2014年02月07日

【映画評】スノーピアサー

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さよなら、韓流
さよなら、韓流

前評判に釣られて鑑賞しました。
全俺が泣いた。

映画『スノーピアサー』公式サイト


新たな氷河期を舞台に人々の壮絶な戦いを描く。韓国の鬼才が放つ近未来SFエンターテ-インメント
2014年2月よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズほかにて全国公開




勿論、これが韓流映画だってのは知っていましたよ。「俺見るリスト」から除外済でした。
ですが何の魔が差したのか、たまたまこの映画を持ち上げている情報を続けてみまして、そんな馬鹿なと簡単に調べたら監督さんは韓国映画界を代表する超一流監督とか、タランティーノがベタ褒めとかあり、IMDB見たら約3,600人が7.7ですよ。7.7。その年度を代表するレベルの高評価じゃないですか。
韓流だろうが何だろうが、純粋な映画ファンなのでいい作品なら万難を排し臨みます。


映画始まりまして、設定がなんかよく分からないところだらけですが、これも韓流ケンチャナヨ精神だと気を引き締め集中しました。格闘シーンになるとなぜかカメラアングルがぐわんぐわん暴れだすんですね。それも一度や二度じゃありません。毎回。ハリウッドでPOVが流行っているとはいえ、それはそういう必然の脚本があるわけで、シーンが変わるだけで意味なく突然画面が大きく揺れるってのは正直記憶にありません。それでも「地獄でなぜ悪い」的な手持ちカメラなら全然構いません。本当に小刻みにブレるんですよ。人によっては館内リバース可能なレベル。ピントもあっち行ったりこっち行ったり。主観撮影の初期の初期、ブレアウィッチプロジェクトと同じレベルで揺れます。(あちらは走りながら揺れますが、こちらは狭い室内で何故か盛大に揺れます)

それでもIMDB7.7を信じ、我慢して見続けました。なんか端々に意味なく日本語が飛び交います。例によって姑息に日本のマーケット意識しているのでしょうか?映画の途中で「ご馳走」が現れます。黒人が握る寿司なんですね。なんで黒人なんでしょうか?韓流監督ならではのエスプリなのでしょう。

あと全般に亘り、無駄にグロ。監督の意図が計り知れません。役者はオーバーリアクション、サスペンスなのに全然ハラハラしない。「だからなに?」が頭の中でリフレイン。主人公らが何と戦っているのか?何をしたいのか?映画の中盤過ぎても依然意味不明。狭い車内に大量の乗客。どこに住んでいるのか実に面白い。こんな映画初体験。

そうそう。ティルダ・スウィントンは凄かった。(参考:【映画評】オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ
入れ歯抜いたシーンはブロージョブ暗喩?

ビフォー

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アフター

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とにかく物語は韓国人親子を軸に展開し、物語が進めば進むほど、深い自己嫌悪が襲ってきました。
なんでこんな映画見てるんだろう?なんだこの敗北感。去年見たスーパーマンを彷彿します。
今年見た映画がどれもこれも秀作ばかりだったので、余計気分が沈みます。
先日酷評した「キック・アス2」にしてもファンムービーに対する愛情の裏返しだったので、今年、本当にウンコを踏んだのは本作が初めてです。いい年こいて未だに映画のチョイスが分かっていない。情けない。。

その時、薄れゆく記憶の中である事実に気付きました。「韓国映画はIMDBでF5アタック」
また騙されたよ。
(冷静に評価して、IMDB4.8レベルかと思われます)

韓流全般に言えることですが、映画や音楽、書籍など芸術作品に関するネット上のバズ評価数値をブーストすればするほど韓国作品に対する不信感やインチキ臭さが募るばかりかと思うのですが、韓国人って病気なんですかね?
騙されたとはいえ自分で足を運んだので自業自得ですし、カネが惜しいとも思いません。
噂で聞く韓国映画界ナンバーワン監督の力量もよく分かりましたので、むしろいい勉強になったと感謝ハムニダですが、失った時間が悔しいですね。正直な話。

韓流映画やK-POPってのはコンビニ弁当です。食べ物には違いありませんが、食事でなく餌。
最初からIMDBが4点台ならここまで悪い感情は惹起しません。善意の客を騙すのはよくない。

満足度(5点満点)


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Posted by kingcurtis 固定リンクComments(5)映画 | 韓国
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コメント
えー!IMDBまでミンジョク総出で爆揚げしてんのか。どうしようもないな。
Posted by 名無しのクネクネ at 2014年02月07日 23:29
imdbのスコアの内訳みたら、imdb staffが一名だけ投票してて、1.0だってさw
Posted by 名無しのクネクネ at 2014年02月07日 23:35
>無駄にグロ

ミンジョク性ですので、
面と向かって指摘したって「?」となると思います。
Posted by んんー at 2014年02月08日 14:32
ボンジュノ監督にしてはお粗末な作品。発想は面白いが、やはり脚本のレベルの低さ、想像力のなさが目立ちすぎ。主人公の告白する場面があるが、その内容に端的に表れています。最後のシーンの無意味さも同様。そのほかあまりにも不可解な場面や思わせぶりの場面が多すぎ。もっとB級らしく工夫せよ、といいたい。
Posted by ラーメン男 at 2014年02月08日 14:54
ブログ主の知見のなさと低脳さが滲み出る良い記事でした。
Posted by あ at 2019年05月06日 10:30
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