2007年06月19日

【おまいら愚民は黙って寝とけ】 安田弁護士らの懲戒請求すると、もれなく損害賠償らしいです

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ネットでの安田弁護士懲戒請求運動そのものについては肯定も否定もしないスタンスですが・・・

なんかスゲーむかつくんですが。

分りやすいまとめは、ご無沙汰のHenkyo News(辺境通信)が明瞭。
弁護士に対する懲戒請求に関して

ポイントは辺境通信が書いている通り、
情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士のエントリー 
橋下弁護士の口車に乗って光市事件弁護団の懲戒請求をしたあなた、取り下げるべきだとアドバイスします!
おそらく、橋下弁護士に煽られて懲戒請求した人も、本気で懲戒されるとは思っていないだろう。軽い抗議のつもりで懲戒請求しているのだろう。

 そのような懲戒請求は、明らかに違法な行為であり、光市母子殺人事件の弁護団が損害賠償請求をしたら支払い義務を負うことになるだろう。

 そして、多くの懲戒請求者はそのことを知らないまま、懲戒請求したのだろうが、知らなかったと言って、責任を免れるわけではない。

 もちろん、上記最高裁判決に触れることなく(?)、懲戒請求を煽った橋下弁護士の責任が大きいのだから、直ちに懲戒請求を撤回すれば、法的にも損害賠償義務は軽減される。

 専門家として、直ちに、懲戒請求を撤回されることをお奨めします。


そのご指摘の「橋下弁護士の煽り」はこちら。


当該ブログが拠り所としている判例が最高裁判決(平成17(受)2126 平成19年04月24日)
弁護士法58条1項に基づく懲戒請求が違法な行為となったケース。
判決文を正確にトレースしますに
(2) 弁護士の懲戒請求は,請求者において懲戒事由が存在しないことを認識し,あるいは容易に認識することができたにもかかわらず,当該弁護士の名誉を毀損したり,その業務を妨害する意図に基づいてされたものであるなど,当該懲戒請求に,弁護士の懲戒請求制度の趣旨を逸脱し,懲戒請求権の濫用と認められるなどの特段の事情が認められる限りにおいて,違法性を帯び,不法行為を構成する場合があり得るが,上記のような特段の事情が認められない限り,不法行為を構成するとはいえないと解するのが相当である。Aのした本件懲戒請求等は,事実上,法律上の裏付けを欠くものであったといわなければならないが,Aの代表者であるY1が法律家でないことや,Y1の置かれた状況(Y1が80歳という高齢であること,その視力が微弱で右眼は失明寸前であること,Y1が住所地から足利支部に出頭するには丸1日を要すること)からすれば,Y1が上告人に対する不満を抱いたことは,それが法律上正当な根拠のあるものではなかったとしても,全く理由のなかったものともいい難い。Y1が本件懲戒請求等をしたことが,懲戒請求制度の趣旨を逸脱し,懲戒請求権の濫用と認められる等の特段の事情があったとまではいうことができない。
Y1に不法行為が成立しない以上,特段の事情が認められない限り,Y1からの依頼によって本件懲戒請求の請求書を作成したにすぎないY2についても不法行為が成立することはないと解すべきところ,上記特段の事情を認めるに足りる証拠はない。

4 しかしながら,原審の上記判断は是認することができない。その理由は,次のとおりである。
(1) 本件懲戒請求等について
ア 弁護士法58条1項は,「何人も,弁護士又は弁護士法人について懲戒の事由があると思料するときは,その事由の説明を添えて,その弁護士又は弁護士法人の所属弁護士会にこれを懲戒することを求めることができる。」と規定する。これは,広く一般の人々に対し懲戒請求権を認めることにより,自治的団体である弁護士会に与えられた自律的懲戒権限が適正に行使され,その制度が公正に運用されることを期したものと解される。しかしながら,他方,懲戒請求を受けた弁護士は,根拠のない請求により名誉,信用等を不当に侵害されるおそれがあり,また,その弁明を余儀なくされる負担を負うことになる。そして,同項が,請求者に対し恣意的な請求を許容したり,広く免責を与えたりする趣旨の規定でないことは明らかであるから,同項に基づく請求をする者は,懲戒請求を受ける対象者の利益が不当に侵害されることがないように,対象者に懲戒事由があることを事実上及び法律上裏付ける相当な根拠について調査,検討をすべき義務を負うものというべきである。
そうすると,同項に基づく懲戒請求が事実上又は法律上の根拠を欠く場合において,請求者が,そのことを知りながら又は通常人であれば普通の注意を払うことによりそのことを知り得たのに,あえて懲戒を請求するなど,懲戒請求が弁護士懲戒制度の趣旨目的に照らし相当性を欠くと認められるときには,違法な懲戒請求として不法行為を構成すると解するのが相当である。
不法行為の成否に関する上記の基準は,平成15年法律第128号による改正前の弁護士法61条1項に基づき異議の申出をする場合についても同様に当てはまるものと解される。
イ 前記確定事実によれば,Aは自ら足利支部にBを被告として別件請負代金訴訟を提起したというのであり,BがAを被告として別件損害賠償訴訟を提起したのも,足利支部がAからの本件担保の取消しの申立てを受け,Bに対して本件担保について権利行使の催告をしたことによるというのであるから,Bが民訴法上の土地管轄を有する足利支部に別件損害賠償訴訟を提起するのは,法律上も,また事実経過からも当然のことであり,何ら違法,不当な行為であるということはできない。
したがって,上告人がBの訴訟代理人として同訴訟を足利支部に提起したことが弁護士としての品位を失うべき非行に当たるはずもなく,本件懲戒請求等が事実上,法律上の裏付けを欠くことは明らかである。そして,Y1は,法律家ではないとしても,Aによる別件仮差押事件の申立て当時から,その代表者として上記申立てを含めて事業活動を行っていた者であり,Bによる足利支部に対する別件損害賠償訴訟の提起が正当な訴訟行為であり,何ら不当なものではないことを十分に認識し得る立場にあったということができる。そうすると,Y1は,通常人としての普通の注意を払うことにより,本件懲戒請求等が事実上,法律上の根拠に欠けるものであることを知り得たにもかかわらず,あえてAの代表者としてこれを行ったものであって,本件懲戒請求等は,弁護士懲戒制度の趣旨目的に照らし相当性を欠くと認められ,Y1は,本件懲戒請求等による上告人の名誉又は信用の毀損について不法行為責任を負うというべきである。
また,Y2は,別件請負代金訴訟の第1審及び控訴審並びに別件損害賠償訴訟の控訴審においてAの訴訟代理人として訴訟活動に携わり,かつ,法律実務の専門家である弁護士として,本件懲戒請求が事実上,法律上の根拠に欠けるものであることを認識し得る立場にあったことは明らかである。Y2は,それにもかかわらず,本件懲戒請求の請求書を作成し,本件懲戒請求につきAの代理人を務めたものであり,このような行為は弁護士懲戒請求の趣旨目的に照らし相当性を欠くと認められるから,Y2は,これによって上告人の名誉又は信用が毀損されたことについて不法行為責任を負うというべきである。

今回槍玉に上がっているのが(基本はグラスルーツだとしても)、「21人の弁護士に懲戒請求を求める ---光市母子殺害事件--- @ ウィキ」かと思いますが、当該ウィキでの懲戒請求趣旨というのは

光市母子殺害事件 弁護士懲戒請求

最高裁が下した弁護士懲戒請求に掛かる不法行為責任の構成要件は
○法律実務の専門家である弁護士が,懲戒請求が事実上又は法律上の根拠を欠くことを知りながら懲戒請求
○通常人であれば普通の注意を払うことにより懲戒請求が事実上又は法律上の根拠を欠くことを知り得たのにあえて懲戒請求

例えば、「安田弁護士と満井と緒方と土屋はアレなので懲戒請求」であれば、そのアレな関係について請求者自ら調査、検討をすべき義務を負うらしいのですが、当該ウィキの請求内容については事実上の根拠によるものでは?

弁護士同士の頼母子講、いたいけな市井の愚民に対するブラフとしか思えませんが、どうよ?
母子殺害で懲戒請求数百件 弁護士が中止求めアピール 中日新聞(共同)
2007年6月19日 16時56分

 山口県光市の母子殺害事件で殺人罪などに問われた当時18歳の元少年(26)の弁護人に対する、インターネットを利用した懲戒請求が相次いでいることが分かり、有志の弁護士508人が19日、「被告が弁護を受ける権利を否定する言動に抗議し、直ちに中止を求める」との緊急アピールを発表した。請求は計数百件に上るという。

 アピールなどによると、ネット上に「意図的に裁判を遅らせている」などとして懲戒を求める書面のフォームが出回り、これを使った請求が各弁護人の所属弁護士会に届いている。

 アピールの呼び掛け人の1人、前田裕司弁護士は「基本的人権を守る弁護士への攻撃だ」と話している。

 日弁連は、こうした懲戒請求の有無について「答えられない」としている。

(共同)

国の主権者は弁護士ではなく国民である事をお忘れなき様に。





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それが大多数の声なき庶民の抗議の声と、なぜ気づかない?
詭弁弁護士には懲戒請求を【clausemitzの日記】at 2007年06月20日 02:41
【光市・母子惨殺】 「生き返らすために死姦」など発言の弁護士らに、ネットでの懲戒請求相次ぐ→弁護士508人が中止を求め緊急アピール  痛いニュース(ノ∀`)
懲戒請求のやり方【むぅにぃの駄文戯れ言】at 2007年06月20日 05:15
母子殺害で懲戒請求数百件 弁護士が中止求めアピール山口県光市の母子殺害事件で殺人罪などに問われた当時18歳の元少年(26)の弁護人に対する、インターネットを利用した懲戒請求が相次いでいることが分かり、有志の弁護士508
(動画)安田好弘vs橋下徹@山口県光市 母子殺害事件【Here There and Everywhere】at 2007年06月20日 14:48
2006年6月21日放送分 加害者の父親発言集「僕が被害者のことを考える必要はない。自分の息子のことで精一杯だから」「5年、6年前に出した手紙を出してきて、『反省していない』と言うのはおかしい」 :加害者元少年語録雀tp://bY
【動画】光市母子殺害事件・被告の父親のインタビュー【YouTubeだけじゃない!興味深い動画を紹介するブログ】at 2007年06月30日 21:55
【光市・母子惨殺】 橋下弁護士の「弁護団の懲戒請求呼びかけ」で、弁護団が賠償求め提訴へ  痛いニュース(ノ∀`) 懲戒請求のやり方やこれまでの流れはこちら なんで橋本弁護士を訴えるの?実際に懲戒請求を行った人間を一人一人訴えるなり、その発言を放送すると決めたメ...
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コメント
はじめまして。時々このサイトに来て楽しませていただいております。


http://www.asahi-net.or.jp/~zi3h-kwrz/law2kiken.html

ご紹介させていただいたURLに載ってますが懲戒請求って結構来るんですね。驚きました。

ではまた。
Posted by はじめまして。 at 2007年06月20日 05:10
そもそも弁護士というのは正義の味方でもなんでもなくて、単に法律で商売をしてるだけの人たちなので、懲戒されるようなことがあれば、懲戒されてしかるべきなんだけど。
実のところ一般人から懲戒請求されて懲戒された弁護士なんて居るのかなと。
これだけ俗に言う悪徳弁護士が世に憚ってると、疑わしい。
Posted by いわし at 2007年06月20日 14:28
この辺りですね「憲法と人権の砦」
http://www.mezasukai.org/chokai/chokai15.htm
其の中に「懲戒を許さない会」
http://www.mezasukai.org/chokai/chokai20.htm
知らなかったけどやっている人はいるのですね。
確実にこの辺りの弁護士が関わっているのだと思います。
Posted by 謎の爆撃機 at 2007年06月20日 16:42
ちょっとしたミス(本当は重大ミスなんですが)程度でも懲戒処分される弁理士とはえらい違いですね。
http://www.jpo.go.jp/torikumi/benrishi3/choukai_060623.htm
http://www.jpo.go.jp/torikumi/benrishi3/choukai_041224.htm
弁護士界の常識は社会の非常識。
Posted by mhlr at 2007年06月20日 21:29
これから日本にもアンビュランスチェーサーの波が押し寄せそうですので、馴れ合い且つ最大権力者である司法三権外からの更なる明瞭且つ平易なチェック機能が必要ですよね。
(イメージは民衆訴訟)

昔から思っているのですが、最高裁判所裁判官国民審査なんてのは、「チェック入れたら信任」に制度変えるべきですよ。
地裁→高裁→最高裁と出世し、99%罷免w
裁判官の皆さんも目の色が変わるのでは。

教師免許の更新性が具現化した昨今、司法資格者の更新性もアリな訳で、アベシンゾーがその聖域にメスを入れたら神。
Posted by kingcurtis at 2007年06月21日 18:46
今回の話と、引き合いに出されている判例とでは内容が異なる。よって懲戒請求に正当性はあると認められるはず。引用元のブログは典型的な反日左翼のプロパガンダで、よく読めば脅しと論理のすり替えだと分かります
Posted by ・ at 2007年06月22日 04:07
>引用元のブログは典型的な反日左翼のプロパガンダ
昨年より当ブログは名指しで攻撃されていますww
相変わらず毒電波垂れ流し状態みたいで、敵とはいえ元気で何よりでした。
(この手合いのブログは寿命が短いみたいだから)
Posted by kingcurtis at 2007年06月22日 09:17
「弁護団」に対して本件担保について権利行使の催告をしたことによるというのであるから,「弁護団」が刑訴法上の弁護を行うことが,法律上も,また事実経過からも当然のことであり,何ら違法,不当な行為であるということはできない。したがって,「弁護団」が弁護方針を表明することが弁護士としての品位を失うべき非行に当たるはずもなく,本件懲戒請求等が事実上,法律上の裏付けを欠くことは明らかである。

と、なる可能性もあるわけで
刑事訴訟における弁護とゆうものを理解しないと上記の可能性も理解できないかもしれない。
「刑事訴訟における弁護とゆうものを理解」が一般人にどこまで求められるかが争点かな。
Posted by とおりすがり at 2007年06月22日 23:21
とおりすがりへ

法律のために人間が存在するという論法か?

こと殺人事件において一般人に「理解できない弁護」なぞ弁護とは言わんのだよ。

Posted by 法曹界に馬鹿が蔓延る at 2007年06月23日 02:37
法曹界に馬鹿が蔓延る さん

>こと殺人事件において一般人に「理解できない弁護」なぞ弁護とは言わんのだよ
それは弁護内容に対してのあなたの判断基準で、弁護内容をもって弁護に値するかどうかを判断するのはこの場合「被告人」になります
もちろん「被告人」が弁護に値しないと判断したなら弁護人を解任することは可能です

第三者が弁護内容をもって、「弁護じゃない」とするのは勝手ですが、刑事訴訟上の弁護活動であることを否定できるものでは無いと思います
Posted by とおりすがり at 2007年06月23日 15:31
これって、安田弁護士の脅迫罪になるんちゃうかな。
これだけ嫌がるということは、懲戒請求することが、
よっぽど、正当性があって、効いているかがわかるな。
Posted by 微意瑠 at 2007年06月23日 22:29
>当該ウィキの請求内容については事実上の根拠によるものでは?

根拠kwsk

それはともかくその懲戒請求趣旨っておかしくない?
いちおう被告人の主張となっているものをいくら叩いたところで弁護団の懲戒理由にはならんでしょ。
まあ言いたいことは弁護団が主張を捏造したってことなんだろうけど。
でもそれ書いとかないと懲戒理由になりえないものを書いた懲戒請求書というアレなシロモノなわけで、損害賠償請求されてもしょうがない気はする。
Posted by 澱 at 2007年06月25日 13:54
>澱さん
>>根拠kwsk
「差戻し審第一回目公判」

>>それはともかくその懲戒請求趣旨っておかしくない?
あっしの個人的感想で恐縮ですが、仰る通りおかしい(整合性が取れない)と思います。論拠が脆弱。
最高裁での遅延行為で責めた方がいいかも。

エントリー一行目の通り、あっしは諸手を挙げてこの活動の趣旨に賛同している訳ではありません。
だからといってブラフは駄目だろ。
この請求理由がアレだとしても国民に損害賠償はないだろ?です。
Posted by kingcurtis at 2007年06月25日 21:42
はいはいコケオドシお疲れ様です。
結論ありきのトンデモな主張や、自分勝手な裁判の欠席等を通し弁護士の適正を疑う人が多いでしょう。
この流れはつまるところ道理というものですね。

Posted by 戯言使いの方へ at 2007年06月29日 00:47
いやいや 面白半分に裁判ゲームしてんのは安田達だろ
Posted by   at 2007年07月27日 22:50
これが死刑になるなら専業主婦って名前のニートが夫をばらばらにした事件の犯人の主婦も死刑にされるべき
Posted by minato at 2007年07月31日 21:07
>> 国民の声

それは選挙に反映させるものです。まずは法律を変えましょう。

>>> いちおう被告人の主張となっているものをいくら叩いたところで弁護団の懲戒理由にはならんでしょ。

それ笑えますね。あまりにもその通りで・・・。
Posted by 47 at 2007年09月28日 14:46
安田弁護士は火病ですから。
Posted by キューピー at 2008年08月18日 02:24
仔細は知ってるオザワイチロー庶民の敵は民主党、庶民の悲運を知らんぷり呪いの税率引き上げる。猿芝居、ザル法 なんでもありんす ゼネコン ビルマンション 不動産分離課税免税 国土を売り払い食い散らかす罠首党 わなくびとう か!
Posted by 与野党消費税増税撤廃消費税廃止運動 at 2009年08月23日 19:34
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