2015年10月04日
【映画評】夏をゆく人々
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久々に来たかっ!という内容。
昨年のカンヌ国際映画祭グランプリ受賞作のイタリア映画です。
因みにパルムドールはトルコ映画のこちらでした。【映画評】雪の轍:Birth of Blues
イントロダクション
2014年の第67回カンヌ国際映画祭で見事グランプリを受賞、以降、世界中の映画祭に招待され、大きな注目を浴びた『夏をゆく人々』がいよいよ日本公開される。
1981年12月生まれの弱冠32歳、イタリアの女性監督アリーチェ・ロルヴァケルの長篇2作目である。本作によって、彼女はそのみずみずしく卓越した才能が高く評価され、一躍世界の新世代を代表する存在となった。
光と緑あふれるイタリア中部・トスカーナ州周辺の人里離れた土地で、昔ながらの方法で養蜂を営む一家の物語。ジェルソミーナは4人姉妹の長女で、自然との共存をめざす父ヴォルフガングの独自の教育と寵愛を受け、今や父よりもミツバチに精通している。家族は自然のリズムのなかで生活を営んできたが、夏、村にテレビ番組「ふしぎの国」のクルーが訪れ、一家がひとりの少年を預かった頃から、日々にさざなみが立ち始める――。
映画は古代エトルリアの遺跡が多い地域を舞台に、長女ジェルソミーナの視点で綴られる。彼女の外の世界に向けられてゆく、大人へと成長する心と、その変化を受け入れられない父の葛藤。『夏をゆく人々』は、ひと夏の家族それぞれの繊細な感情をすくい取り、一家の日常をこまやかに描き出している。しかしその一方で夢と現実のあわいに鮮烈なイメージを映し出した、まったく新しい、しかしどこかノスタルジックで豊饒な作品である。
この映画にはロルヴァケル監督の実人生が反映されている。舞台であるイタリア中部は、彼女の生まれ故郷である。また彼女もジェルソミーナと同じくドイツとイタリアの混血で、異文化の共存には慣れ、家は養蜂を営んでいて、ミツバチの扱いは子供の頃から手慣れたものだった。
何が面白いって、海外のウェブサイトと180度見せ方が違う。(英題「the wonders」)
監督のアリーチェ・ロルヴァケル女史は長編二作目だそうです。
トスカーナ地方の風習に浸かり、オチなし山なしの日常系。オープニングは少女のウンコ。養蜂業というマニアックな題材で延々とルーチンワークが続くのですが、ワンカット、ワンカットのビジュアルが印象的。幼女脱ぎ過ぎ。主要キャストのキャラも立っていますが、帰りのボートの中でかつらを脱いだシーンで気付いた。これモニカ・ベルッチやんか。調べたら51歳だって。次回作は007スペクター
因みにドイツ人の女性福祉担当者は「パラダイス愛」でおっぱいぷるんぷるんしながら黒人男娼を買い漁る多淫オーストリア女性でした。
ということで、後からじわじわ来る系、欧州映画好きにはオススメ。
こういう地味な展開でも観客の集中を切らさない演出力は凄いですね。
満足度(5点満点)
☆☆☆☆
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コメント
観ないで言うと、フェリーニの映画みたいな感じかな?
Posted by 名無しさんはデマに苦しんでいます at 2015年10月04日 20:40