2008年02月05日

【書評】えみるの赤いランドセル―亡き娘との恩愛の記



 

読了しましたが、前評判の通りには涙腺に訴えなかった。結構おいらは冷たいのか?
について淡々とセルフ掘り下げ。

恐らくおいらの深層心理の中には、愛すべき子供たちが交通事故で命を落とす状況下の場合、許せないパターンと諦めるパターンの2種があると思われます。

例えば園児の列に突っ込むケースや飲酒追突は前者。
本書(交差点内の巻き込み)は後者。

なんでこういうふざけた思考回路になっているのか?について考えていましたが、誤解を恐れず申し上げますに前者が親目線、後者がドライバー目線で見ているものと思われます。
交差点内の歩行者左折巻き込みについては、ドライバーが路上を目視していないケースも多いと思いますが、見ているつもりでも巻き込むケースがあります。
悪天候時や日暮れ時は無論の事、大型車のピラー重なりが、かなり絶望的。。
(参考までに今回の事故は車両ノーブレーキ)
だからといって加害者が無謬とは思いません。
唯、自己の知識とか経験則が頭を汚し、避けようがなかったのかなぁ。ってな気がするだけです。
(自宅駐車場内でバック時に親が我が子を撥ねる事故も同じです)

事故直後のエントリーに同じ事書いていました・・
風見しんごさんのお嬢さんの事故について

で、前向きに解決策。
ご紹介の過去ログにも書いていましたし、奇しくも風見さんの本にも書いていましたが、交差点内の対歩行者事故を高確率で防ぐのは「歩車分離式信号機」の徹底導入。
小学校の通学路内の信号がある交差点には必須設置して欲しいです。
最悪でも、通学路内で子供の青信号交差点内巻き込まれ事故が発生した箇所は法定強制導入して欲しい。
歩道橋や地下道より現実的かと思います。

参考までに警察庁が平成18年に発表した「歩車分離式信号機に関するQ&A」によると、平成18年3月現在での導入率は全国の信号機対比2%(約3,900基)
平成14年1月でのモデル交差点検証結果によると、人対車両事故は約7割減少したそうです。

ところが風見さんの本には悲しい事に
ところが、現状は「交通渋滞が増える」「経済的に負担がかかる」などといった理由でなかなか実現していない。 P145より引用

これらの言葉の出処は不明ですが、素直に怒りを感じますね。
おいらの家の近所にも「分離式信号機」ありますが、慣れですよ。慣れ。
通勤時間帯にお急ぎのところ申し訳ありませんが、子供達の安全の為にもご協力お願いします。

ミンスは道路特定財源使途を「分離式信号機」に絞ったら?
生活が一番なんだろ?


最後に、えみるちゃんのご冥福を心からお祈り申し上げると共に、全国の子供達の交通安全を祈願致します。
みんな、交差点は青でも気をつけよう!
君達に気が付いていない車もいるんだよ。

えみるの赤いランドセル―亡き娘との恩愛の記えみるの赤いランドセル―亡き娘との恩愛の記
風見 しんご


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Posted by kingcurtis 固定リンクComments(0)書評 | バイクと車
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