2016年09月20日

【映画評】怒り

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怒り(上) (中公文庫)
怒り(上) (中公文庫)

こちらの続き。実際は白人でなく黒人でした。
【アサヒ芸能】広瀬すず「白人2人掛かりで17歳壮絶レイプ」

伝えたい事は分かるのですが、話が圧倒的に面白くない。
超一流俳優を揃えながら興行成績惨敗も頷けるポンコツ作品。「君の名は」「聲の形」が日本の映画産業リスタートを期待させる希望の星ならば、本作はヒト・モノ・カネ総力戦で三流作品を金メッキ仕立てにロンダリングし映画ファンから金を毟り取る従来型ダメ邦画の典型例。このポンコツ映画が無駄に映画館のスクリーン抑えている反動で、君の名は、聲の形、シンゴジラ観客は鑑賞難民になり大迷惑。金払って観ているこっちが「怒り」だわ。



映画『怒り』公式サイト

イントロダクション

世界を席巻した『悪人』タッグが再び!日本映画史に深く刻まれる傑作が誕生する。

本当の悪人は誰か? 人間の善悪に深く切り込んだ究極の人間ドラマに日本中が感動し、空前の大ヒットを記録した『悪人』(2010年)は、日本アカデミー賞をはじめ、その年の国内の映画賞を総ナメにした。
感動の渦は海を越え、第34回モントリオール世界映画祭ワールドコンペティション部門で最優秀女優賞を受賞するなど海外でも高く評価された。
あの感動から6年―――。原作:吉田修一×監督・脚本:李相日のタッグに音楽:坂本龍一が加わり挑む意欲作は、『怒り』。
愛した人は、殺人犯なのか?
家族や友人、ときに愛する人でさえ、簡単に疑ってしまう不信の時代に、本作は“信じる”とは? という根源的な問いかけを一つの殺人事件をきっかけに投げかける感動のヒューマンミステリーである。

日本を代表する7人の豪華俳優陣が集結!

「物語の登場人物には、映画『オーシャンズ11』のようなオールスターキャストを配してほしい。」
映画化にあたり原作者・吉田修一からの要望の一つだった。これに応えるかのようにまさに夢のような7人の豪華俳優陣が集結した。主演は渡辺 謙。米ハリウッドでの活躍はもちろんのこと、昨年は『王様と私』でブロードウェイ・ミュージカルにも初挑戦し、世界から喝采を浴びる彼が本作では一転、千葉の漁村で娘と暮らすしがない父親を演じる。この他、森山未來、松山ケンイチ、綾野 剛、広瀬すず、宮あおい、妻夫木聡といった人気・実力ともにトップクラスの俳優陣が魅せる迫真の演技は、重厚な人間ドラマを紡ぎ出す。

ストーリー
ある夏の暑い日に八王子で夫婦殺人事件が起こった。
窓は閉め切られ、蒸し風呂状態の現場には、『怒』の血文字が残されていた。犯人は顔を整形し、全国に逃亡を続ける。その行方はいまだ知れず。
事件から一年後。千葉と東京と沖縄に、素性の知れない3人の男が現れた。
千葉――3か月前に突然家出をした愛子(宮あおい)が東京で見つかった。彼女は歌舞伎町の風俗店で働いていた。愛子を連れて帰った父・洋平(渡辺 謙)は、千葉の漁港で働く。8年前に妻を亡くしてから、男手一つで娘を育ててきた。
愛子は、2か月前から漁港で働きはじめた田代(松山ケンイチ)に出会った。
東京――大手通信会社に勤める優馬(妻夫木聡)は、日中は仕事に忙殺され、夜はクラブで出会う男と一夜限りの関係を続けていた。彼には末期がんを患う余命わずかな母がいた。ある日、優馬は新宿で直人(綾野 剛)に出会った。
沖縄――また男と問題を起こした母と、夜逃げ同然でこの離島に移り住んできた高校生の泉(広瀬すず)。ある日、無人島でバックパッカーの田中(森山未來)に遭遇した。

殺人犯を追う警察は、新たな手配写真を公開した。
その顔は、出会った男に似ていた。

いつしか交際を始めた愛子と田代。
二人の幸せを願う洋平であったが、前歴不詳の田代の過去を信用できず苦悩する。

同居を始め、互いの関係が深くなっていく優馬と直人。しかし直人の日中の不審な行動に優馬は疑いを抱く。

ある事件をきっかけに心を閉ざした泉と彼女を救えなかったことに苦悶する同級生の辰哉。
親身に支える田中であったが、無人島で暮らす彼の素性を誰も知らない。

愛した人は、殺人犯だったのか?
それでも、あなたを信じたい。
そう願う私に信じたくない結末が突きつけられる――。





原作未読です。ご存知「市橋達也事件」をモチーフとした映画。3つのストーリーを並行し展開するのが特徴でして、私はてっきり3つのストーリーに登場する怪しいオトコはすべて整形を重ねた同一人物(犯人)で、時間軸を絡ませ観客をあっと言わせる斬新な演出なんだと感心して観ていましたが、結局それは考えすぎで、実際はもっと単純、有り体にいうと「世にも奇妙な物語」程度の内容。それでも話が面白ければいいのですが、前半の掴みはいいも後半は完全息切れ。まさに出来損ないのイニャリトゥ「バベル」というのが的確。グダグダがご立派に3つも進行するのでトリプルグダグダ状態。無駄に尺も長いので中盤以降ははやく終わるようお祈りしながら観ていました。こんなに気持ちをかき乱されたのはスーパーマン以来。【映画評】マン・オブ・スティール

話題のホモパートですが、ハッテン場行ったことないのですがああいう感じなの?ギャスパー・ノエ「LOVE」の丸パクリかと思いました。【映画評】LOVE【3D】
妻夫木さんと綾野剛さんベロチューしながらの熱演、実にあっぱれでしたが、女性陣は何やってるの?「顧客の要求に全て応じることで有名な風俗嬢」がおっぱいもなし、キスもなし。宮崎あおいの演技絶賛とか意味が分からん。マグロ女優やん。

タラレバで申し上げますと「広瀬すずパート」だけに絞って作り直したら作品としては面白かったかもしれません。とはいえすずちゃん演技よかったですが、ここも脚本グダグダ。

ということで李相日も園子温並に糞の役にも立たない大先生監督に昇格したのが分かって参考になりました。同時期に公開中の「君の名は」「聲の形」が1800円なら、本作は80円程度の価値です。

ここ数日間で観た作品のみで総括すると、もう邦画はアニメだけでいいんじゃない?作り手の能力、作品の次元が違いすぎる。というのが忌憚なき意見。
といいつつ、「SCOOP」大根仁監督には期待しています。

満足度(5点満点)


【ポンコツ映画 汚名挽回エントリー】
【実写映画観客動員No.1?】スクリーン数半分以下のアニメ「聲の形」に惨敗した爆死映画「怒り」 苦渋の屁理屈広告掲出

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吉田 修一

中央公論新社 2016-01-21
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Posted by kingcurtis 固定リンクComments(4)映画 
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コメント
パパラッチ回避のトップクラスがパパラッチを
演じるのは楽しみでありますが、
予告見て若干萎え気味なのが…
Posted by 名無しさんはデマに苦しんでいます at 2016年09月20日 11:39
>オールスターキャストを配してほしい。

…としてしまうと、
各事務所の圧力合戦になりまして、
全キャストに均等に目立つシーンを入れなきゃいけなくなります。
場合によっては「(うち所属の俳優の)写ってる時間の配分」まで計算されます。
結果、
脚本がどうでもよくなり、
編集がどうでもよくなります。
Posted by 名無しさんはデマに苦しんでいます at 2016年09月20日 15:23
劇場での予告を見た時点で役者頼りの臭いしかしなかったからなぁ。
もしかしたら、と思ったけど案の定だわ。
Posted by   at 2016年09月20日 17:42
ゴジラを観に行ったときに予告を見て怒りを感じました。
Posted by すしさしみんはデマに苦しんでいます at 2016年09月20日 21:09
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