2012年10月16日
PSYが日本で売れない理由
mixiチェック創られた「日本の心」神話 「演歌」をめぐる戦後大衆音楽史 (光文社新書)
チョーヨンピルや消防車が大スターだった韓国歌謡曲がここまで伸展するとは、隣国の音楽ファンとしても実に目頭が熱くなる思いですが、PSYが売れない理由と月山明博の天皇侮辱事件は関係ないでしょというエントリー
先に拙ブログ的結論から申し上げますに、対象国が日本であれ欧米であれ「韓国音楽」だから聴く、聴かない。という珍妙な発想をまず捨てるべき。音楽に国籍はありません。それとBUZZはコントロール出来ません。
そもそも論として、日本での韓流音楽位置付けってのは音楽性は二の次で、天地真理や郷ひろみ系譜の「アイドル歌謡」代替であり容姿ありきなんですね。
翻ってPSYさんってのは所ジョージさんや嘉門達夫さんとか「屁こきましたねあなた」「さかな♪さかな♪さかな♪」と同じジャンルのコミックソングでして韓国アイドル歌謡客層の需要を補うものではありません。
音楽好き国民性が背景にあるのか世界でも屈指の音楽コンテンツ市場を擁する我が雑食音楽国家日本は↓
韓国歌謡を無思考無防備で受け入れる素地はあれど、外国語コミックソングを売上NO1規模で受け入れる土壌はありませんよ。「のまのまイェイ」辺りが人気上限ですよ。というのが結論。
もちろん、いい作品だったら音楽であれ映画であれ、韓国作品だろうが中国作品だろうが、日本は貪欲に消化しますし。
以下、売れない理由について、日本にはパフュームやきゃりーぱみゅぱみゅなど「オタク音楽」が人気で(どちらもジャンル的にはエレクトロ〜安室ちゃんなどもね)、PSYさんのようなエレクトロ音楽の需要がないとか(PSYさんは×エレクトロ、◯コメディ音楽)、竹島紛争問題が原因とか、日本のマスコミの韓流報道忌避とか書いている韓国のおもしろ解釈をどうぞ。
長く軍事独裁政権だった韓国のメディアが消費者と商業音楽や大衆芸能を真から理解するには、文化の成熟〜もう少し年月が必要でしょうね。動画サイト再生回数に異常な感心を示す件なども。
【追記】
米タイムの香港人記者が尖閣意趣返しの論調。
それと、韓国の伝説のラップスター「李博士」を偲ぶ声が絶えないそうですので、参考貼付。
こういうノリだったら民族の恩讐を越え全面支援したい機運も吝かではありませんが。
【関連エントリー】
【訃報】偉大なる民族の誇りであるPSYさん(34)youtubeランキングより破門処分
嫉妬に駆られた日本のメディアが報道忌避していると称されるPSYさんの世界的人気をグーグルトレンドで調べてみた
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コメント
毎度おなじみのカウボーイダンスを
「イエローハットのCMが起源」とする書き込みを
先日他所で見て、僕は大変驚いたのですが
ブンシャカラカ♪みたいな典型的なスキャットでも
腰を抜かしちゃう若い子が増えているんだなあとか
わが国も色々がんばろうよ、もうちょっと・・
と思ってしまうんですよね...
「イエローハットのCMが起源」とする書き込みを
先日他所で見て、僕は大変驚いたのですが
ブンシャカラカ♪みたいな典型的なスキャットでも
腰を抜かしちゃう若い子が増えているんだなあとか
わが国も色々がんばろうよ、もうちょっと・・
と思ってしまうんですよね...
Posted by susisasimi at 2012年10月16日 22:25