2016年04月25日

【映画評】レヴェナント: 蘇えりし者

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オスカーで「リリーのすべて」エディ・レッドメインを一蹴したディカプリオの演技ってどういうレベル?という回答が本作でしたが腑に落ちました。

映画『レヴェナント:蘇えりし者』オフィシャルサイト

イントロダクション

過去4作でアカデミー賞Rにノミネートされながら受賞を逃してきたレオナルド・ディカプリオが、いよいよ受賞に王手をかけた。壮絶なサバイバルの旅の果てに大自然の摂理を見出すハンター、ヒュー・グラスの魂の軌跡を、渾身の力をこめて熱演している。本物のフロンティアの再現に強くこだわったイニャリトゥ監督は、マイナス20℃の極寒の地でロケを敢行。人工的な照明を一切使わない自然光のみの撮影を行い、壮大な大自然を未だかつてないスケール感で映し出している。鬼気迫る演技と圧倒的な映像を日本が世界に誇る音楽家の坂本龍一の音楽が見事にまとめ上げている。

ストーリー

1823年、アメリカ北西部を行く狩猟の旅の途中、ハイイログマに襲われて瀕死の重傷を負ったヒュー・グラスは、仲間に置き去りにされたうえ、彼を助けようとした最愛の息子を殺されてしまう。激しい怒りと絶望を力に変え、奇跡的に死の淵から蘇りを果たすグラス。裏切り者の追跡を開始した彼は、燃えたぎるような復讐心を原動力に危険に満ちた極寒のフロンティアをひたすら前へと突き進む。想像を絶する過酷なサバイバルの旅を通じて新しい自分に生まれ変わっていくグラス。果たして彼は、復讐の旅の果てに何を見出すのか?ラストには、予想を遥かに超えた驚きが待ち受けている。




実話ベース(ヒュー・グラス - Wikipedia)という足枷なのか正直、凡庸なストーリーですが、脚本、演出、カメラワーク、演技の総力戦で凄まじいヒューマンドラマと化しました。とはいえ一旦生還した後の展開はちょっと息切れ感も否めず。ゴージャスで息を呑む風景美も3時間も流されると流石に飽きる。リズム感としては馬の寝袋までは凄かったです。誘拐された娘さんともっと絡むかと思いましたが一瞥しただけでした。それはそれでいい余韻。

総じて淡々と環境ドキュメンタリーを観ている風で登場人物に感情移入出来ず、五感に訴える感じではありませんでした。オスカーで作品賞落とした理由はそういうことかも。
(とはいえ作品賞競り勝ったスポットライトもそういうレベルには感じず。【映画評】スポットライト 世紀のスクープ

イニャリトゥ作品は「BIUTIFUL ビューティフル」以外は全て観ましたが、名人芸の域に達してきましたね。今はテレビシリーズ制作に没頭しているそうで映画新作の話は聞かれませんが、次回作はスピリチュアル風味を抑制した臓腑を抉る属人的作品を希望します。

満足度(5点満点)
☆☆☆

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Posted by kingcurtis 固定リンクComments(3)映画 
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コメント
恋愛っ気無くしてひたすら雪中行軍を見せたのが良かったですね
ストーリーとかどうでもよくなった

そういえばオデッセイもそんな感じだったな
Posted by LICCA at 2016年04月25日 18:04
昨日、日曜日の午前中にTOHOシネマズで見ました。
8割くらいの客入りでした。
100分くらいのズートピアでは少し眠くなりましたが、
160分くらいのレヴェナントでは眠くなりませんでした。
インディアンの男に助けられ、インディアンの娘を助けたくだりは印象的でした。
満足度は5点満点で4点☆☆☆☆です。
Posted by worldwalker's weblog(・∀・)! at 2016年04月25日 18:06
今更ながらですが感想を
映像が凄かった。これだけです。
展開や描写に突っ込みどころが多く、ほとんど投げっぱなしの伏線、普段映画を見ない私が賞をとった映画と家族に連れられ見ましたが「こんなものか」と思いました。
極寒の気温+川に何度も入り、栄養も足りないはずなのに回復。
やっと這える状態の主人公が見つけられる息子の死体を探している仲間が見つけられない。
助けてくれたインディアンが目を覚ましたらいきなり吊られていた。
「次は弾を込めておくんだな」と馬鹿にしたやつはされたやつに「言われた通りにしたぞ」と撃たれるのがお約束ではないでしょうか。
最後の対決も会社の金を盗んだ+重大な倫理違反のに立ち向かうのは二人だけしかも結局ソロ狩りの形になり社長?死亡。何で人数差を利用しないんですかね。
 まだまだありますがこれくらいで。とりかく「ええ?」と思う展開の連続で、格式ばっている「映画」が安く思いました。


Posted by あ at 2016年06月29日 12:42
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