2014年11月19日

【映画評】レッド・ファミリー

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嘆きのピエタ [Blu-ray]
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シノプシスは面白いのですが、映画自体はひどく荒っぽい。雑。
こういう作り方の映画が世界で支持されているの?



映画『レッド・ファミリー』公式サイト


2013年、第26回東京国際映画祭で上映されるや、その斬新な設定と、予期せぬ笑いと驚きに襲われる全く先の読めないストーリー、ラストに待ち受ける衝撃的すぎる感動で圧倒的支持を得て、見事<観客賞>を受賞した話題作、いよいよ公開!
仲睦まじい家族のフリをして任務を遂行する4人の北朝鮮スパイたち。彼らはケンカの絶えない隣の韓国人家族を「資本主義の限界」とバカにしていたが、偽りのない感情をぶつけ合う家族の姿に次第に心を動かされていく。やがて任務に、いや、人生そのものに疑問を感じ始めたスパイたち。そんな折、リーダーである妻役のベクは、夫役のキムの妻が脱北失敗したと聞かされる。ベクは独断で手柄を立てキムたちを助けようとするが、逆に大失態を犯してしまう。母国に残された各々の家族の命と引き換えに4人に与えられたミッション、それは「隣の家族の暗殺」だった―。全てを救うため、彼らが命を賭して打った切ない<家族芝居>とは!?
ラストに待つ押しつぶされるほどの衝撃と、声がこぼれるのを抑えきれない程の感動を、あなたは受け止めることができるか!?
衝撃的な問題作を放ち続ける鬼才キム・ギドクが、南北統一を心から願って書いたという脚本は、普遍的な家族愛を際立たせ、ストレートに胸をゆさぶる。「この先の世界を変える力を持つ」そう思わずにいられない特別な1本が誕生した。

ストーリー
 「仲むつまじくて、いつも幸せそう。うらやましいわ」と隣人に言われ、微笑む一家。威厳のある祖父(ソン・ビョンホ)、優しい夫(チョン・ウ)、おしとやかで貞淑な妻(キム・ユミ)、そして彼らを敬う娘(パク・ソヨン)、まさに理想の韓国家族だ。

 ところが、家に入りドアを閉めると妻は豹変、荷物を放り投げると、鬼のような形相で祖父の足を蹴りあげる。彼らの本当の顔は、家族を演じる北朝鮮のスパイ「ツツジ班」。昼間の楽しそうな家族ドライブは、軍事地域を撮影する任務だった。妻役のベク班長は、祖父役のミョンシクと夫役のジェホンの些細な失敗を叱責する。 夕食の席で、「朝鮮にいる妹より贅沢だ」と箸が止まる娘役のミンジ。ベク班長は「健康を保ち、任務を果たせば、また家族と暮らせる」と指導する。彼らには、食事すらも任務の一環なのだ。その時、隣家から怒鳴り合う声が聞こえる。「これが晩メシかよ!」「嫌なら出てって!」「毎日ケンカするな!」
勝ち誇ったように「まさに資本主義の限界だ」と毒づく班長。「我ら朝鮮は決して堕落してはならない」という班長の訓示に、3人は一斉に背筋を伸ばす。

 嘆いてばかりの祖母、自己中心的な夫、料理一つ出来ない浪費家の妻、そんな両親に敬意の欠片もない息子のチャンス─隣の韓国人一家は、どうしようもないダメ家族だった。
 ツツジ班に脱北者の暗殺指令が下る。班長はジェホンに実行を命じるが、怖気づいて取り逃がし、代わりにミョンシクが息の根を止める。「腰抜けめ」と班長に平手打ちされ、涙を流すジェホン。
過酷な任務に身も心もギリギリの4人の家の庭に、鳥の死骸が投げ入れられる。犯人は隣の妻だ。我が身を鳥に重ねたミョンシクがジェホンに、「国に40年間従ってきたが何も変わらない」と、珍しく愚痴をこぼす。だが、聞き耳を立てていた班長に「たるんでいる」と活を入れられ、足首に砂袋をつけて庭を走らされる。

 またしても脱北者暗殺の指令が下るが、班長から夫婦と赤ん坊がターゲットだと聞いた3人は動揺する。「模範を示す」と宣言した、いつも非情な班長さえも、「ママ」と泣き叫ぶ赤ん坊を、どうしても撃てない。彼らの任務はすべて監視されている。失敗すれば、母国に置いて来た家族の命が危ない。4人は何よりもそれを恐れていた。ミンジは代わりに暗殺を完了し、班長を非難すると共に自分の犯した業に激しく動揺する。そんな緊迫した状況のすぐ隣家では、まるで緊張感のない、くだらないケンカが繰り広げられていた。

 4人は祖国に残した家族に手紙を出すことを許される。ミンジは「父さんに会いたい」と、ミョンシクは家族に「もう10年だな」と書くが、ジェホンは前回返事がなかった妻の身が心配で、「俺は」の後が続かない。
そんな時、隣家から、祖母の誕生パーティに招かれ、渋々応じる4人。なぜか班長がグイグイとワインを飲み、酔っぱらってしまう。帰宅した班長は自分も今日が誕生日だと打ち明け、「あんなに言い争う家族が、妙にうらやましい」と漏らす。夫亡き後、ただ一人の家族である娘が、堪らなく恋しくなったのだ。

 翌週、ミンジの誕生日だと聞いた隣の家族が、今度はワインとケーキを手に押し掛けて来る。学校でイジメられているチャンスをミンジが助け、二人は互いに好意を抱いていた。ニュースを見ながら北を批判する隣の家族に、ついムキになって反論する4人。だが、最後にミンジは「南北両国が心を開いて話し合うべきだ」と主張、一家を盗聴する党の人間にマークされてしまう。

 偽りのない感情をぶつけ合う隣の家族への憧れが、封印していた人間らしい感情を目覚めさせ、4人は互いを思いやるようになっていく。そんな中、ジェホンの妻が脱北に失敗したと聞いた班長は、大手柄を立てて彼女を釈放させようと考え、“転向した反逆者”である北朝鮮の元将校を独断で暗殺する。ところが、彼は北に機密を送る、重要な二重スパイだった。大失態を犯した一家には、自殺命令が下される。さらに母国の家族の命を救いたければ、堕落の原因である隣の家族を皆殺しにしろと命令される。究極の選択を突き付けられた4人が選んだ、最後の道とは─?




「朝鮮民主主義人民共和国」の朝鮮読みがほぼ日本語の「チョソン・ミンジュジュギ・ジンミンキョウワグック」だったことに感激。

制作側が企図するところはブラック・ユーモア&人間愛なのでしょうけど、テーマと相反し展開があまりに共和国の政治体制をバカにし過ぎでさほど笑えず。というか、場面場面では逆に腹が立ってくる。
(北のスパイが避妊もせず南の民間人とセックス三昧な訳ねーだろ)
そこまで北朝鮮をバカ(諧謔でなくバカ)にするほど韓国の政治体制って偉いんですか?日本人から見たら金正恩も朴槿恵も歴代の韓国大統領も、一族郎党だけで金儲けするのが目的の私利私欲独裁者にしか見えませんが。
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>衝撃的な問題作を放ち続ける鬼才キム・ギドクが、南北統一を心から願って書いたという脚本は
笑止。

全米が泣いたと称されるラストシーンについても、くどい、しつこい、感動強制の韓流映画三拍子揃った浪花節全開で、ああいう展開なら「父の秘密」の方が鳥肌100倍立ちます。手に針金ってのは元寇を例に出すまでもなく朝鮮人の伝統芸なんですか。

『八幡愚童記』
正応本によると上陸した蒙古・高麗軍は、男を殺戮あるいは捕らえ、女は一ヶ所に集め、手に穴を開け、紐で連結し、船に結わえつけたという。とくに高麗兵の残虐性を詳細に伝えている。

そうそう。主演の女性が若かりし頃の中山ミポリンそっくりで可愛かったです。

映画『レッド・ファミリー』キャスト

満足度(5点満点)
☆☆☆

西側でさ、この映画を逆手に取るような韓国絶対優越ウリナラ原理主義者をバカにする映画製作したら面白いけど、またぞろ我々は「キレイなヘイト」、お前のは「汚いヘイト」と野次られるのでしょうか。
【書き起こし】「“表現の自由”を守るためにもヘイトスピーチを規制しなければいけない」―参議院法務委員会・有田芳生議員質疑

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Posted by kingcurtis 固定リンクComments(1)映画 | 北朝鮮
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コメント
プロットのアイデアはなかなかだと思うんだけど。
確かに韓国の現実は北朝鮮よりはマシというものでしかなく、ともすると資本主義経済化した中共と似たようなモンか、事象の幾つかはそれより劣る、という現状だしなあ。
Posted by 6号 at 2014年11月22日 12:38
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