2014年01月12日

【立命館・ディアスポラ】授業出席カードと紐付けで朝鮮学校無償化嘆願署名を強制連行される事案発生(追記あり)

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コリアン・ディアスポラと東アジア社会 (変容する親密圏・公共圏)
コリアン・ディアスポラと東アジア社会 (変容する親密圏・公共圏)

そんな事より「犬決」廃止の署名しようぜ。

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【追記】
情を知る者によるtogetter。
最初のタレコミはかなり脚色されて伝えられたようですね。とは雖、李下に冠を正さず。



なぜか立命館が謝罪と賠償。これにて一件落着。
授業内における学生団体の要請活動への本学嘱託講師の対応について - HEADLINE NEWS - 立命館大学

授業内における学生団体の要請活動


コリアン・ディアスポラと東アジア社会 (変容する親密圏・公共圏)

松田 素二 京都大学学術出版会 2013-08-02
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by ヨメレバ


内容
戦間期の日本帝国による植民地支配,戦後の東アジアにおける暴力的冷戦構造,また冷戦後のグローバルな新自由主義的秩序——相次ぐ社会構造の変動は奔流のような人びとの移動を生んだ。移動を余儀なくされた先々で人びとは生き抜くためにどのような共同性を創造/想像したのか。日本・韓国・中国の事例から浮かび上がる実像を鋭く抉る。
目次
はじめに [松田素二]

序 章 コリアン・ディアスポラの形成と再編成 [鄭 根埴]
 1 ディアスポラとは
 2 植民地主義と近代の「離散」
 3 冷戦による分断とディアスポラ
 4 ポスト冷戦とディアスポラの解体
 5 コリアン・ディアスポラ研究の進展のために

第I部 コリアン・ディアスポラの民族関係−−東アジア社会から

第1章 在日朝鮮人−日本人間の〈親密な公共圏〉形成
    —−「パラムせんだい」において「対話」はいかに成立したのか? [山口健一]
 1 はじめに
 2 〈現代日本社会〉と「公共圏」としての「パラムせんだい」
 3 「パラムせんだい」における「対話」の社会的結合様式
 4 むすびにかえて
第2章 在日朝鮮人女性の識字教育の構造
    —−1970—1980年代京都・九条オモニ学校における教師の主体に着目して [山根実紀]
 1 はじめに—在日朝鮮人女性と識字教育—
 2 南部教会再建運動と九条オモニ学校
 3 九条オモニ学校における教師の語り
 4 おわりに—識字教育構造と教師の関係性—
第3章 「見えない朝鮮族」とエスニシティ論の地平
    −−日本の新聞報道を手掛かりに [権 香淑]
 1 「見えない朝鮮族」をめぐる問題構制
 2 朝鮮族をめぐる報道内容とその傾向
 3 朝鮮族の報道内容から読み取れるもの
 4 エスニシティ論の地平を拓くために
第4章 ポスト冷戦期における在日朝鮮人の移動と境界の政治 [趙 慶喜]
 1 ディアスポラの逆移動
 2 境界線上の国籍
 3 民族 / 多文化のダブル・スタンダードを超えて
 4 〈想像的移動〉の効果
 5 むすびにかえて

第II部 民族的共同性生成の現場—日本社会から

第5章 在日朝鮮人のナショナル・アイデンティティを再考する
    —−3・4世朝鮮籍者の「共和国」をめぐる語りを手がかりに [李 洪章]
 1 目的と問題意識—多彩な在日朝鮮人のナショナル・アイデンティティ
 2 朝鮮籍とは何か—管理体制の変遷と現在
 3 ナショナル・アイデンティティ論導入の有用性
 4 インタビュー・データの分析
 5 能動的かつ主体的なナショナル・アイデンティティ形成
 6 おわりに—脱植民地主義思想としてのディアスポラ
第6章 多様性と響き合う「在日朝鮮人」アイデンティティ
    −—在日3世学生たちの学びの運動から [孫・片田 晶]
 1 在日アイデンティティの課題
 2 マイノリティの運動とアイデンティティの「ジレンマ」
 3 韓学同京都の「在日朝鮮人」アイデンティティ
 4 多様な個人史と相互作用する「在日朝鮮人」アイデンティティ
 5 学びと連帯のアイデンティティの運動
 6 多様なアイデンティティの枠組みの可能性
第7章 民族間結婚による「近さ」の再編—−2人の在日朝鮮人男性の「特殊」な結婚事例から [橋本みゆき]
 1 民族間結婚はいつまで「困難」なのか
 2 インタビュー調査について
 3 事例1 洪英甫の結婚
 4 事例2 具守連の結婚
 5 共同体を横断する親密圏
 6 おわりに
第8章 在日朝鮮人の居住と共同性—「不法占拠」という地平からの一考察 [山本崇記]
 1 「不法占拠」 / スクオッティングの間
 2 居住と共同性へのアプローチ
 3 「不法占拠」という地平
 4 共同性の剔抉へ—モノグラフの必要性

第III部 「在外同胞」と民族意識—韓国社会から

第9章 在外同胞法と在韓外国人の法的地位変遷の関係性 [佐藤暁人]
 1 在韓外国人の法的地位をめぐる課題
 2 在韓外国人の法的地位:在外同胞法以前
 3 在韓外国人の法的地位の変遷:在外同胞法制定を契機に
 4 在韓外国人の法的地位:在外同胞法制定以降
 5 おわりに 在外同胞法と公共性
第10章 祖国とディアスポラ—1970年代韓国映画における在日朝鮮人表象 [金 泰植]
 1 朴正煕政権と国民的記憶の創出
 2 朴正煕政権と在日朝鮮人
 3 『EXPO70東京作戦』(1970) 
 4 『帰ってきた八道江山』(1976)
 5 在日朝鮮人表象の政治性
第11章 1970年代在日同胞母国訪問事業に関する政治社会学的考察 [金 成姫(金 泰植 訳)]
 1 問題意識—母国訪問事業と韓国社会
 2 「在日同胞母国訪問事業」とは何か
 3 母国訪問事業の意義
 4 結論
第12章 経済的インセンティブと「道具的民族主義」
    −—在韓中国朝鮮族を中心に [朴 佑(金 泰植 訳)]
 1 研究目的および問題提起
 2 朝鮮族労働者の韓国進出:制度的背景と経済社会的特性
 3 朝鮮族留学生の韓国留学:制度的背景と経済社会的特性
 4 経済的インセンティブ,そして「道具的民族主義」
 5 道具的民族主義と「アイデンティティの変容」

あとがき [松田素二・鄭 根埴]
索 引
執筆・翻訳者紹介

Posted by kingcurtis 固定リンクComments(6)在日問題 
Edit







コメント
2014年NHK大河ドラマ

協力 大分県
   福岡県
   兵庫県
Posted by 通りすがり at 2014年01月12日 22:14
…とういうようなことを証拠集めして、
文科省に送り付けてやればいいのに。
あとネットで公開。

世間がどう見るか、文科が助成金どうするか、で、
立命がどんどん凋落してくでしょうから。
Posted by んんー at 2014年01月13日 00:15
文部科学大臣 下村博文様

外国人学校へお金を出して無償化している国など、欧米ですらやっておらす、他に例がありません。
即刻、外国人学校への高校無償化を中止してください。
Posted by 名無しのクネクネ at 2014年01月13日 00:28
あらら。政治活動を講義に持ち込んじゃいかんでしょ。

しかし、立命のサイトを見ても、この人の名前は載ってないね。ってことは、非常勤講師じゃないかな?最近は専任の「講師」職はほとんどなくなってて、教授、准教授、助教のいずれかになってきてるし。非常勤講師は1年契約が基本だから、こういう問題を起こせば即刻雇い止めをくらうだろうね。
Posted by 名無しのクネクネ at 2014年01月13日 01:02
上の方が書いてる通りこいつは非常勤。まあそれなりに対応される、はず。

まあたいしたことにはならないだろうけどw

この大学の面倒なところはこの手の特ア界隈の面子とバカサヨ環境保護系の面子が相互に持ちつ持たれつで居座ってるところ。まあ、つまるところ同じ穴のなんとやらなんだろうけど。

今回のもの程ではないけど、古いpcの中漁れば本質的に同じレベルで問題のある小課題や、テスト問題が掘り出せるかもw

以上、ある授業で出される毎度恣意的でクソみたいなテストの問題文をコピって同系統の別の授業を担当してるまともな教授のレポートに載せてボロクソにこき下ろしてA評価をもらった男にして、犬決廃止を訴える市民の会副代表 もみじま
Posted by もみじまああ(書いてみたもののやっぱ非公開希望w at 2014年01月13日 02:03
立命館大学から正式に謝罪のコメントがでましたね。
>2013年12月13日、本学嘱託講師が、授業において朝鮮学校無償化に対するアピールをさせて欲しいとの受講生からの要望を受け、当該受講生が所属する学生団体による説明、嘆願書の配布、回収を許可しました。

受講生が希望したことで、講師は講義時間を割いてその受講生に配布と回収を許可しただけということらしいが、完全にアウトだね。この非常勤講師を来年も雇い続けるのであろうか?
Posted by 名無しのクネクネ at 2014年01月18日 11:19
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