、青年は成長する。これは誰にもおこりえる運命の出会いの物語。
ソーンは日記を読むうち、そこに書かれた悩みに共感したり、教え方を学んだり。やがて会ったことのないエーンに恋をし、彼女を探し始めるが……。果たして、2人は会える?会えない?美しい自然に囲まれたタイの水上学校で、日記に支えられ、子供たちに教えられ、ダメ先生が成長していく。スマホやネットが全盛の現代になかなか信じられないが、これは2つの実話から生まれた物語。実在する水上学校の話と日記を読んで恋をした男性の話が元になっている。
もどかしくて切なくて、最高にしあわせ。世界中の観客の口コミが感動の証明書。
本作の監督は、タイ映画史に残る名作『フェーンチャン ぼくの恋人』のニティワット・タラトーン。タイ・アカデミー賞最多ノミネートや米アカデミー賞外国語映画賞タイ代表などNo,1の高い作品評価だけでなく、首都バンコクのみで約100万人を動員して大ヒット。だが、何より、世界中で上映されるたびに寄せられる観客の声の熱さ。見た人の感動が名作のいちばんの証明書だ。
ストーリー
ソーンはいい奴だけどかなり情けないお気楽男子。恋人に定職を持つように叱られて、仕方なく仕事探しを始めたものの、ようやく見つけた仕事は、電気なし・水道なし・携帯電話もつながらない僻地の水上学校の先生だった……。
赴任したものの、スポーツしか自信がないソーンは毎日失敗ばかり。ある日、前任の女性教師エーンの日記を見つける。そこには、自分と同じように僻地の学校で寂しさを感じ、子供達の教育や恋人との関係に悩む、エーンの正直な心の中が書かれていた。その悩みに共感したり、ある時は教え方を学んだりするうちに、ソーンは会ったこともない彼女に恋してしまう。はたして───。
やたらめったらホンダの車/バイクが登場しますが、エンドロールで提供ホンダのロゴ。なるほどね。冒頭の「i-VTEC」エンブレム埋め込んでいる黒塗りの車はお高そうですが、小学校教諭レベルでも購入できるの?
浅野さん主演映画にも出演されていたらしい主演の女優さんがお美しい。タイはオカマですら美しいので美女が美しいのは当然なんでしょう。
共演作は「地球で最後のふたり」というタイトルだそうです。
話題となっている「君の名は」との対比ですが、どちらも糸守湖が舞台、時間差攻撃の日記シェア、天災、エンディングも同じ。SF要素を除くと完全に一致しました。音楽もよかったです。ステレオタイプ的なイメージのタイとは全然違うんだなぁ。美女排泄シーンはお国柄?
ということで「君の名は」とは関係なしで面白い映画でした。逆にタイの人が「君の名は」観たらどういう感想するのか興味津々。
満足度(5点満点)
☆☆☆
すれ違いのダイアリーズ [DVD] オデッサ・エンタテインメント 2016-12-02 売り上げランキング : 6192 Amazonで詳しく見る by G-Tools |