2006年03月09日

クリント・イーストウッド監督 米映画「硫黄島からの手紙」主要キャスト決定

このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック


 

このブログでも地道に追っていた「硫黄島の星条旗」映画化ですが、報道によると「父親たちの星条旗」は既に撮影が終了したそうです。

他方、期待の「硫黄島からの手紙」に関して、4月末で撮影終了(って、期間一ヵ月半で撮影??)、12月に一斉公開との談。
配役は、栗林忠道中将に渡辺謙(46)他、二宮和也(22)、伊原剛志(42)、加瀬亮(31)、中村獅童(33)という名前が公表されました。撮影はハリウッドで開始との事。

記事のリンクはこちら
南京攻略描く米映画制作情報 在米反日団体が昨年流布 産経新聞
Sankei Web南京攻略描く米映画制作情報在米反日団体が昨年流布≪中国当局と密接に連携≫
 【ワシントン=古森義久】日本軍の南京攻略を描く映画が米国ハリウッドの著名俳優、クリント・イーストウッド氏の監督で制作されるという中国発の報道が同氏の代理人によって否定されたが、その情報は最初、米国内に拠点をおき中国当局と密接に連携する反日団体から公式の「プレス発表」として宣伝されていたことが判明した。
 「南京虐殺を題材とするハリウッド映画が『南京・クリスマス・1937』というタイトルでイーストウッド監督、女優メリル・ストリープ出演で制作される」との情報は上海の新聞「文匯報」が一月十八日付で報じたが、米国内の中国関連動向に詳しい専門家は、同趣旨の情報が「第二次大戦アジア史保存連盟」(ALPHA)という組織のロサンゼルス支部が公表した昨年12月10日付の「プレス発表」に記されていると指摘した。ウェブサイトに残る「発表」には「ハリウッドがついに『紫金山が燃えるとき』という小説を原作に『南京・クリスマス・1937』という映画を制作する」とある。
 在米中国人を主体とするALPHAは活動目的について「日本は侵略や虐殺に対し公式謝罪も賠償もしておらず、その実行を求める」としており、中国当局が関与する「世界抗日戦争史実維護連合会」傘下にある。日本政府や企業を常に糾弾し、事実に反する主張で日本を攻撃する点では明確な反日団体といえる。
 母体となる「連合会」は中国国営の新華社通信につながるサイトを持ち、中国主要都市で当局の支援を得て集会を開くなど、中国政府と密接なきずなを持つといえる。ALPHAは90年代後半、アイリス・チャン著の「ザ・レイプ・オブ・南京」の宣伝・販売に協力した実績もある。こうした政治的組織が「文匯報」より1カ月以上も前に「南京事件のハリウッド映画制作」の情報を流していたことは、この虚報が中国当局の意図をにじませたプロパガンダだった可能性をさらに高めることとなった。
 なお、日本軍の南京攻略を主題とした「紫金山が燃えるとき」は昨年夏に米中両国で出版されたが、著者で南京出身の在米中国人文学者、祁寿華氏自身は、ALPHAの「発表」は事実に反すると強調していた。@ネットビュー
【2006/03/07 東京朝刊から】

ありゃ、引用間違えました。まぁいいでしょう。

で、ネットで調べても既に撮影済みの「父親たちの星条旗」に関する記事が日本国内では確認出来ませんでしたので、おいらが勝手に調べて和訳しました。
どぞ。
Movie - Flags of Our Fathers MC Movies
第二次世界大戦を題材に取った映画「Flags of Our Fathers」(邦題:父親たちの星条旗)は、監督クリント・イーストウッド「ミリオンダラーベイビー」「許されざる者」)、スティーブン・スピルバーグ「プライベート・ライアン」「シンドラーのリスト」が共同制作の作品。
(ドリームワークス配給)

1945年2月。 ヨーロッパ戦線は連合軍の一方的勝利で終わりましたが、太平洋戦線は泥沼の様相を呈していました。
太平洋地区の戦争で非常に重要且つ、最も多くの血を流した戦いのひとつは、米国史上、特にシンボリックなイメージ(擂鉢山に星条旗をはためかせた5人の海兵隊員と1人の衛生兵の写真)として著名な硫黄島の戦いでした。

その瞬間を捕らえた写真は、厭戦気味だった米国の国威掲揚のシンボルとなり、擂鉢山に星条旗を立てた6人のその後の消息は割愛され、この6人の米兵は祖国の英雄へ祭り上げられました。実はその時点で彼らの半数は戦死していたのです。
そして生き残った「星条旗掲揚者」は、自分たちが既に祖国の英雄である事実を知らないまま、軍費捻出の国債発行全米キャンペーンに駆り出され、熱狂する米国民は無利子の国債を大量に購入しました。
(彼らは何の栄典もなく戦い、そして戦地で死んでいった自分達の戦友と離れ難く、前線に戻りたい旨陳情していました)

「父親たちの星条旗」はロンパワーズとジェームスブラッドリー競作のベストセラー書に基づいています。
(パワーズは、Easy Companyにて「battle of Iwo Jima(硫黄島の戦い)」、「the fates of the flag raisers(星条旗掲揚者の運命)」、および彼らの兄弟より記録を留めました)
原作者ジェームス・ブラッドリーの父(ジョン"Doc"ブラッドリー)は6名の星条旗掲揚者のひとりでした。
ジェームスは1994年に父が亡くなるまで、硫黄島でのエピソードの詳細を父より聞く事は出来ませんでしたが。

映画「Flags of Our Fathers」(邦題:父親たちの星条旗)の主要俳優陣は、ライアン・フィリップ(クラッシュ)、ジェシーブラッドフォード(ハッピーエンド)、アダムBeach(ウインドトーカーズ)、ポール・ウォーカー(イントゥ・ザ・ブルー)、ジェイミー・ベル(リトル・ダンサー)、バリーPepper(プライベート・ライアン)、ジョン・ベンジャミン・ヒッキー(フライトプラン)。

クリント・イーストウッドは脚本家にオスカー受賞者ポールヘギス(ミリオンダラーベイビー)、 ロバート・ローレンツ(「ミリオンダラーベイビー」「ミスティックリバー」)を製作責任者へそれぞれ指名しました。


【拙ブログ関連過去記事】
クリントイーストウッド監督 「南京大虐殺映画」 顛末記
中国紙 「南京大虐殺」をクリント・イーストウッド監督 メリルストリープ主演で映画化と報道
【映画】男たちの大和
クリント・イーストウッド監督 「硫黄島からの手紙」 「父親たちの星条旗」
映画 硫黄島の星条旗 石原都知事とCイーストウッド会談
硫黄島守備隊 栗林忠道中将の訣別電報が改竄されていた
帝国海軍善玉 陸軍悪玉論は GHQの情報操作で真っ赤なウソ?

Flags Of Our Fathers: Heroes of Iwo JimaFlags Of Our Fathers: Heroes of Iwo Jima
Michael French James Bradley Ron Powers


Amazonで詳しく見る
by G-Tools


散るぞ悲しき 硫黄島総指揮官・栗林忠道
by 梯 久美子
新潮社 (2005/07/28)

単行本
定価:¥ 1,575
価格:¥ 1,575
売り上げランキング: 1,213位
通常24時間以内に発送
オススメ度の平均:
rating:4 軍人といえども人の親、夫なんだと改めて思った本

rating:5 泣けました

rating:4 悪くない、だが何かが違う



「玉砕総指揮官」の絵手紙
by 栗林 忠道, 吉田 津由子
小学館 (2002/03)

文庫
定価:¥ 630
価格:¥ 630
中古:¥298(Amazonマーケットプレイス)
売り上げランキング: 29,853位
通常24時間以内に発送
オススメ度の平均:
rating:5 日々のくらしの延長にあった戦争

rating:4 国と家族を愛した軍人の絵手紙

rating:4 真摯に生き、家族と国を愛した軍人の話



硫黄島の星条旗
Book硫黄島の星条旗
posted with All Consuming at 2006. 1.15
by ジェイムズ ブラッドリー, ロン パワーズ, 島田 三蔵
文藝春秋 (2002/02)

文庫
定価:¥ 1,000
価格:¥ 1,000
中古:¥147(Amazonマーケットプレイス)
売り上げランキング: 76,412位
通常24時間以内に発送
オススメ度の平均:
rating:3 アメリカから見た硫黄島



【追記】
TB先で知りました。
オフィシャルサイトがありまする。
The Flags of Our Fathers Movie Site
The Flags of Our Fathers 予告編(現時点では見えません)
http://www.flagsofourfathers.net/trailer.shtml

G+のニュース
height="240">




Posted by kingcurtis 固定リンクComments(3)大東亜戦争 | 映画
Edit



この記事へトラバ
昨年10月、クリント・イーストウッド氏が、太平洋戦争における、硫黄島の戦いを描いた2本の映画を同時に公開することを決定。アメリカ側からの視点の作品「父親たちの星条旗(原題:フラッグス・オブ・アワ・ファーザーズ)」と日本側からの視点で描いた「硫黄島からの手紙(...
イーストウッド監督、硫黄島が舞台の2本の映画を同時公開【Y's WebSite : Blog 〜日々是好日〜】at 2006年03月10日 07:54
かねてから噂されていたクリント・イーストウッドが監督するといわれていた硫黄島の日米の攻防戦の映画は、どうやらアメリカ側から見た「父親たちの星条旗」と日本側から見た「硫黄島からの手紙」の二部作品になるらしい。 そして、その日本側から見た「硫黄島からの手紙...
クリント・イースドウッド監督「硫黄島からの手紙」に渡辺謙が主演【シネマつれづれ日記】at 2006年03月10日 22:04
クリント・イーストウッドが監督する映画「硫黄島からの手紙」 渡辺謙・二宮和也・中...
硫黄島からの手紙【演劇ニュース | シアターレビュー】at 2006年04月20日 00:03




コメント
ストリームもあるぜよ。
彗星がいた!
Posted by さみ〜♪ at 2006年03月10日 00:41
ちょい、URL↓↓

http://www.yomiuri.co.jp/stream/
Posted by さみ〜♪ at 2006年03月10日 00:43
GJ!

記事挿入完了w
Posted by kingcurtis at 2006年03月10日 01:52
  ※ コメント認証制です。URL記述不可。久保田直己さんの名誉を毀損したり誹謗中傷する書き込みは固くお断りします。
※ 全角換算400文字超を入力するとコメント飛びます。要分割投稿。