2005年06月21日

ミュージカルバトンは音楽著作権管理団体の陰謀

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ミュージカルバトンの陰謀説ですな。

ミュージカルバトンは音楽著作権管理団体の陰謀? 二匹狼の遠吠えさん
( ´_ゝ`)フーン

ま、発信者(ブロガー)がどこの誰か分からんし、
書いている内容の真正さは全く担保されていないし、
HDDに音楽ファイルを圧縮格納したとしても、その行為自体は合法だし、
どこをどう突いても陰謀しようがないというのが、当たり前の感想ですが・・

結構、奥が深いですよ。

改めて二匹狼の遠吠えさんのご意見を正しくトレースすると、
「将来的に、外付けHDDのみならず内蔵HDDへの音楽課金」を目的にリサーチする。
ですから、書き込み〜即、身元割り出しには繋がらないのは当然です。
当該エントリーのリンク先が
iPodばかりか外付けHDDにも音楽課金とは,乱暴な ITPro

興味深い記事ですので内容を要約引用しますね

私的録音録画補償金制度
個人で音楽を楽しむ目的でMDなどのデジタル録音機器に楽曲や映像をコピーすることを認める代わりに,権利者に対して補償金を支払うという制度。

楽曲に関しては音楽専用の録音機やメディアに対して価格に上乗せして課金され,権利者に配分される。金額はカタログなどの表示価格に対して機器本体の場合約1.3%(上限1000円,録音機能2基搭載の場合1500円),媒体で約1.5%だ。MDで計算すると1枚あたり約3〜4円程度。

補償金の支払いの対象となる具体的なデジタル方式の機器や記録媒体は政令で指定することとされており,現在までに政令指定を受けている録音目的の特定機器及び特定記録媒体は,DAT,DCC,MD,CD-R,CD-RW。(引用終わり)


思うに、レンタル屋や知人から借りてきたデジタル媒体を複写する事を念頭に置き、権利者の権益を出口ではなく、入り口で捕獲する事が目的だったのでしょう。課金が簡単だから。
NHKの受信料に似ているね。
しかし、DATとかDCCって、凄いですね・・
DVD媒体は看做し規定なのか、華麗にスルーパスなのか不明です。

ここに、モバイル記録媒体内蔵(乃至脱着式)音楽プレーヤーを盛り込もうとする怪しい動きがあると。
で、面倒だから、PC内蔵HDDにも課金しちゃえ!

文化庁の分科会では
「パソコン内蔵又は外付けのハードディスク・ドライブ,データ用CD-R/RW等が私的録音録画補償金の対象となるよう必要な法改正を行うべきである」


だそうです。
という事で、
全てのHDD、シリコン系記憶媒体、携帯電話、HDD内蔵VTR並びにテレビ、光学媒体対応ゲーム機、IT連動情報家電は軒並み網羅的に課金対象となり、蚊帳の外の映画業界団体やゲーム業界団体らと音楽業界団体は「濡れ手に粟」の私的録音利権を巡って壮絶なバトルを繰り広げ、日本のデジタル産業は一挙に衰退。
代わって、韓国や中国からの新興勢力が間隙を縫って隆盛し、我が国の家電メーカーはマーケットから駆逐され、挙句資源もない、技術もない、未成年者の売春産業と、萌え系、各種マニア向けアダルトビデオが国内産業の三種の神器となり、我が国の活力は夕日と共に沈んでいく・・・・

なんて馬鹿な話になり兼ねませんな。

Musical Batonが我が国の没落を招くなど、法螺吹き話でスミマセン。


Posted by kingcurtis 固定リンクComments(2)Web 
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コメント
ご紹介ありがとうございます。

>HDDに音楽ファイルを圧縮格納したとしても、その行為自体は合法だし
フォローしてくださってますが、違法所持者をリサーチするのに使えるという意味で書いたのではなく
あくまで将来的に課金を目論んでいる私的録音を今やどれだけの人が行なっているのか
リサーチするのに使えるなあと思って書いたエントリでした。

与太話に過ぎないですが・・・下手なアンケートよりは回答の精度が高い気がしています。
Posted by Munegon at 2005年06月21日 20:41
>Munegonさん
こんばんは〜 趣旨は十二分に了解していますよ。
が、余りにもタイトルが扇情的ですから(上手な釣りですね)
あっしの初見の感情〜それを読み込むにつれ、逆に引き込まれた心情の流れを再現して書きました。
着眼点が素晴らしいエントリーですね。
Posted by king curtis at 2005年06月21日 23:09
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