2015年05月27日

【映画評】駆込み女と駆出し男

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東慶寺花だより (文春文庫)
東慶寺花だより (文春文庫)

満島ちゃんを観に行きました。
どんな球も打ち返す相変わらずの強打者振りに安心しました。

『駆込み女と駆出し男』大ヒット成就!


イントロダクション
質素倹約令が発令され、庶民の暮らしに暗い影が差し始めた江戸時代後期。鎌倉には離縁を求める女たちが駆込んでくる幕府公認の縁切寺の東慶寺があった。但し、駆込めばすぐに入れるわけじゃない。門前で意思表示をした後に、まずは御用宿で聞き取り調査が行われるのだ。駆出し医者でありながら、戯作者にも憧れている信次郎は、そんな救いを求める女たちの身柄を預かる御用宿・柏屋に居候することに。知れば知るほど女たちの別れの事情はさまざま。柏屋の主人・源兵衛と共に離縁調停人よろしく、奇抜なアイデアと戦術で男と女のもつれた糸を解き放ち、ワケあり女たちの人生の新たな出発を手助けしていくが・・・・。

主人公、中村信次郎を演じたのは人気、実力ともにトップ俳優の大泉洋。よどみなくセリフを繰り出しヤクザの親分をやり込めるシーンは、舞台さながらの臨場感に富み、捧腹絶倒、拍手喝采間違いなし。愛すべき人物像を作り上げた。一方、夫の暴力から逃げてきた鉄練りのじょごに戸田恵梨香、豪商・堀切屋の愛人お吟には満島ひかりが配され、一癖も二癖もあるワケあり駆込み女を演じた。じょごは未来への希望と勇気を、お吟は内に秘めたしなやかな強さを、二人の女優が絶妙な演技で表した。映画で描かれる二人の共犯的な関係も秀逸である。また、堀切屋の主人を堤真一が色気たっぷりに演じたほか、名優、樹木希林が三代目柏屋源兵衛という、男名を持つ手練れの離縁調停人を懐深くチャーミングに演じて見せた。そして山崎(たつざきになります)努は江戸時代を代表する戯作者、晩年の盲いた曲亭馬琴を人間味豊かに演じている。更に、内山理名、陽月華、キムラ緑子、木場勝己、神野三鈴、武田真治ら個性溢れる俳優が競演を果たした。

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丁寧に作られた作品。5月現在の公開分までなら本年度邦画トップクラス。
役者さんもみな素晴らしい演技でしたが、主役の戸田恵梨香さんだけ場違い感否めず。キャスティングに何か大人の事情があったのでしょうか?
水野忠邦と南町奉行の顛末がばっさりカットされていたので終盤の時代背景描写が路頭に迷ったのが残念。
あと山崎努さん久し振りに拝見しましたが、末期がんと称される樹木希林さんより先に天珠を全うしそうな雰囲気。

ということで小手先に頼らず最後まで続く安定感。ドラマ系邦画ファンにオススメ。

満足度(5点満点)
☆☆☆☆

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Posted by kingcurtis 固定リンクComments(2)映画 
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コメント
原作はDV作家ですか
Posted by 名無しさんはデマに苦しんでいます at 2015年05月28日 01:06
 DV作家が「駆け込み寺」を小説のネタにするって何の冗談だろうね(棒)?
Posted by 名無しさんはデマに苦しんでいます at 2015年05月28日 10:55
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