2013年04月13日
【映画評】コズモポリス
mixiチェック後ろ向きなことを書いても詮ないですが、主人公が大金持ちって感じがスクリーンから伝わらないことや、「元」金融取引(原作は円?)で大損害という描写も伝わらず、シンメトリーや主人公の葛藤もだからどうした?としか言い様がなく、師匠十八番の狂気映像が「イスラエル製ガン」と「リボルバーで左手打ち抜き」だけとは、あまりにキチガイが足らない。原作未読ですが、別にこの脚本をクローネンバーグが監督する必要はなかったのでは?というのが長年の自称ファンの感想。
満足度(5点満点)
☆
そんなことより、予告編で流れた息子クローネンバーグ初監督の作品が往年のクローネンバーグ・クロニクルで笑いました。
【関連エントリー】
【映画評】エム・バタフライ
【映画評】危険なメソッド
コズモポリス (新潮文庫) | ||||
|
墜ちてゆく男 | ||||
|
アンダーワールド〈上〉 | ||||
|