2014年09月04日
【映画評】プロミスト・ランド
mixiチェックストーリー
大手エネルギー会社の幹部候補であるスティーヴ(マット・デイモン)は、マッキンリーという農場以外はなにもない田舎町に、仕事のパートナーのスー(フランシス・マクドーマンド)とともにやってくる。
マッキンリーには良質のシェールガスが埋蔵されており、近年の不況に大きな影響を受けた農場主たちから、相場より安く採掘権を買い占めるためだった。
スティーヴは町の財政再建の救世主として迎えられたが、予期せぬ障害に行く手を阻まれる。
採掘に反対する科学教師(ハル・ホルブルック)と環境活動家(ジョン・クラシンスキー)が現れ町の人々を説得、採掘の賛否は住民投票によって決められることになった。さらにスティーヴは仕事への信念と情熱を根本から揺るがすような、衝撃の真実を知ることになり・・・。
ふと訪れた町で、図らずも自分の生き方を見つめ直す必要に迫られるスティーヴ。果たして彼はどんな決断を下すのか?
「ミシシッピー・バーニング」「ファーゴ」「あの頃ペニーレーンと」でお馴染みのフランシス・マクドーマンドさんは御年57だそうで、配役上もお婆ちゃんですね。
という訳で、正直面白くなかったです。劣化版ダラスバイヤーズクラブみたいな感じ。
推進派になり住民を徹底搾取するでもなし、反対派になり企業の欺瞞を暴くでもなし、どん詰まりのアメリカ南部疲弊を掘り下げるでなし、なんかぼんやりした昼行灯みたいな映画でした。
満足度(5点満点)
☆☆
Promised Land [DVD] [Import] 売り上げランキング : 18797 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
シェールガスの真実―革命か、線香花火か?- (石油通信社新書) 藤田和男 吉武惇二 石油通信社 石油通信社 2014-07-14 売り上げランキング : 6288 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
コメント
ガス・ヴァン・サント監督はアメリカ版「デスノート」の監督にも内定してるとか。
Posted by 6号 at 2014年09月06日 07:46