2009年05月20日

産経新聞社大誤報? 林真須美さん「判決訂正申し立てが最高裁で棄却され死刑確定」の記事が消滅

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謎です・・ 

流れとしては上告→棄却済、次に判決訂正申し立て→結果待ち。
ダメなら再審請求という構図ですが・・

林真須美被告の死刑が確定 最高裁が申し立て棄却

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毒カレー事件 林真須美被告の死刑が確定



スポニチの記事がシュールです。
19日の17時時点の記事で、20日までに決定をした?

毒カレー事件 林真須美被告の死刑が確定
 和歌山の毒物カレー事件で、最高裁第三小法廷は20日までに、殺人罪などで死刑を言い渡した林真須美被告(47)の判決訂正申し立てを棄却する決定をした。死刑が確定した。

[ 2009年05月19日 17:42 ]

原田知世ちゃんがラベンダーの匂い嗅いで気絶しそうです。


偶然にも同じ日となりましたが、同じく著名な女性凶悪犯である畠山鈴香さんは自ら上告を取り下げ、無期懲役の道を選択しています。
殺めた子供達の冥福を獄中で祈ってくださいね。



【追記】
報道協定?
24時間早い予定稿の流出報道だったみたいね。何やってんだか・・・




死刑判決は『シルエット・ロマンス』を聴きながら―林眞須美 家族との書簡集
4062135132高橋 幸春 長富 俊和
【前書き】
私の宝物
 平成十年十月四日早朝、この日は長男の運動会の日でした。おびただしい報道陣の取材攻撃で、玄関のインターホンは切ってありました。女性の警察官が「おはようございます。林さん」とドアを叩く音がしました。
 玄関を開けると同時に、すさまじい数のフラッシュの光がその隙間から家に流れ込み、まるで津波が押し寄せてくるかのようでした。上空には十数機のヘリコプターがホバーリング状態で、わが家は五百人以上の報道陣に取り囲まれていました。
 私と夫は逮捕され、私は和歌山東警察、夫は西警察で取り調べを受けることになりました。私たちの逮捕と同時に、四人の子供は児童相談所に一時預けられ、その後学園(児童養護施設)で暮らすことになりました。
「四人の子供をどうか同じ施設で暮らせるようにしてください」と私は児童相談所の職員にお願いをいました。逮捕されてしまった私には、それ以外に子供にしてやれることはありませんでした。残された子供たちがどれほど不安だったか、私はこわくてあのときのことをいまだに聞くことができません。
 その時の暮れに私は和歌山の丸の内拘置所に移りました。真っ先にノートを購入し、表紙に「私の宝物へ」と書き記しました。
 子供たちもそれまでの生活とは一変し、つらい思いをしていることは想像に難くありませんでした。私にできることといえば、接見禁止のときは弁護士を通じ、それが解かれてからも手紙で子供を励ますしか術はありませんでした。私もまた送られてくる手紙と写真で、子供の成長ぶりを感じるしか方法はありませんでした。子供たちからの返事にどれだけ励まされたかわかりません。
 忘れることができないのは平成十二年七月十五日のことです。拘置所で唯一の楽しみは決まった時間に流されるラジオ放送で音楽を聞くことです。アナウンサーがあるリクエストの葉書を読み始めました。
「何とも切ないお手紙が届きました。この曲はすぐにかけます。一日も早くかけてあげたくて、七月二十二日、来週がハッピーバースデーだけれど、今日すぐにかけます。
 ママへ。三十九歳のお誕生日おめでとう。
 私たち四人はもう二年もママに会っていません。いつもママは十時から十二時までこのラジオを聴いています。今日もきっと聴いていることでしょう。
 この番組を一番楽しみにしています。ママの大好きな曲、シルエットロマンスをリクエストします。
 ママの名前は書いてありませんね。きっと聴いていることでしょう。それではお聞きください。シルエットロマンス」
 私もこの曲が大好きです。耳をすまして曲が流れてくるのを待ちました。その曲はイントロがとても長いのです。ナレーションの後に、そのイントロに乗せてアナウンサーがリクエストした四人の名前を読み上げました。私は胸がつまり、声を出して泣いていました。紹介された四人の姓は紹介されませんでしたが、四人の名前はまさしくわが子のものでした。
 このときの感動を、今でも昨日のことのように覚えています。
 しかし、このころ、子供たちも必死に闘っていたのだと思います。最近知ったのですが、子供たちは一時収容された児童相談所やその後移った学園から抜け出して、取調べが行われてる警察や拘置所に来て、「ママを返せ」「パパを返せ」と叫び、その都度、職員に連れ戻されていたようです。
 その後も私の子供ということでいじめにあったり、就職してからも解雇されたりしていたようです。
「私たち四人はママが死刑になるなんておかしいと、思っているよ。でも、日本中、私たちを除いた人たちはママが死刑になるのは当たり前と思っている。それが現実だよ」
 長女からの手紙で、子供たちが直面している現実を思い知らされました。
 私は逮捕直前に長女から「ママは本当にしていないのか」と問い詰められたことがあります。私は腹を立てて「バカなことを言うな」と怒鳴ってしまいました。その長女から「ママのその言葉を信じる」と手紙が届きました。
「私たち四人は本当に大丈夫です。私たちはいつでもママのことを思っています。私たち四人は何年でも待っています。裁判が何十年かかっても、ママを信じ続けます。ニュースや新聞がいくらひどいことを書いても、命ある限り何十年でも信じます。ずっと離れていても心は通じ合っています。ママに会える日を楽しみに待っています」
 逮捕後、家族の絆はより一層強く、そして太いものになったような気がします。
 私は家族と相談、書簡を公表し一冊の本にまとめることにしました。それは一審、二審で死刑判決を受けた家族がどのように翻弄されるか、これまでのマスコミ報道には流れない私と私の家族の違った一面を知ってほしいと思ったからです。
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コメント
そういえば今日FMヨコハマも
死刑確定したよー(5分後)やっぱ訂正するわ
な流れだったよw
Posted by えだまめ at 2009年05月20日 01:47
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