2007年11月27日
【書評】 青き闘球部 〜東京朝鮮高校ラグビー部の目指すノーサイド〜 
本文はラグビー好き以外にはお勧めしません。
前段のアマチュアスポーツ界に於ける所謂朝高差別の箇所は独特のものがありますが、物語の大半は花園を目指すも手が届かない普通の高校のドキュメンタリー。
事実に即して書いているとの事で妙な演出もなく、ドラマの様なわざとらしいカタルシスはないです。
(そういう淡々とした描写は個人的に好感持てました)
今年の東京朝鮮は僅か1点差!にて準決勝で敗退したそうですね。
2年生1年生は新人戦目指してリスタートを切っている事でしょう。
とりあえず頑張れ。
で、本書には巻末に補遺「朝鮮学校を知るために」というのがありまして、短文ですが非常に興味深かった。
分厚い本書を記せるコンテンポラリー且つインテリジェンスを持った在日三世の筆者による在日観です。各論的にはあっしの私見と齟齬する箇所もありますが恨みつらみなど女々しい表現はなく、姜尚中さんの在日論より100倍参考になる。
曰く、ほぼ100%の在日が朝鮮南部出身であるのに、「北」にシンパシーを持つ理由とはイデオロギーというより寧ろナショナリズムだと。
棄民政策を打ち出した韓国に対し、進歩的な思想以前に物理的な支援を図る北朝鮮(当時)のどちらを選ぶのかと。
平均的な在日にイデオロギッシュな民などいないと。
結論的に何故「在日」なのかという答えは、帰る時期を逸したからと読めます。
唯、本書には記されていませんが、先の拉致問題の露呈はアイデンティティの崩壊を招いたでしょうね。
事実、あの事件を境に、韓国籍取得者が急膨したとの報道もありました。
で、読了した感想として、「強制連行の定義論はともかく」あなた達は結局、難民なのか、移民なのか、入植者なのか、帰化者なのか。
インサイダーなのかアウトサイダーなのかどちらなのですか?という逆質問。
グレーってのはないですよ。
本書にもある通り、朝鮮学校設立当時はまさかこんなに長く存続しているとは思いもしなかったという。つまり、早期に帰国していた筈だと。それが様々な理由があり、結果、本意か不本意か日本に留まり続けている現状を踏まえるに、旗色を鮮明にして欲しいと思います。
難民であるなら朝鮮統一時に帰国する旨明言すべきですし、移民であるなら永住権の対価として無国籍を改め属する国籍を明確にする必要がある。
血統上の単なるコリアンであれば、4世5世なんてのはリアル日本人でしょう。帰化する事が自然なのでは。
経緯がどうであれ、現状は単なるジプシーですよ。
喩えが飛躍的過ぎるかもしれませんが、アメリカの黒人さん。
その昔、アフリカ大陸から人身売買されてアメリカで奴隷になりました。まさに強制連行です。
ご先祖はアフリカの某国出身かもしれませんが、アメリカ生活が数十年数百年も経ち言葉も忘れ、アフリカとは民族的にも文化的にも牽連性はなくなってしまいました。
最早、当該某国の国民というのはおかしいですよね。当該国に棄民されたというのも数十年数百年も経てばなんかしっくりこない。
仕方ないので抽象的なアイコンとして「アフリカ」っていう似非国籍で通すのですか?
それじゃ、生活の場であるアメリカでは義務も権利も満足に果たせないですよね。
リベリアに行くのか、アメリカのどっかの州を武力占領するのか、肌の色は違うけどアメリカ人として生活するのか。
そういう事です。
名実共に日本人になりたい在日3世4世5世の帰化申請を邪魔する制度や役人が仮にいるのであれば、少なくとも当ブログは在日さんが帰化出来ない障壁に怒りを感じる次第ですし、韓国北朝鮮に帰国したい在日さんがいれば、日本国は万難を排してそのお手伝いをするべきでしょう。
が、国籍=「朝鮮」はもう改めないと・・・
とまれ、大阪朝鮮は花園で頑張れ!
(酔って眠いので最後がグダグダになったww)
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コメント
正確には「小泉訪朝の直前」から
韓国籍取得or日本国籍取得が増えたのですよ。
小泉が朝鮮行ったらなにが起こるか、
あの当時の日本人が知らなかったこと、
なんでお前ら知ってたんだよ、と。
知ってて黙ってたのかよ、と。
「大阪朝鮮が花園参加」って、
そんなもの認めるぱっぱらぱーになるなよ・・・
韓国籍取得or日本国籍取得が増えたのですよ。
小泉が朝鮮行ったらなにが起こるか、
あの当時の日本人が知らなかったこと、
なんでお前ら知ってたんだよ、と。
知ってて黙ってたのかよ、と。
「大阪朝鮮が花園参加」って、
そんなもの認めるぱっぱらぱーになるなよ・・・
Posted by んんんんー
at 2007年11月27日 10:59
偶然図書館で手にとって読みました。
最初の国学院久我山との熱戦から涙ぐんでしまいました。
そして一気に読みました。
私はアメフトをやっていたのですが、ラグビーも好きなので、本書はスポーツノンフィクションとしてとても優れた作品だと思いました。
また、在日の方について、不知だったことが多く、とても勉強になりました。
ほとんどの在日の方が北にシンパシーを持つのはイデオロギッシュでなく、ナショナリズムからだというのには合点がいきました。
また、私もBirth of Bluesさんのおっしゃるとおり、無国籍状態を帰国・帰化にはっきりさせるのには賛成です。
最初の国学院久我山との熱戦から涙ぐんでしまいました。
そして一気に読みました。
私はアメフトをやっていたのですが、ラグビーも好きなので、本書はスポーツノンフィクションとしてとても優れた作品だと思いました。
また、在日の方について、不知だったことが多く、とても勉強になりました。
ほとんどの在日の方が北にシンパシーを持つのはイデオロギッシュでなく、ナショナリズムからだというのには合点がいきました。
また、私もBirth of Bluesさんのおっしゃるとおり、無国籍状態を帰国・帰化にはっきりさせるのには賛成です。
Posted by
masuko
at 2008年12月31日 16:55
拙稿にコメント頂きありがとうございます。
「北の楽園」禍はさて置き、日教組は云うに及ばず当時の朝日・岩波・社会党など日本の進歩的文化人の論調は、軍事独裁政権の南朝鮮は人民弾圧の悪の国家。
10年スパンで見ると、日本のサヨクというのが如何にいい加減でデタラメで二枚舌かが分かります。
これに踊らされたのが在日朝鮮人であり、日本の大衆や拉致被害者の遺族。
花園はベスト8観に行く予定です^^
「北の楽園」禍はさて置き、日教組は云うに及ばず当時の朝日・岩波・社会党など日本の進歩的文化人の論調は、軍事独裁政権の南朝鮮は人民弾圧の悪の国家。
10年スパンで見ると、日本のサヨクというのが如何にいい加減でデタラメで二枚舌かが分かります。
これに踊らされたのが在日朝鮮人であり、日本の大衆や拉致被害者の遺族。
花園はベスト8観に行く予定です^^
Posted by kingcurtis
at 2008年12月31日 18:17














