2014年09月17日

【映画評】シッダルタ

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レンタルチャイルド―神に弄ばれる貧しき子供たち (新潮文庫)
レンタルチャイルド―神に弄ばれる貧しき子供たち (新潮文庫)

前回に続き、歌わない踊らないインド映画。【映画評】めぐり逢わせのお弁当

「誘拐された子供たちは目を潰され物乞いになる」
幸いにもグロシーンありませんが、まさに映像版「レンタルチャイルド」。

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シッダルタ   SIDDHARTH   上映作品紹介   アジアフォーカス




ストーリー上のキーとなるのが「どんぐり」と呼ばれるムンバイの児童保護施設で、大量の男児を収容。
劇中の台詞にもありましたが誘拐された男児の使途は「目玉を抜かれ肢体を切断され物乞い」「強制臓器提供」「買春」「ドバイやアメリカ、欧米へ人身売買」と称され、監督さんのスピーチによると素材として採用した事件は「パキスタンルート」だそうですが、政治色を見せると脱線するので「パキスタン」「イスラム」系の描写をすべて消したそうです。「ダリット」系の描写や説明もなし。
レイプ大国インドの実態 顔に硫酸、素手で腸を出す……信仰とカーストが生んだ獣たち - Ameba News [アメーバニュース]
なぜ、不可触民(ダリット)の娘たちは処女がいないのか
【インド】誘拐され残酷な性的暴行を受けた5歳女児、陰部は激しく損傷し、身体内部も異物を挿入され醜い状態に - デスクトップ2ch

デリーやムンバイで現地ロケしていますが、リアル魔都ですね。
「ペドフィリア専用赤線」に出入りする大量の客を暗視カメラで捉えたシーンがありましたが、役者なのかマジなのか分からず、かなり気持ち悪かったです。

インド行ったことがありませんが、細かい描写も(電話の架け方も分からない、グーグル検索の概念も分からない)相当リアルと思われ。日本でいう「三丁目の夕日」の方が遥かに近代的。警察に通報するも実の親ですら誘拐男児の年齢も不明で男児の写真すらなく、一家四人の生活費が何十円の世界では子供の一人や二人攫われたところでどうしようもない現実がそこにあると。

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実話ベースだけに、エンディングもそのまんまで、逆に清々しい感じですね。
強いて難点を言えば、内容が殺伐としている反動か、警察を含め登場人物がみな優しく悪人不在。そんなにいい人ばかりなら、そもそも誘拐など起こらんだろうと。

満足度(5点満点)
☆☆☆☆☆



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Posted by kingcurtis 固定リンクComments(0)映画 | インド
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